雑談 太陽光は熱くない!!
このところ熱帯地方並みの灼熱になる日本ですが、気温の上昇はなぜ起きるのでしょう。単純には太陽光によって温められていると思いがちですが、太陽光そのものには熱は含んでないんです。
太陽から1億5千万㎞離れている太陽から、光エネルギーとして届くのですが、その光エネルギーは空気の層を素通りしてしまいますので、空気を直接暖めることが出来ません。
ではどうして暑くなるのかですが、太陽による電磁波が地表に届くことで、地表の分子が活発に動き、その熱を空気に伝えることで温かくなります。
疑問として考えるのは、海抜0mの平地と海抜8000mの山頂では、山頂の方が多く電磁波が届くはずですが、なぜか山頂の地表温度が上がりません。これはどうしたことなんでしょう。
これにも科学的理由があり、地表と山頂との面積差があること、地表近くで温められた空気は上昇して行くが、上昇するにつれて空気が薄くなることで温度が下がるのです。つまり山頂ほど太陽に近いとしても直射熱ではないので、空気そのものが暖まらず、地表が暖まるにしても面積が小さく、周りにある空気を暖めるまでのネルギーがないのです。また地表で温められた空気は上昇すると共に冷やされていますので、熱が山頂まで届かないのです。
ではどうして夏は暑いのかです。それは地球の自転に関係するのですが、元々地球は地軸が傾いていますので、地球上にある日本の位置がやや北にあることが原因で、冬になるとより北に傾き、夏になると南に傾き赤道に近い位置になるからです。
簡単な言うと太陽光を正面から受けるか斜めに受けるかの違いで、斜めに受ければ受けるほど太陽光は少なく、正面に受けると一番多く受けることが出来るためです。赤道近くの国々は常夏なのはこの理屈によるものです。
科学的とまでは言いませんが、ではどうして太陽光には熱がないにも拘わらず、日傘を差すことで涼しく感じるのかです。
先に述べたように太陽光は電磁波である事です。電磁波と聞くと頭に浮かぶのは電子レンジです。電子レンジは電磁波を発することで、物質の分子が活発に動き、そのため熱エネルギーを発生することで、温めることが出来るのです。
つまり太陽光が地面に当たることで分子が活発に動き、熱を発生することで空気が暖められるのです。ということは人に当たった太陽光で人の分子が動き、熱を発するようになるためで、光を遮断するパラソルがあるだけで、肌の熱が発せられず暑く感じないのです。
また白色の服を着る事で光エネルギーを反射させることが出来るので、熱さを感じにくいのです。そのため紫外線が通しにくい黒い服を着ていても、温める赤外線は通り抜けるのです。その結果光エネルギーを吸収してしまうので、10度以上身体温度が上がってしまうのです。怖いですねぇ。
中東などで白くて肌を露出しない服を着るのは、まさに科学的に合っているのです。
っこてとでパラソルと白い服が暑さ対策にはいいとの結論です。勿論空調服などを活用することで、汗を蒸発させて体温を下げるのもとても重要ですが、空調服も白系か光を反射するのだ、暑さ対策としては有効になります。
でもねぇ。太陽も核融合を繰り返してはいるのですが、10億年後には消滅してしまいます。燃料である水素を使い果たすのですが、その前に水素量が減ることで今の100倍程度は大きく膨らみます。その段階で地球は取り込まれてしまい消滅してしまいますが、その後収縮して白色矮星となり消えてしまいます。
地球が誕生して46億5千万年ですからあと10億年と短い年月しか地球は存続できないのです。当然それまでに地球を脱出する程度の科学は発達しているでしょうから、太陽系以外へ移住できているかも知れません。
地球から一番近い恒星がケンタウルス座ですが、とても近い4.3光年の距離にあります。近いと言っても光の速度で4.3年もかかるのですから・・・少なくとも光速度で移動する乗り物が出来たとしてもなかなか大変です。それこそ宇宙もので良く使われる冬眠カプセルが開発できればまた違うのでしょうが、冬眠できなければ4.3年の人数分の食料を積み込む必要がありますので、現実的ではないですね。
また家族が一度に移動するとまだ良いのですが、別々に移動すると相対性理論に於いて光の速度で移動するのですから、移動している人の時間は遅く流れます。ってとはあったときに歳が若く見えるのか年老いて見えるのか・・・果たしてどの状態で会う事ができるのでしょうね。
な~んて・・・つらつらと書き続けていると、色々なものが思い浮かんできます。一種のロマンだと思うのですが、家人にそんな話をしても知らん顔されるでしょうから、内に秘めておくことと致しましょう。(笑)
気楽にへらぶな釣りの話をしたほうがいいかもです(笑)。
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