ヘラブナ釣り 大助が何故か釣れない
先ずは下の写真を見て頂きましょう。
書かれているように日本最大記録は64cm、3.8kgのヘラブナが、青森県の三沢市歴史民俗資料館にホルマリン漬けで展示されています。その実物大をぬいぐるみで展示されていて実際にその大きさを実感出来るようになっています。
64㎝が上がったのは青森県三沢市にある姉沼でした。当時70歳の高橋徳治郎氏が釣り上げたものですが、いわゆるヘラブナ釣りで釣り上げたものではありませんでした。
下記URLをクリックして頂きますと、魚種別日本記録が載っています。71.6㎝の黒鯛や37.2㎝のシロキス、36.5㎝の鮎など
http://fish.boy.jp/record.html
その中にヘラブナの記録も載っていますが、日本へら鮒釣研究会の会員がヘラブナである事を認定していますので、アイベラやコイベラと称されるような代物でもなさそうです。
さて、釣り堀のなかには50㎝台のヘラブナが放流されている池もあるようで、昨年度末には我が川久保師匠が50㎝オーバー(詳しいサイズを知りません)を釣り上げて年間チャンピオンに輝いたそうです。
基本的に夢50とは野池でのことでしょう。そういう意味では釣り堀や管理池で50㎝オーバーを釣り上げたとしてもな~んだって程度でしょう。だとしても良いサイズをつり上げて嫌な気は起きませんが、何㎝を釣り上げた!とも自慢し難いですよね。
最低限その池に何㎝のヘラブナが放流されているかで、最大サイズは決まるのですから運次第ではありますが釣れて当たり前となるでしょう。
最大サイズの記録はやはり野池でつり上げたヘラブナとなるとは思うのですが、だとしても野池で釣り上げるのは至難の業ですから、そうは簡単に記録ものは釣り上げられないでしょう。どこどこの池で記録ものが釣れたと聞くと駆けつけるヘラ師もいるわけですが、滅多に釣れないからこそ大助サイズは誇れると思うのですが、私のような軟弱な者としましては野池はハードルが高いのです。
釣れるか釣れないかわからない状態で、1日釣り続ける根性を持ち合わせていないので、楽に釣れるところへとなびいてしまいます。
実際色々なダム湖や野池に全国のヘラ師達が押しかけていたのは、もう30年以上も前の話ではないでしょうか。全体としての釣り師の減少もさることながら、団塊の世代の人達が70代の高齢期を迎えてしまった今となっては、無理して野池に出かけられるのは良くないと思いますので、決して無理をなさらないようにと言いたいですが、それでも野池に繰り出される猛者も居るわけで、出来るだけ人気の多いところへの釣行して頂きたいと思いますが、そんなところでは大型サイズは見込めないのでしょうか。
だとしても安全な釣り堀がやはりお薦め場所となります。ある時釣り堀でしたが釣っていてコテンと横に倒れた方がいました。それ程大事にはいたりませんでしたが、用心にここしたことはないですから無理は禁物です。
その楽に釣れる釣り堀(実際には楽には釣れませんが)でも、アベレージサイズが良い釣り堀であれば確率は上がってしまいます。それがまた自宅近くだとなお良いと思っているところにも、余計に軟弱さが表れているのですから、野池組にはどのように映っていることでしょう。
野池組から釣り堀組を見ると軟弱そのものと写ってしまうと思いますが、それでも手軽に大助が釣れるとなると、なかなか捨てがたいのであります。
とはいえ、釣り堀ですからたとえ新ベラだとしても0.4号のハリスが切られることは殆ど無いと思いますが、野池であれば1号は使いたいところでしょう。場合によっては1.5号2号なにんて事もあると思います。ヘラブナの馬力の違いが現れている良い例でしょうが、そういう意味ではやはり養殖されたヘラブナと野で育ったヘラブナとの違いは大きいと思います。
ただ釣り堀で大助を釣り上げるのは、私的にはただの偶然でしかないと思っているのですが、不思議と大助サイズを多数釣り上げる猛者がいるわけです。いったい何が違うのでしょう。不思議でならないのですが、私的には大助も釣り上げたいですが数はもっと釣り上げたいので、釣るべし釣るべしとなってしまいます。
ただ結果的に1日50枚釣って1枚か2枚大助が混ざれば良い方で、幾ら釣っても大助サイズが釣れない事も多々あります。しかしあの大西名人や川久保師匠はいとも簡単に大助を釣り上げてしまうのですから、やはり何か違いがあると思うべきでしょう。
特に大助の魔力に取り憑かれてはいませんから、良いサイズが上がらないからと嘆くことはないのですが、如何せんいつもの大会は枚数勝負ではなくてサイズ勝負です。結果としてどうしても後塵を拝するわけです。いったいどうすれば大助に確率良く巡り会えるのでしょうね。
もしこうすれば確率が上がるとの方法があれば是非お聞かせ下さい!!
私的な答えの1つとして持っていながら、私には無理だなぁって思う釣り方があります。それは黒線程度の小当たりを拾わない事ではないかと思うのです。ついつい変化があると合わせたくなってしまうのですが、それを我慢し真冬であったとしてもしっかりツンと入る当たりを合わせる。そうするとスレを書いてしまうこともなく、餌に集まっている小さなヘラブナが暴れることもなく、警戒心の強い大助サイズも安心して刺し餌を食ってくれると思うのです。
でも、当たりがあれば合わせたくなりますし、大助1枚より小助10枚の方が楽しいと思っているところは、「川久保師匠の1日大助1枚釣れたら良い」との境地には到底近寄りがたいのであります。
今年は数を狙いながらサイズを如何に上げていくかを課題としたいと思いますが、貪欲さがまだまだ抜けきらない私ですからさてどうしたものでしょう。キットどこに答えが隠れれていると思うのですが、それを見つけ出すことが出来るでしょうか。
これでまた1年掛けて悩み続けることとなるのでしょうねぇ。
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