両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会と個人の記録であり個人的感想です。

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 ヘラブナ釣り 当たりとサイズと尺数

 ヘラブナ釣りでは、浮きに出る当たりは小さいというのが定番です。カッツケは別として、宙釣りのように消し込みに近い当たり方を示す場合もありますが、底釣りで消し込み当たりはほぼ100%スレです。


 底釣りは得てして小当たりが定番ですが、食い気の高い時期には、比較的大きな当たりを示す場合もあります。それでも1日中大きな当たりが出る事はなく、小当たりを掛け合わせることも多々起きています。


 私の場合ですが、浮きトップの塗り分けは、冬期では1㎝かそれ以下で狭い間隔ですが、盛期になると1.5㎝程度まで広い浮きを使う場合もあります。
 この狭い間隔の浮きでは、基本当たりは1節だけで、2節の大きな当たりはそれ程多くなく、1日でも5回は起きないのではと思います。


 同時に節を塗り分けされている黒線程度の当たりも、1日に数回現れます。その中には黒線の半分程度の当たりもありますので、基本は小当たりを狙うことで、大きな当たりにも反応が出来るのですが、2節の大きな当たりを待っていると、小当たりは逃してしまうことが多々あります。


 ただ今のところは、この黒線程度の当たりで大助サイズがれることは少なく、1節や場合によっては2節がツンと入る当たりには、大助サイズの確立が高いと感じています。勿論小当たりで大助サイズを釣り上げた事もありますが、圧倒的に大当たりの方が大助率が高いと思うのです。


 ここで悩ましいのが、ポイントを荒らしてでも小当たりを会わせて、小ベラを釣り上げて数を稼ぐのか、場を荒らさないように大きな当たりを待って大助を釣り上げるべきかです。


 やはり大きなヘラブナほど警戒心が高いと感じるのです。そのため釣り始めて最初の方で大助が釣れる確率が高いのですが、そのため釣り始めて小ベラばかりだと、ああ今日は大助は出ないと思ってしまいます。


 飼育している魚たちを見ていると、大きさが似通っているもの同士が群れをなしています。大型サイズに小型が混じることはほぼないのです。そのためヘラブナ釣りをしていると、大型サイズが釣れた場合は、その後も比較的大型サイズが釣れ続ける傾向にあるのです。


 釣り堀などでは、ポイントの移動はなかなか面倒であり、他の釣り人にも迷惑を掛ける場合もありますので、簡単にポイント移動は出来ないのですが、特に大会などでは固定ポイントとなりますので、小型ばかりでは諦めざる得ないのです。


 但しそこで出来る唯一の方法としては、尺数の変更です。仮に15尺を出していた場合は、一気に7尺や8尺に変更することで、別のグループを相手にする事が出来ます。決して15尺で集まったヘラブナを7尺のポイントまで寄せることは出来ないので、新しいグループを相手にすることになりますので、サイズが変わる可能性が高いと思っています。


 私の場合は大会になると必要以上といっても良いくらい尺数の変更をします。15-7-13-9のように変更することで、良い結果を導き出せる場合があるのです。多くは良い結果とはいえず自己満足で終わってしまいますが、尺数の変更は、ランチと合わせて気分転換にはとても良いと思っています。


 釣れない当たらないと嘆くより、出来る事は積極的に・・・ですね。なかなか忙しいのであります。