両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 5月4日(火)祝 快晴

 緊急事態宣言下ですが滋賀県にある清風池へ釣行してきました。さすがに人は少なかったのですが、快晴のとても良い天気で気持ちの良い釣り日和の1日となりました。


 この池は一人ポイントが多数用意されていて、人と人の感覚がとても広く取れるようになっているのです。そういう意味では釣り会での訪問はどうしても密になってしまいますが、個人で訪問するにはとても良い環境で楽しむことが出来るようになっています。


 冬場はとても厳しい池ですが水温の上昇に伴って活発に動き出すので、良いサイズが釣れてきて腕が痛くなるほどです。ただもっと水温が上昇してしまうと、今度は一気に集まりすぎてしまって釣りにならないのです。そんな状態でも上ずらせないようにして釣り上げるのが釣技ですが、私のような素人では手に負えなくなってしまいます。


 次回の清風池での大会は6月を予定していますが、7月の梅雨時期と高水温の8月は釣り天狗で、また少しでも水温が下がり出す9月に大会を開く予定でいます。それまでは個人的に釣行して一人悦に入るのも良いものだと思い込もうとする気楽な私でいます。


 実はこの清風池は釣れるヘラブナの平均サイズが大きいのが魅力なのですが、このように淡竹の竹の子もこの時期の魅力なんです。あちこちにニョキニョキと頭を出します。

 今回はまだ初期でしたのでそれ程に大きくなっていなかったのですが、このまま伸ばしてしまうと釣りに支障を来しますので早い目に刈り取る必要があります。ってことで欲と二人ズレで刈り取って持ち帰ったのは言うまでもありません。
 この太さでもう少し伸びていると良いのですが、取り敢えず持ち帰って下処理をしました。孟宗竹と違って竹の皮の方が多くて全体の4分の1程度に減ってしまいました。


 さて今回の様子です。いつものように縦の浮き桟橋のポイントで北向きに入りました。陽を後ろから受けますので浮きが見やすいので選んだのですが、当たりが出るまで時間が掛からなかったのです。
 初めは昔懐かしいダイワの天峰 剣の16尺でスタートです。浮き桟橋は17尺まで使えますが人が多い場合は出しにくいサイズですが、今日は人が少なかったので16尺を出しても迷惑を掛けませんし、久しぶりに強い引きを味わおうとの趣向でした。


 ただ触りは1投目から出るのですが良い食い当たりが出ません。何投目かでヌーッと入りパシュッと合わせると上唇センターで釣れてきました。今日はグルテンで通す予定でいたのですが、それでも早くから当たりが出るのは水温が高い証拠でしょう。
 やはり古い竿ですから思った以上に先調子です。


 なかなか形も良く34㎝を超えるいいサイズです。

 続けて隣で紅が15尺で釣り上げています。抱卵している雌のヘラブナで38㎝を超えています。

 当たりが出るものの快調に釣れているとまではいえないのですが私も38㎝を釣り上げたのを気にHERA Xの9尺に変更です。


 やはり浮き桟橋では短竿が釣りやすいです。これから怒濤の(笑)と言いたいのですがそうは上手く行きません。周りの釣り人を見ているとそれ程快調に釣れているようには見えません。どうも皆さんうどんを使っておられる様子です。うどんでは当たりが遠いのは間違いないのですが、実はどうしてうどんを使われているのかは直ぐにわかったのです。
 それは私が使っているグルテン餌ですらワーーッと寄ってくるのです。それこそ浮きが立たないほどに寄ってしまうのです。コレでは釣りになりません。
 浮きが立つ頃にはもう餌がなくなっているのです。そこで作戦変更で再スタートしました。


 それからはなかなか良いサイズが釣れて来て数も稼げるようになってきました。オスのヘラブナで40㎝の大助です。

 続けで40㎝を少し超えたこちらもオスの大助です。

 今日が大会の日であれば合計80.1㎝ですから入賞していたのは間違いありません。まっ得てして大会でない日の方がよく釣れるものですけどね。ってことで今日は31枚を数えることが出来ました。
 他の方達は10枚がやっとの数量だったのではないでしょうか。うどんでは当たりがどうしても遠くなりますので団子餌でも工夫次第でなんとか成立します。以前にも今日のように湧いて仕方ない日に遭遇したことがあるのですが、その日は全くお手上げで釣りにならなかった記憶があります。今回は少しの工夫でなんとかなりましたが、次回の6月大会ではどんな対応をすべきか悩みます。水温ももっと上がっているはずですから、湧くのも尋常ではないような気がします。
 もう一工夫が必要な気がしますが何をどのようにすれば良いのでしょうね。大会までにもう一度お試しが必要な気がします。