両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 12月22日(日)

 前日に滋賀の清風池で釣り大会を開催しましたが、連続撃沈でしたので疲れるだけでいい釣りが出来ませんでした。その精進落としのつもりでホームグラウンドの釣り天狗池に釣行です。
 先週の清風池では良くなかったのですが、同日釣り天狗池に行かれた方からの報告では天狗池もあまり調子良くなかった様子です。奇しくも同じ日に両池とも良くなかった様子ですが、今回は果たしてどのような結果となる事でしょう。


 土日と連続釣行する場合は、必ず片方の釣行はいつもより遅めの訪問としています。やはりたった30分といえども遅らせることで身体の疲れ方が全く違っているのです。あるベテランはまだ魑魅魍魎が闊歩する真夜中から釣り場に到着されていますが、私的には年がら年中遅い目の釣行としているのです。それはある日のこと場所取りも兼ねて随分と早く池に到着したことがあったのですが、その日の長かったことは忘れることが出来ません。今は7時間程度の釣りの時間としているのですが、その日はもう2時間長い9時間の釣り時間でした。たった2時間ですがとても長く感じたことは今でも忘れることが出来ません。
 釣りの時間は神経を集中していますので、それこそ疲労困憊で随分と疲れた記憶も残っていますから、夜が明ける早い季節であっても遅い時期としても同じ弛緩と決めて釣行するようになりました。同じように考えておられる方も数人おられて、私が釣り場に到着する相前後して来られて、15時には道具を仕舞ってさっさと帰られてしまいます。


 さて、今日の釣果です。先ずはこのサイズをご覧下さい。尺半を超えているではないですか!!

 残念ながら尺半を釣り上げたのは私ではなくて、またしても川久保師匠その人です。なんで川久保師匠ばかりに大助が来るんでしょ。今日も3~4枚釣り上げられていたはずです。
 この満面の笑みにテンガロンハットは何故か憎らしく見えてきますね(笑)。11月から始まった快進撃は2ヶ月が終わろうとしているにもかかわらず、今日もまた続いていたのですから恐れ入ります。敬意を表して今後暫くは川久保師匠と呼ぶことといたしましょう。

 本日は曇り空で午後から雨の予報です。この予報が全てを狂わせてしまいました。


 本来ならば大池に入りたかったので予約も入れていたのですが、雨予報で尚かつ小池の屋根下が空いていましたのでそそくさと入ってしまったのが、本日の最大の敗因だったと思います。
 小池では他にも大助を上げて居られましたので大助の確立は高いのですが、枚数的には多くても30枚以下だった様子ですから、当たりがとても渋くて苦労しました。
 その点小池から大池を望む位置で釣り続けていましたので、良く竿が立っているのが視界に入り、正直ウズウズしてしまいます。聞くとはなしに聞こえてくる話では、20枚から40枚余りの釣果だった様子です。やはり寒い時期は大池に限ると改めて思った次第です。


 私は小池としては長めの竿でスタートしたのですが、余りにも当たりが出なくて大池に移動しようかと一時竿を仕舞ったのですが、寒い師走に雨に降られるのは閉口とまたまた竿を出し直す始末、再開は7尺でスタートしたのですがこちらはもっと渋くて、それでもいつか寄るだろうと釣り続けていたのですが、時間が掛かった割に2枚と撃沈してしまい、仕方なしに再度長めの竿をセットして釣り出すような、積極的竿の選択というよりは消極的に選ばされている感があり、どうも締まりの悪い釣り方となってしまいました。
 7尺を出したのも実は同じ場所で50枚を超えた事があったのです。その記憶が余計に判断を鈍らせてしまいました。
 小大会では2位に滑り込めましたが38.5㎝と大助には届きませんでしたので、先日の清風池のフラストレーションからの解放とまでは行かなかったのです。


 小池に入った皆さんもそれなりに苦労されていて、数は余り稼げなかったのですが、右側が川久保師匠と淀の松本さんです。初期は大助を良く釣り上げていた松本さんですが、最近スランプ状態が続いています。
 川久保師匠も昨日は清風池に行ってはボーズを食らってしまったので、尺半を釣り上げて精進落としが出来たことでしょう。今日の釣り会もトップで釣り天狗でもトップを飾って賞金稼ぎをされてサッサと帰られました。

 田中さんも手術入院から退院されて、ヘラブナ釣りを再開されていますが、数釣りには定評のある方で、本日の小池では竿頭だったと思います。


 今年も次の29日の日曜日が最終釣行日ですから、いよいよあと1回の釣行を残すのみととなりました。次回は雨であろうが大池に入って大助は釣れたら良いって程度ですが、数はある程度釣り上げたいと思っています。
 小さなチクッとした当たりを取ってバシュとタイミングを良く合わせて釣り上げる気持ち良さは、腕の怠さや肩の痛みを残したとしても、気持ち良い年越しになることは間違いないと思っています。
 さぁて針でも結んで次の釣行の準備だけでもしておきましょうか。


 ふぅ~・・・しかし疲れた1日となりました。