両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 4ヶ月ぶりの清風池

 昨年度末に釣行し手痛いしっぺ返しを喰らった清風池。底釣り限定池ですが、うどん以外に団子やグルテンも使えますので、色々と餌を変えて楽しんでいました。
 うどんではカチッとした当たりを返してくれるのですが、団子やグルテンではややこしい当たりが多くて、うどんに慣れている私としては随分苦労したものです。
 ところが偶然とは恐ろしいもので、訪問回数を重ねる度に釣果を伸ばしていましたので、皆さんが言うほど難しい池ではないと高をくくっていたのです。が!!やはりそんな甘い池ではなかったのです。昨年の12月の訪問では、なんと!たった2枚しか上げられなかったのです。当たりもその2枚を含めて4回か5回程度で、後は生命反応が全く出ない浮きの見本市の有様でした。
 これは無理!と逃げ出していつもの淀の釣り天狗池に変更することとなったのですが、1度付いたグルテン当たりをうどん当たりに切り替えることが出来ずに、1月の3日を最後に2月6日以降長い長い低迷期を迎えてしまいました。


 桜も散り始めやっと春らしい暖かい日々が続き出しましたので、やっと訪れてみようと釣行し決意しました。暖かくなってヘラブナも活発に動くようになったであろうとの思惑ですが、本音では尺半のヘラブナが釣れだしていること、新ベラのサイズがなかなか良いサイズである事が訪問を決意させました(笑)。


 さて、暖かくなってから何故か風邪を引いてしまった私ですが、暑いくらいの快晴の土曜日でしたが、ヘラブナは私にも微笑みかけてくれたのでしょうか。


 とても穏やかで快晴の少し暑いくらいの良い天気でした。厳寒期の寒い寒い日に釣りをしていたことを思うとなんて天国なんでしょう。


 今回は空いていましたので初めて浮き桟橋に入りました。東向きですから山の木々が水面に映るので、浮きも見やすいのですが、桟橋ということもあり清風では初めて13尺を出しました。
 1回目が南側の固定桟橋から19尺、次は事務所前の西側の固定桟橋から18尺、次は北側の固定桟橋から16尺、そして前回が北側の固定桟橋で18尺と中長尺ばかりでした。


 取り敢えず釣り支度をして戦闘開始ですが、団子とグルテンを同時に用意しました。なかなか当たりが返しませんので、団子をポンポンと打ち込んでいきます。どれくらい経ったでしょう、10分か15分長くて20分程度で水面が黒くなるほどヘラブナが集まってきました。今か今かと当たりを待っているのですが・・・当たりが出ません。あれ?


 回りを見回してもそれほど竿が立たない様子。後ろからはボーズとか1枚とか聞こえて来ます。こんなに集まるほど食い気があるのにいったいどうしたことか。
 少しずつ餌を加工するのですが良くありません。午前中頑張って6枚で終了しました。


 昼食後、ハリスを黒糸に替えてみますが、それほど目立って良くなりません。取り敢えず床を取り直して、また餌を作り直します。
 途中うどん餌を試してみたのですが、何かが突いている様子でヘラが食ってきません。またまた別のグルテンを用意して釣り出すと犯人がわかりました!去年産まれたヘラ子です。続けて釣れて来るではないですか。12~5㎝程度のヘラ子が床に群れている様子。


 ばらけにくいしっかりめのグルテンを作って再挑戦。当たりがとても遠くなってしまいますが、相変わらず真っ黒になるように集まっています。
 苦労して苦労してやっと23枚で終了しましたが、なんだコレ?ってことで水温を測ってみました。
 ナントナント19度もあるではないですか!!手を洗う水が温かいとは思っていたのですが、急激に水温が上がったのかも知れません。ヘラブナが上ずっている様子です。
 おまけに水面には桜の花びらが一面に広がり、浮きが桜の花の中にあり道糸や針にまで絡んできます。ヘラブナをすくうと花びらが玉に張り付いてしまいます。


 水温はこれからも上がり続けるでしょうが、平均水温が安定する頃にはまた爆釣出来るようになると思います。
 取り敢えず、何種類かの餌を作り直してみて、やはりグルテンが良かったと思います。そのグルテンにナントブラックバスが釣れてきたのです。
 引きは鯉を掛けたような感じでしたが、変に長いし柄があるので途中からブラックバスとわかりましたが、50㎝近くはある大物です。
 誰かが捨てたのかと思ったのですが、ジャミ対策のために池主が放流したようです。

 
 また少しだけ時間を空けて再訪しようかと思いますが、清風池の良いところは釣れてくるヘラブナのアベレージが大きいことです。今回は41㎝弱のサイズが最大でしたが、46㎝も何回も上がっていますから、やはり固定桟橋から長竿を振り回すことにしましょうか。