両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会と個人の記録であり個人的感想です。

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 ヘラブナ釣り そろそろ春対策

 3月も後半になるとジャミも活発になり、新ベラの抱卵も見られるようになります。当然食い気も盛んになるので釣果が良くなりますが、それに伴って集魚効果が必要以上に現れてしまいます。


 特に底釣りの場合に集魚効果が発揮されすぎると、スレ当たりが頻発してなかなか食い当たりに繋がらなかったり、食い当たりの判別が難しくなってしまいます。そこで色々な対策を取る必要があるのですが、冬期の釣り方から完全に脱却するのが一番簡単で、確実な方法ではないかと考えます。


 1つには寄せすぎないことですから、集魚効果の高い餌を使わないことです。とてっても基本的にヘラブナ釣りようの餌は集魚効果が高いので、それでも添加剤などしゅぅぎょこうかが発揮されやすい餌があるのも事実です。


 例えばバラケマッハは多用される餌の筆頭ではないかと思うのですが、サナギなどの集魚材が多数添加されていますので、バラケさせたいだけであればもじりが適していると思っています。


 うどん餌の場合も色々と工夫するのですが、ペレットは基本的に集魚効果が高い餌ですから、使用する粒サイズや附着量のコントロールなどが必要で、そりれも釣り始めから釣り終わるまで一定ではなくて、集魚効果が出始めるとまぶす量を減らすなどの対策を取ります。


 また餌の沈下速度を早めることで、上ずり対策となるのですが、振り切りでの餌打ちをすると、どうしても水面を叩いてしまいますので、そっと餌打ちをするためには落とし込みが適していると思います。


 そしてなんと言っても浮力の高い浮きの使用です。浮力が高いと言うことは自動的に重いオモリを使用しますので、その結果として餌は早く沈下しますので、アピール効果軽減させることが出来ます。


 また重いオモリをぶら下げているのですから、ジャミなど弱い当たりは少なくし、ヘラブナの的確な食い当たりを出すことが出来ます。但しいつもいつもしっかりとした当たりが出るわけではないため、小当たりだとしても頻繁に合わせを入れる必要もあります。


 いってみれば集まったヘラブナを間引くような意味合いで、テンポ良く釣り上げることで、紛らわしい当たりを誘発させることも少なくすることが出来ると考えます。


 実は集魚効果が出すぎた場合に、集まっているヘラブナの数を減らすことはなかなか難しいのですが、ヘラブナが異常行動をする事で散らすことが出来ます。といって無理にスレをかくようにするのではなくて、釣り上げたヘラブナを長くその場で留めさせるのです。


 当然釣り上げられているヘラブナの動きは異常行動ですから、集まっているヘラブナには強い警戒心を与えますので、間引くことが出来るのですが、残念ながら食い気に走ってしまったヘラブナは、少々のことではへこたれないのです。


 そのため散ったヘラブナもアッという間に戻ってしまいますので、それこそうお手上げ状態となるのですが、なにをどのようにするかよりも、釣り上げる事が一番の対策となるのです。


 といってもそうは簡単に釣り上げられないので困るのですから、やはり最初から寄せすぎない対策を取るべきって事でしょうね。