雑談 東京都知事選挙を活用
しかし世の中には上手いこと考える人がいたもので、今回NHK党が24人の立候補者をだした。
極当たり前に考えると、1人300万円の供託金が必要ですから、仮に24人の中から当選者が出たとしても、23人は落選してしまいます。その場合は次点となった場合でも得票数が一定率に届かない場合は、供託金は全て没収されてしまいます。
23人落選したとして6,900万円が没収されてしまいます。想像するに全員落選する可能性の方が高いので7,200万円を失うことになります。
ところが!!今回NHK党が取った方法が、1掲示板24枚分を1万円で売り出したとのことです。実際はNHK党に寄付という形になっていますが、そうすると掲示板の数が約14,000カ所ありますので、1億4,000万円が寄付されることになりますので、差引6,800万円の利益が出る計算になるのです。
また寄付金も掲示期間によって5,000円、10,000円、30,000円と増えていきますので、この差額はもっと膨らんでいきます。
ただ現段階では全て埋まってないようですから、これからどのようにしていくのでしょうね。しかし売れたとすると・・・
ということは供託金の1候補者辺り300万円なんてのはとても安く付く格好になります。
現在の公職選挙法では違反行為とならないのですが、掲示内容が商売に繋がるものは禁止されています。ただ飼い犬の写真であろうが、売れないタレントの顔写真でも良いのです。
QRコードを貼り付けても良いようですから、そこから自分のサイドに引き入れる方法も考えられます。
しかしよく考えたものだと半ば呆れながらも感心してしまいます。
勿論当のNHK党の党首の立花氏は、掲示板は不必要だと訴えたいがためだとしていますが、なかなか知恵が働く方だと思ってしまいます。
立花氏が政界に打って出る前は何をされていたのか、少し調べてみたら・・・Wikipediaウィキペディアによりますと、NHKの職員だったが退職後なんとパチプロで生計を立てていたとか、どうして政界に進出したのか解りませんが、船橋市の市議会議員を経て参議院議員となるのですが、その資金も相当なものだったはずですから凄いですね。
これも何らかの商才があり立候補するだけの資金を貯められたのかも知れません。それが今回の選挙に活かされたとすると、やはり商才に長けているとと感じてしまいます。
私的には感心することしきりで、法律にはなんら反していないのですから、大いにやるべきとも実は思ってしまいます。
そうそう、先の選挙ポスターから得る利益に関しては、政党に対する寄付の形を取っていますので、この利益には税金が掛からないのです。勿論寄付した側も確定申告をすることで寄付金控除を受けることが出来るのですから、寄付する側にも損はないと・・・よく考えられたシステムですね。
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