両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラ竿からか磯竿に持ち替えて

 お盆の最終日となりましたが15日に夜釣りに出かけてきました。我が京都からは2時間半の道のりですが、夕方に着いたのでは釣り支度に手間取ってしまいますので、まだ日が高い時間に到着して入念に仕掛けの準備をします。



  ヘラブラ釣りのように前もって仕掛けを作っては置けず針も結んではいませんので、磯竿に糸を通してから仕掛を作り上げて針結びです。針結びも昔は外掛け結びでしたが、最後の最後に小さな輪に糸を通すには、老眼鏡の世話になる羽目になりますので、今ではフィンガーノットで結ぶことで、目を瞑っていても結び終われます。これもヘラ用の針をいくつも結んでいたお陰で慣れてしまいましたが、それだけ針のエラーが多いことも意味するのですから、まだまだ下手くそだって事ですよねぇ。



 今回の釣り場は人の少ない場所で人に会うことはありません。新型コロナ対策としての良い場所選びとなったと思っているのですが、未だかつて釣り人に会ったことがない程の、一見全く釣りにならないような場所です。そんな場所でも時期に依りますが、スズキ・クロダイ・クロソイ・アジ・サヨリと多岐にわたります。通い続けていた頃は6月に入ると毎週のようにいっていましたが、今年の6月に何十年ぶりかで訪問したのですが、相変わらずの釣れっぷりを示してくれましたので、今年3度目の訪問となりました。ただ8月に訪問したことがなく8月でも釣れるのかどうか、その地域一帯は11月のスズキ釣りにとても有名な場所でもあるのですが、私のスイバでは誰にも会わないのですから、余程見向きもされないところで釣っていることになりますね。
 とはいえそのポイントも2人で入るのが関の山で、3人ではとても窮屈で釣りにならないでしょう。そういう意味でも先行者がいた場合は諦めるしかないのですが、実はそのポイントから100m程離れたところにも1級ポイントがあるのです。そのポイントでも釣り人を見かけたことがないのですから、私は余程の変人というか変なポイント選びをしている証拠なんでしょうね(笑)。


 実はこんなポイントが川にもありまして、それこそ誰にも会ったことがないアマゴポイントもいくつかあります。先日そのポイントを何十年ぶりかで見に行ったのですが、若かったのでしょうね。今では川に近づくことも出来ません。無理して降りたら二度と上がって来られないでしょう。他に鮎のポイントも貸し切りポイントがあったのですが、増水で川相が変わってしまって既になくなってしまいましたが、せっかくの独占ポイントで良いサイズを釣り上げていたのに残念です。そのポイントも実は他の釣り人に出会ったことがないんです。


 今回は真夏の炎天下で体力の消耗するよりは良いかとの思いで出かけたのですが、そのまま寝不足になると新型コロナに感染しやすくなります。しっかりと防御しながらも免疫力が落ちないようにとビタミン剤も服用することとします。


 10数年ぶりに訪れた前々回は74㎝のスズキを筆頭にセイゴ9匹でしたが、その次は黒鯛3匹にセイゴ3匹でした。そして今回もスズキと黒鯛を狙っての釣行ですが、8月は初めての釣行ですから果たしてどうなるやらですが、夢を膨らませながらイソイソと出かけて参りました。


 竿は磯竿の2号4.5mと3号4.5mです。5.4mでは特に根があるわけでもありませんので、少しもてあまし気味になります。ある程度取り回しの良い竿が夜釣りには向いていると思います。


 今回は道糸3号とハリス2号です。実は前回この2号のハリスをブチ切っていった魚がいるのです。掛けて少しやりとりしたのですが、アッという間に竿を伸されてしまったのです。元々ドラッグ調整も必要ないと思っていたので、しっかり締め切っていたのが大失敗でしたから、仕掛全体を太くするよりドラッグ調整をしっかりとして、少々の大物も釣り上げてやろうとの算段です。とはいえ8月の猛暑の夜に釣れてくれる魚がいるのかどうか、これも賭けですからどうなることやらです。


 ところが今回は稚魚ばかりの惨敗です。釣っても釣っても良いサイズが現れません。仕掛を投入すると即当たりするのです。それこそ一面に居そうですが犯人は全て子チヌでした。


 産卵が終わって子チヌや子スズキばかりでしたのでさっさと退散して来ました。やはり時期がズレてしまったのでしょうね。もっと成長するまで待つか来年までお預けですかねぇ。


 またヘラ竿に持ち替えて日々悩む釣りとなりそうです。ハァ・・・