両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 雑談 宇宙速度のお話

 知らないことが多く初めて聞く言葉には興味津々で、それも理解出来た気になるだけで、実際に理解しているかとなると全く訳がわからないのです。そんなところはヘラフナを相手にして、何となくわかった気になっているのとよく似ています。


 今回は宇宙速度なんていう聞いたことがない速度についてです。


 この宇宙速度とはなんぞやです。宇宙速度には第一・第二・第三とあるのですが、第一宇宙速度を上回ることで、地球の衛星となる事が出来ます。反対の言い方をすると、第一宇宙速度より遅い場合は、地球に引き戻されます。つまり落下するのです。


 この第一宇宙速度は時速28,400kmになります。これは1時間半で地球を1周する速度になります。これは宇宙ステーションが飛んでいる速さでもあります。全くイメージ出来ない速度ですが、この速さでは大阪-東京間を1分で到着できる速度です。何となく解ったような気になりますね(笑)。


 そして第二宇宙速度とは、地球の重力から脱出できる速度で、月や火星に飛び出すために必要な速度で、時速40,300kmの速度になります。全く理解できない速度ですが、1,969年にアポロ11号が初めて月面着陸しましたが、55年前にその速度瀬で飛び出すことに成功していることになります。この第二宇宙速度を地球脱出速度ともいいます。


 そして第三宇宙速度は、太陽系から脱出することが出来る速度になります。その速度は時速60,100kmとなります。但しこの速度は地球からの速度であって、太陽に近い水星では極端に速い速度である必要があり、地球の公転速度は10,7208kmですが、水星は170,496kmの速度になります。


 この数値だけ見ると地球は太陽系から飛び出しそうですが、根本的に地球の公転速度は、太陽を回る速度であって飛び出す速度ではないことです。つまり速度を必要とする方向の違いによるのです。


 太陽の重力によりバランスが取れているため。太陽に近いほど公転速度が速く、離れるほど遅くなっています。
水星 47.36km 170496km
金星 35.02km 126072km
地球 29.78km 107208km
火星 24.08km 86688km
木星 13.06km 47016km
土星   9.65km 34740km
天王星 6.81km 24516km
海王星 5.44km 19584km
冥王星 4.68km 16848km


そういえば昔習った惑星は水金地火木土天海冥でしたが、冥王星は準惑星となり、今では水金地火木土天海の8惑星です。元々冥王星は月より小さい星ですから準惑星となったのです。またこの冥王星より外側に冥王星より大きな準惑星も発見されています。その名はエリスどいいますが、発見当初は2003 UB313といい、なかなか正式名称が決まらなかったのです。


 宇宙は広く壮大ななんて程度は表現出来ないほどの大きさが広がっています。太陽系そのものがとんでもなく大きいのですが、その太陽系すら天の川銀河の一員でしかなく、天の川銀河のなかには太陽と同じ恒星が2,000億から4,000億もあると言われています。


 その銀河系が宇宙なは数千億もあるのですから、地球外生物は間違いなくいると私は思っていますが、宇宙船は残念ながら存在しないと思うのです。光間速度を上回る速度は現実的ではないのです。太陽の終焉を飾る超新星爆破ですら、光の速度の1割程度ですから、ほぼ無理と言っても良いものではないでしょうか。


 実は50億年後には太陽は消滅します。それまでに地球外へ脱出する必要があるのですが、実質5億年までに地球の生物は何一つ生きられなくなります。海水ですら蒸発してしまうのですから、陸上生物はもっと早く絶滅してしまいます。


 核融合が終わりに近づくと太陽が膨張し、新星爆発が起きる前には、すべての太陽系を包み込むサイズにまで膨らみます。そして新星爆発を起こした後には白色矮星となるのです。


 ということは現代の地球温暖化なんてものは、せいぜい蚊に刺された程度以下のもので、恐竜絶滅のように食物がなくなり、早々と人類は絶滅してしまいます。それまでに地球脱出する技術が必要であり、その以前に宇宙探索を繰り返して、太陽系外に第二の地球を求める必要があるのです。


 世界各地で領土争いのような戦争をしている愚かな人間達が住んでいる地球ですが、まぁ人間の寿命は精々100年程度ですから、目の前のことしか解らず、それこそ眼中にない事になりますが、今の人工衛星の技術も、実は大陸弾道弾を作るための技術であり、人工衛星を飛ばす技術も、核弾頭を乗せる技術でもあるのです。


 北朝鮮が何度もロケットを飛ばしているのもそのためで、反対の言い方をすると日本は、既に大陸弾道弾を飛ばす技術があるのです。また日本は核を作るためのプロトニウムも保有している、核爆弾を保有していない唯一の国でもあるのです。


 そのため中国は公に非難しているのですが、今年アメリカにプロトニウムを約300㎏を引き渡すことにしたのです。実は核兵器を作るために必要なプロトニウムの量は、たった8㎏あれば作れるのです。


 日本の中でも核保有論が一部には出ていますが、実質アメリカの核が国内に持ち込まれていますので、事実上核保有国といってもいいはずです。勿論使用権限はアメリカ大統領にありますので、日本の権限は全く届かないのですが、周辺国から見ると核保有国と同じに見えてしまいます。


 反対に言うとアメリカの核の傘に守られているので、ウクライナのようにロシアからの侵攻が防げてるのかも知れません。


 なんか話がドンドン逸れていきますが・・・・いつものことと笑い飛ばして下さい。


 しかしヘラブナ釣りをしていますと、池の中にも小宇宙があると感じています。同じヘラブナなのに、応えてくれるときもあれば見向きもされないのですからね。ん?単に腕が伴わないだけって・・・それは自覚しているのであります(T-T)。