両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 9月20日(月) 敬老の日

 敬老の日に清風池に行ってきました。とっても盛況で多数の釣り人が竿を曲げていました。自分の行動を棚に上げてしまいますが、緊急事態宣言中だということを忘れてしまいそうです。


 来月には清風池としては今年最後の大会となります。事前調査にはまだ早いので先にポイントを決めないで、どこか空いているポイントがあればそこに入るつもりでした。ただ固定桟橋の方が良く釣れるイメージがありますので、一人ポイントの固定桟橋があれば入ってみたいと思っていたのです。ところが今日は満員で池主が気を効かせて大会の釣り座を確保してくれていたのです。そうなると当然そこに入るべきとなって縦桟橋に入ることと致しました。


 随分と朝夕が涼しくなってきましたが水温はどの程度の変化をしているか気になったのです。ただでさえ雨が降ると底水と上層の水温に差が出来てしまって、底釣り専門池ではなかなか難しい対応が迫られてしまいます。
 ある程度の深さがある池の場合はまた違っているのでしょうが2~3m程度の池が一番変化が激しくて、雨の量によって随分と底水の水温が下がってしまってヘラブナが少し上に留まってしまう事が起きます。これは冬の冷え込んだ朝にも良くあるパターンでオモリの位置程度に留まっているイメージがあります。それを如何にして底に向かわせるかが至難の業となるのですが、今のところコレだ!との解決策が見いだせないままになっています。
 それが両うどんの底釣りの場合はメインの餌がうどんですから、まぶし粉の粒の大きさなどを変えてみて工夫を凝らすのですが、団子餌となるともっと劇的な変化が期待できるはずですが、アレコレと試しては今のところ撃沈を繰り返しています。


 今回も台風が過ぎ去った2日後ですからまだ底水の水温が低いだろうと想定して、朝一番の餌作りをアレコレと想定して準備しました。当然底釣り限定池ですから底用の餌を基本に作るのは間違いないのですが、メーカーのうたい文句をそのまま信じて作っても良い結果になった試しがありません。そこでない知恵を絞っては色々と試すので餌袋が増えて仕方ないのです。餌バッグを見られるとこいつは下手だ!と直ぐに見破られてしまうんですねよねぇ(T-T)。


 今日はやはり底水の水温がとても低かったのです。それは最初に釣り上げたヘラブナがとても冷たかったのです。その魚がコレで良いサイズだと思ったのですが、38.5㎝しかありませんでした。

 紅も今日は調子が良さそうで快調に釣り上げています。良いサイズだと思ったのですが36㎝丁度でした。紅は今日の難しい状態でも11枚釣り上げていました。

 今度こそ大助だと思ったのですが39.5㎝と少し足りません。

 しかし今日は良い当たりが上手く出せません。池主にお聞きしますと私の入った釣り座は殆ど人が入らないそうで、その為に餌の食いが悪いのかも知れません。
 朝から短竿で頑張っていたのですが、寄せようとし過ぎたために上ずるというか集まりすぎてしまって餌が上手く保たなくなってしまいました。浮きが立つ頃には既に餌が無いですからお手上げです。そこで今度は一気に15尺に伸ばしてみました。結果としてはコレがまたまた失敗でなかなか当たりが出ません。やっと集まりだしたのはなんとなくわかるのですが、底釣りらしい良い当たりがでなくて苦労しました。
 結果として大助1枚が釣れて39.5㎝と40.5㎝ですから2枚長寸大会だとすると80㎝ですから、最近の大会に比べても優勝サイズでしたが、来月は-3㎝のハンデが付いていますので優勝するには80㎝では無理でしょうね。

 今日は無我の会の藤田代表、今井世話人、広瀬役員の3名と伏見の松本長老が来られていました。なかなか苦労されている様子でしたが、餌を触るととても良い感じで当たりが出ない方がおかしいと感じるほどの良い仕上がりだったのです。それでも良い当たりが出ないのはやはり底水が冷え込んでしまったためでしょう。

 今回朝に2種類午後から2種類と4種の餌を作って試してみたのですが、開きが早いとアッという間に上ずってしまいます。それも大量に湧いてしまいますので開きを極端に落としてみると今度は全く当たりが出ない状態で、今日はコレが当たりとの餌作りが出来ずに課題を残す結果となってしまいました。釣果としては27枚でしたが全く納得の出来る釣りではなく気持ち的にも撃沈です。
 今までは3種か4種作った餌の内1つは良い調子の餌を見つめることが出来たのですが、今回は全く駄目ですからやはりもう一工夫する必要があると思いました。
 しかし・・・さてどうすべきだったのでしょう・・・う~ん・・・。