両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会と個人の記録であり個人的感想です。

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 淀の釣天狗池 釣行記 3月23日(日)

 久しぶりの天狗池です。ただ今日は都合があり午前中だけの半日釣りです。


 天狗池はそれなりに人気がありますので、ある程度の釣り人は来ているのですが、往年の盛況は見る影もありません。その昔の記憶では、なんとか車を置く場所を確保しても、空いている釣り座がないなんてことは多々ありました。


 あるときなど大会をされているクラブの、空いている釣り座に入らせて戴いたこともありますが、皆さんどこに行かれたのでしょう。実際の所は高齢化で卒業されていったかたも多いのではと思いますが、昔の面影を追うことは辞めておきましょうか。


 天狗池も三代目となり、池の整備もされていますので、また色々と改善されて行かれることと思いますが、釣り人側からの提案も受けていただければ、またそれなりの人気も出るのではと思います。


 本当のところ最初の要望としては「日曜大助大会」の復活をしてほしいのです。以前までは33㎝以上のサイズ競争で、10位まで賞品と賞金が出ていたのです。たいした賞品ではないのですが、大の大人が目の色を変えて争っていたものです。

 この商品のおかげで、我が家で洗濯石けんを買うことはなかったのです(笑)。


 ただ釣り人の数が減っていますので、10位までは難しいとは思いますが、上位3位までとか、または入場者数が20人を超えた段階でとか。方法は色々とあると思うのですが、営業方法の工夫で集客力もアップすると思うのです。


 初代と話しいたことがあるのですが、昔は40㎝オーバーのヘラブナを集めるのが難しかったので、随分前から予約して大型サイズを放流していたとのことで、天狗池に行くと良いサイズが釣れるとの評判が確かにあったのです。


 ところが2代目になって小型サイズが放流されたことで、一気に大助率が低下してしまったのです。仕入れの問題もあったのでしょうが、池主が釣りをされないので、釣り人心理を理解していただけてないのかも知れません。


 でも3代目になって頑張っていただいていますので、近いうちに往年の賑わいが見られると思うのです。


 釣り人も遊ばせていただくために協力を惜しまず。無理難題を言わないのが良いと思うのです。ん?私は・・・言っているのかも(T_T)。


 ってことで、今日も小大会を開催しましたが、実はこの小大会も、日曜大助大会がなくなった事が元々の要因だったのです。


 ってことで今日の様子です。・・・プロローグが長い!!


 今日は午前中だけですので、いつもより1時間早く池に到着して楽しんできました。と言いたいのですが、なかなか厳しい状況で苦労しました。


 先ずは先着されているメンバーに混ざって大池の南側に陣取りました。天気予報では南西の風が強いとされていましたので、また何となく入りたいと思っていたポイントが空いていたので当然の選択ではあります。


 遅れて到着した川久保さんは大池の北側に陣取ります。


 続けて来られた松本の御大も、風など何のそのと北側に陣取られます。その様子を私たちが南側に入っているのは、なんと軟弱なことでしょう。


 その後に到着した淀の松本さんは、1人大助狙いで小池に陣取ります。


 先ずはHERA Rの16尺を繋ぎます。最近天狗池の水の入替が多くされていますので、透明度が高くなっています。それこそ沈んでいるウキのボディすら透けて見えるほどです。そのため何投か餌打ちをするとヘラブナが集まっているのがよく見えます。ところが食い当たりがなかなか出ないんです。


 餌打ちを繰り返してやっと2枚を釣り上げますが、当たりの遠いこと遠いこと。でも釣る人は釣るもので竹藤さんと福谷さんは良く竿を曲げています。


 私の入っているポイントは、松本の御大が前日に40㎝オーバーの大助を釣り上げているとのことで、何となく粘りたい気分になります。

 大助を釣り上げると100円の金券がいただけます。


 しかし今日は釣っている時間が短いので、早く当たりを出そうとHERA Sの14尺を繋いでみます。暫くすると西風が強く吹き出し、ポイントに上手く餌打ちが出来ません。それを機に風が除けられる小池の西側に転進します。


  先ず初めに小池で陣取っていた淀の松本さんが検寸に来ます


 大池に残っていた竹藤さんが検寸に来ます。わざわざ口に掛かっていることを見せようと竿も持参ですが30㎝丁度でした。


 また大池の北側に陣取られていた松本の御大も検寸に来られます。

 検寸すると34.9㎝で選定1位です。


 私は転進後同じ14尺をだしていたのですが当たりが出ません。底掛かりで仕掛けを飛ばしたのを機に龍聖の8尺に変更します。ところがこれもまた全く浮きが動きません。そろそろ昼に近くなりますから、今日は2枚だけかと諦めかけたのですが、ラスト1時間のタイミングで月影の13尺に変更します。


 何投目かに当たりが出るではないですか!!。おっと思って餌打ちを繰り返し5枚を追加することが出来ました。そして12時直前の上がりベラが今日1サイズで36.7㎝あったのです。

 実はこの2枚前にも良いサイズが釣れていたのですが、なんと水面でポンッと針が外れてしまったのです。何となくの感覚では36.7㎝よりも大きかったと思うのですが、逃がした魚ほど大きいですから・・・実際はどうだったでしょうね。


 午前の段階で暫定1位で松本の御大が2位でした。午後から皆さんに追い抜かれるだろうと、後ろ髪を引かれる思いで帰宅することに、福谷さんも午前には帰宅されましたが、それなりの釣果が良かっただけに、私以上に後ろ髪が引かれたことでしょう。(笑)


 結局その後皆さん検寸されるも、順位は変わらずとのことで、今日の小大会は1位私、2位松本の御大でした。


 水温を測ることはしなかったのですが、水温が上がっているのは間違いないはずです。それなのに食い当たりがナガかでないのはどうしたことでしょう。皆さんそれなりに苦労されていましたが、よく分からないですね。春の食い渋りでしょうか。