両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 蓑虫(ミノムシ)を見かけますか?

 ヘラブナ釣りは郊外の釣りでもあるのですが、子供の頃は公園に行くとミノムシを見つけたものです。それこそどこにでもぶら下がっていたような記憶があるのですが、最近は全くといって良いほど見かけなくなってしまいました。


 野池組の皆さんは見かける事も多かったと思いますが、実はミノムシが絶滅危惧種に分類されている様子です。ミノムシと一括りにいっていますが実は数種類もいるのです。
 オオミノガ・チャミノガ・クロツヤミノガ・ニトベミノガ・・・・。


 どこにでもした一般的なミノムシはオオミノガで実は外来種だったのです。


 とんでもなく小さなミノムシも見たことがあると思いますが、それは単に小さな蓑虫ではなくて小型種で別種って事です。


 このオオミノガのミノムシも見なくなったのは、実は中国からヤドリバエが侵入し結果、ミノムシに特異に寄生しますので絶滅するほど減少してしまったとされています。全国の小川にもいたメダカが絶滅危惧種になった状態に似ています。


 何となく望郷のような懐かしさを感じるミノムシを見なくなったのは何となく寂しい気がしますが、気に掛けなければ無視していたのも事実でしょう。見なくなって久しいですから
、今の子供達はミノムシってなに?て事になっているのかも知れません。


 ヘラブナ釣りに行って浮きを凝視しているのはいいのですが、少し視点を変えて風景も楽しむ事が出来たとすると、どこかの枝にミノムシがぶら下がっているのを見つけるかも知れません。


 私は軟弱ですから野池には行かないのですが、釣り堀だとしても自然の残っている場所もあります、また釣天狗池のように側に川があり、桜の木も植栽されていますのでまだ自然を感じることが出来ます。


 座り続けているとエコノミー症候群になりかねませんので、身体を動かして血流を良くして血栓を作らないようにして、偶には風景も楽しむ余裕を持つのもいいことではないでしょうか。


 北風が吹き出し頃にミノムシを探してみては如何でしょう。どこかの枝にぶら下がっているかも知れません。
 そんなミノムシを見つけると案外良い釣りが出来るかも知れませんよ。