両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 知っていても無駄ではない 緊急停止の方法

 先日大型バスの横転事故がありました。車の故障か人的事故か解りませんが、何れにしてもブレーキが効かなくなったときの対処方法を知っていても損はないとおもいますので、今回取り上げてみました。但しあくまでも緊急事態であり自らの命や同乗者の命を守るための最終手段ですから、決して実験するようなことはしないで下さい。内容についてディーラーに問い合わせたとしても、どこまで教えてくれるか解りませんが、所有されている車に緊急事態に対応できる機能があるかないかは確認されても良いと思います。


 さてヘラブナ釣りでは自動車移動がつきものですが、高齢者に限らずいつ誰にどんなことが起きるか解りません。多くはパニックに陥っていますので冷静な判断は出来ない可能性はありますが、そんな時に緊急に取る方法を知っていると少しは役に立つかも知れません。但し次に挙げる方法はあくまでも緊急事態で自らの命や同乗者のを守る方法ですから、興味本位で実験をしないようにして下さい。場合によっては車を壊してしまう可能性もありますので注意して下さい。


 最近の車ではエンジンの始動方法としてスタートボタンを押すタイプが増えています。車種によって違いがありますが、ブレーキを踏んで1秒程度押すとエンジンが掛かります。これはハイブリットでも電気自動車でも基本は同じです。


 このスタートボタンのある車種で無理矢理エンジンを止める方法があります。それがエンジンのスタートボタンを押すことです。勿論誤作動を防止するために少し押した程度では何ら変化は起きませんが、長押しを続けることで緊急停止装置としてエンジンが止まります。但しあくまでもエンジンを止めだけですから車は止まりません。またエンジンが止まりましたので、ハンドルとブレーキがとんでもなく重くなりますので注意が必要です。


 次にブレーキの掛け方です。古いタイプの場合はサイドブレーキレバーがありましたので、そのレバーを引くことで減速することが出来ますが、最近のサイドブレーキは電気信号となっていますので、とても小さなレバーが着いているだけだったりします。このレバーも誤作動を起こさないために少々触っても何も起きませんか、こちらも長く動かし続けることで緊急ブレーキが掛かります。ただ車が正常に止まらずに挙動がおかしくなる可能性がありますので、ハンドルをしっかりと保持している必要があります。


 次にトランスミッションレバーを操作する方法です。最近はオートマチックの車が多いはずですが、ドライブに入っているトランスミッションをニュートラルに入れる方法です。これによってエンジンから駆動が伝わらなくなりますが、この場合もブレーキは掛かりません。
 そこで緊急停止に使う方法です。それはドライブからパーキングに入れてしまう方法です。当然普通には入りませんが無理矢理押し込んでしまうのです。結果として歯車は欠けてしまいますのでトランスミッションを壊してしまいます。そしてとんでもない急ブレーキが掛かってしまいますので、そのショックは相当なものになりますが、命を守るためですから躊躇している場合ではありませんね。


 これらの行為は決して推奨するものではありません。実験するようなものでもありません。また車種によってはその機能が備わってない場合もありますので絶対ではありません。ディーラーに確認しても危険を伴いますのでどの程度教えてくれるかも解りませんが、どこか頭の片隅に置き緊急事態に陥ったときに試されては如何でしょう。まぁ緊急事態に陥らないためには日頃の整備はしっかりとしておくことですね。少なくとも毎年の点検をして少しでも不安がある部分があればディーラーに相談されるべきでしょう。
 勿論自分自身の体調管理も怠らないようにしましょう。