両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラブナ釣りとふるさと納税

 ふるさと納税をさせている方も多いと思うのですが、元々大都市に納める税金の一部を、ふるさとに納税しようとするものでした。ところが現実的には返礼品目当ての納税となった事で、ふるさとでも何でもない地方へと納税(寄付)することになりました。


 当然大都市に住む人たちだけでなく、地方都市の住人もふるさと納税を利用しますので、なんのことはない一部の地方では税収が減ることになったのです。


 勿論反対に返礼品のお得感がある地方へは、寄付が多くなったことで、とんでもなく多い税収を得る都市も現れました。それが大阪府の泉佐野市ですが、独り勝ちを怒ったのかどうか知りませんが、国が地方交付金をストップするような暴挙に出る事になりました。


 実はヘラブナ釣りがふるさと納税の返礼品にもなっているのを知ってましたか?これが全国に広がれば良いと思うのですが、それほど取り上げられてないのが現状です。


 下記は筑波流源湖ヘラブナ釣り回数券(3枚綴り)で18,000円の寄付金です。
https://item.rakuten.co.jp/f085219-yachiyo/az002ya/


 筑波流源湖 ヘラブナ釣り回数券(10枚綴り)だと60,000円です




 兎谷津へら鮒センター1日釣り券3枚セット こちらは12,000円です。
https://item.rakuten.co.jp/f085464-sakai/k1572/


 マルキユーのヘラ人気エサセットは17,000円の寄付
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1350844&query_id=572137c5-ad34-4106-9ef8-3de76296599b


 そして合成竿も用意されているのです。但し160,000円ですが・・・


 佐屋川での釣り場全域で使用可能な1年間釣券1名様分



 ルアーやリールなら多数出ているんですが、ヘラブナ釣りに関係するのはこの程度です。少ないですが・・・それにしても還元率が悪そうですね。


 ただここで問題なのが、そもそもふるさと納税が本来の目的からの逸脱して、国による政策で返礼品を許可したのが間違いだったのです。


 市町村役場では返礼品の選定や、寄付を受けるシステムなどは慣れないことでしょうから、全ての業務を民間頼りとなりました。


 窓口としては20余りのポータルサイトが用意されています。


 さとふる
https://www.satofull.jp/


 ふるなび

 楽天


 知ってましたか?その民間の窓口は、運営費を稼ぐために寄付金から手数料等を取っています。民間企業ですから当然と言えば当然の話です。


 ふるさと納税をする場合には、寄付額と返礼品の内容を確認しますが、本来であれば同じ返礼品であれば、どこのポータルサイトを利用しても同じのはずです。
 ところがポータルサイトの利用料と返礼品の調達手数料そして返礼品の額が、そのポータルサイトによって違っているのです。


 同じ返礼品でも寄付額が同じ場合は、実は地方都市に入る寄付金の額が違っているのです。そのため総務省は税額の50%以上の経費を掛けないようにとしたのです。


 つまり元々10,000円の寄付をしても、その地方には5,000円を下回る寄付しか受け取れなかったのです。


 その結果このポータルサイトによって、同じ返礼品でも寄付額が違っている事が起きます。例えばAのサイトでは10,000円の寄付によって得られる返礼品があるとします。それが同じ返礼品にも拘わらず、Bのサイトでは8,000円、Cのサイトでは12,000円の寄付額となります。


 もし京都市にふるさと納税をしようとする場合は、色々なポータルサイトを確認して、同じ返礼品でも寄付額が少ない方を探した方が良いのです。


 納税者は10,000円から2,000円の天引きがありますので、8,000円の税金を支払ったことになります。その結果地元のに支払う納税額から8,000円引かれて納税します。
 しかし10,000円の税金が8,000円支払ったことしても、現実的には5,000円の税金しか払ってないのです。それ以外は手数料や返礼品に変わっているのです。


 ということは税金の一部は地方ではなくて、商品の提供会社やポータルサイトへの支払ったことになりますので、税金を民間が受け取る権利を得たのです。何となく矛盾していると感じてしまいます。


 税金を国や地方ではなく民間に支払ったのです!!!


 これはとんでもないシステムだと思いませんか?実態は知りませんがポータルサイトと政治家が繋がっているような気にさえします。マスコミはどうして取り上げないのでしょうね。


 と・・・矛盾を感じている私ですが、ふるさと納税を利用している1人でもあります(笑)。


 今回の話は、ヘラブナ釣りを盛り上げるために、メーカーが地方自治体に働きかけて、ヘラブナ関連商品を取り上げる運動をして欲しいことと同時に、同じ返礼品を選ぶなら、色々なポータルサイトを見比べると良いってお話です。同じ返礼品でも寄付額が少ないポータルサイトは、良心的といえると思うのですが、実はポイントの貸与があるところが、比較的高価に設定されているようなしないような・・・確認してみて下さい。