両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 紹介その5 どこがポイント?

 釣り池は、案外釣れるポイントは決まっていたりします。勿論満遍なく釣れる事も多々ありますが、池のクセみたいなものもあるも間違いのない事実ではないでしょうか。
 では下記釣り天狗池の場合はどうでしょう。

 左側が小池で右側が大池ですが、途中の仕切りの水は通りますが魚は入れません。完全にコンクリートで仕切られていると思って良いです。
 この状態を見てどこに入りたいと思いますか?どこが釣れると思いますか?


 魚は障害物の周りにいるは、1つの鉄則のはずですが本当にそうなんでしょうか。


 透明度の高い澄み切っている池を覗いたことがあると思いますが、その時魚は何か障害物に身を寄せているでしょうか。そんな光景を見たことがありますか?
 小川などでは、水草の中に入り込んで身を隠している魚は多々います。悠然と泳ぎ回ってはいませんね。ですが鳥などの外敵や人の影が映るような透明な池で身を隠している魚を見たことがないのです。これはいったいどうしてなんでしょう。


 釣り池は、どこも透明ではありません。竿が汚れて汚い水や!!って怒っている人がいますが、水が濁っているからこそ釣れるとは思われないようです。
 もし釣り池が澄んだ水をしていたらどうなっていたか。どこに魚がいるか一目瞭然ですし当然魚からも人がよくわかり、仕掛けを振り込んでいる竿の影や仕掛けなど全てがよく見えて釣れっこないのです。
 見えている魚は釣れないも格言の1つでしたが、ブラックバスのルアー釣り世界では、
見えている魚を狙います。但しルアーを飛ばしてそれもアピール度を高めたルアーを音を鳴らしながら引いて食わせてしまうのですが、ヘラ分ではそうも行かないでしょう。
 野池のヘラブナ釣りの経験が多い人はわかると思いますが、風向きで水が澄んでしまうと全く釣れなくなりますよね。反対に濁りが回り出すと釣れるようになる。
 やはり見えている魚は釣れないと思うのですが、話を元に戻して澄んだ池ですら障害物に身を寄せている魚がいないのですから、釣り堀で増して水が濁っている環境でも障害物に身を隠しているとは思えないのです。

岐阜のモネの池(鯉)自然の池では物陰にも隠れていません。悠然と泳いでいます。



 それでもついつい障害物を狙いたくなるのも人情ですから狙いたい人は狙うべきで、それは釣れるとの確信を持って釣っているからいいのです。
 確信がなければ迷いが出て結果として釣れないですよね。それは浮きや針、仕掛けに竿と道具に対する不安があれば、落ち着いて釣っていられないのと同じで、結果として釣果に結びつかないのです。


 ただここで1つの答えを私は用意しています!


 ヘラブナは影に隠れる!


 ヘラぶなは障害物に潜んではいないとの話と矛盾していると思うでしょうが、これも事実なのです。
 今年の夏は異常なほど暑かったですよね。パラソルなしでは一瞬でも我慢出来ない。それこそ命の危険があったほどですからね
 昔の小型のパラソルではなく、半径100㎝の大型パラソルを出して日陰を作っていました。その時ヘラブナが取った行動が面白いのです。
 ヘラブナは池のヘチを悠然とお湯酔いでいるのは見たことがあると思います。天狗池では、大池小池の区別なくヘチを泳いでいます。

これは出流原弁天池で釣りは出来ません!(鯉)はヘチを巡回するように泳ぐ



 その為ヘチ(通称ションベン)で釣りをするのは恥ずかしい行為として、池も予約してくれませんし釣魚のサイズも1㎝マイナス規定がありますし、足下はルンペン釣りとしてどの池でも禁止されていますよね。


 その悠然と泳ぎ回るヘラブナがなんと!!


 パラソルの影の中にいた


 半円形の影が出来ていたのですが、その形に添ってヘラブナが集まっていたのです。まさか水中でも暑いからはないでしょうから、影に隠れるのはヘラブナの習性と思った方が良いでしょう。


 障害物には寄り添わない


 これも1つの答えだと思っています。
 ついついハタキの時期に葦際などに寄ってくるので障害物の近くを狙いたくなるのでしょうが、産卵期でなければ関係ないと思っています。だからこそ全く障害物など関係ないところで釣れてくるのです。
 では天狗池で釣れるポイントはどこかとなるのですが、ヘチは論外として答えは決まっています。


 波除けバイブの下にいる


 ヘラブナの回遊はヘチばかりではなく、ヘチと波除け際を泳ぎ回り続けています。何もないところにも当然いるのですが、数はどうしても少ないでしょう。その回遊しているヘラブナを自分で作り上げたポイントに如何に足止めするかにかかっていると思うんです。
 どの池でも竿の長さにも制限がありますし、増して波除けの下は釣ることは出来ませんが、結果として正面のパイプではなくて横のパイプ近くを釣るのが正解となるでしょう。ですが答えがそうも簡単ではないから面白いのです(笑)
 パイプ際さえ釣れば誰でも連れるのかの質問に対しては、当然ノー!としか言えませんが、コレもまた間違いのない事として影に関係なく釣れてくる事実です。


 アチァ!身も蓋もない話になってしまいましたねぇ。


 ただ、釣り天狗池には釣れるポイントがいくつかあることです。但しそれは固定的に釣れるという意味でもないのですが、おおよその大助ポイントが存在するって事です。まぁ数釣りに関しては腕次第としておきましょう。
 小池ならここ、大池ならこことあるのですが。日によっての違いはあるとしても、やはりここで釣れたなぁって記憶が残っているのでやはり確率は高いと思っています。それが個人的な思い込みだとしてもですが、それはどこか・・・・。
 ただ、同じ魚が決まった場所で釣れることです。同じ魚かどうかわかるわけない!って声も聞こえてきそうですが(笑)、赤ヘラを何度も釣っている私としては、同じ赤ヘラをほぼ同じ場所で釣り上げる事実です。ってことは、他のヘラブナも個性があって居心地の良い場所は決まっているのではないかとなるのです。


 さぁみんなで確認するためにも行ってみよう!(笑)


 ヒント、小池は7カ所。大池は11カ所が大助ポイントとの思い込みをしているポイントがあります。竿の尺数は一概に言えないです。8尺がいい場合もあれば15尺がピッタリの場合もありますからね。