両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 1月11日(月) リベンジ釣行 42.8㎝

 昨日は池全体ですっかり撃沈してしまったのですが、このままでは駄目だとリベンジ釣行と相成りました。とはいえリベンジできるのかそれとも返り討ちに遭うのか、取り敢えず何をすべきかを探るために、水温低下で動かなくなっているヘラブナを相手に研究のための釣行してきました。


 今日は良い天気になるはずだったのですが、思ったより曇っていてなかなかの寒い1日でした。

 昨日の釣果が悪かったためでしょうか大池はガランとしています。

 小池もこの有様です。

 最終的に大池に6人小池に1人の合計たったの7人だったのです。昨日は総勢25人程度はおられたはずですが、乏しい釣果のために続けての釣行には二の足を踏まれたのでしょうね。


 前日の日曜日は水温低下のために釣果が乏しかったのですが、今朝の水温も昨日と同じ9度しかありません。これは大変とは思ったのですが、9度であっても2日続くと安定しているともいえるわけですから、なんとかなりそうなというか・・・なんとかしなければと、先ずはスタートです。


 取り敢えず第一投・・・何の変化もなくシーンとしています。昨日の二の舞かと頭をよぎるのですが、取り敢えず打つべし!打つべしと餌打ちを繰り返しますとやっと触りが出だします。
 そしておなじみの小助が釣れてきます。ああ昨日と同じかとも思ったのですが、当たりの出方が明らかに違います。何枚目だったでしょう34㎝程度の良いサイズが上がってきました。

 またまた数枚目に良い引きで釣れて来ます。

 今度は35㎝を超えています。昨日は小助ばかりだったのにどうしたことでしょう。

 そうこうすると同行の紅が良い竿の曲がりをしています。器用に自撮りしてますねぇ。


 見ていても良いサイズだとわかります。なんと38㎝を超えるサイズでこの時点では今日は負けかと思ったのです。


 負けじと37㎝弱を釣り上げます。この2匹が昨日に釣れていたら1位2位だったのですが・・そうは行かないですよね。


 そして最重量感たっぷりで竿を曲げます。この竿はシマノ本式ですから少し先調子です。

 上がってきたのがこのヘラブナで42.8㎝あったのです。

 そしていつもの100円券です。40㎝以上を釣り上げると100円券ですが、以前は400円だったんですけどねぇ。


 先日は厳寒期対策として0.6号の道糸と0.4号のハリスで臨んだのですが、今日はいつもの0.8号の道糸と0.5号のハリスです。針サイズも元に戻しまていつもの関東スレですから重量もしっかりしています。


 冬期の定説は細ハリスに段差を縮めるとの事で、それは小当たりを逃がさないために取られる方法ですが、今日はいつもの段差にしていますので余計に小当たりを取るつもりだったのです。当然黒線の半分程度の小当たりもあったのは間違いないのですが、圧倒的にいつもの一節当たりとして返してきたのですから、ヘラブナって魚は良くわからないですよね。


 ってことで今日は昨日の6枚から27枚に戻り、サイズも小助オンパレードから大助を含む良いサイズが揃ったのです。途中写真とは別の35㎝余りのサイズを釣り上げたのですが、とんでもなく強い引きは新ベラだったのでしょう。冬期仕様では切られていたこと間違いと思えるほどの強い引きです。腕の負担も相当でマブナの引きに似ていると言えばわかって貰えるでしょうか。釣り上げた後は腕の力が全く抜けてしまうほどでした。
 当会の猛者達は0.4号道糸に0.2号や0.3号のハリスを使われるようですが、この強い引きでは到底耐えられなかったと思うほどで、冬期はヘラブナの引きが弱くなるとの定説もいい加減なものだと感じました。
 ということであまりの細仕掛は事故の元と思ったのですが如何でしょう。


 人が少なかったのも幸いだったのでしょうか。勿論20㎝そこそこのとても小型も釣れたのですが、冬期だからこそ小型サイズは動かないで、釣れれば大型だと思っていたのですが、そうとばかりはいえない状況の様相でした。取り敢えずはリベンジ成功となりましたので、意気揚々と帰宅することが出来ました。


 しかし他の釣り人はやはり当たりが出ないと嘆かれていました。漠然と待ちの釣りをしているだけでは当たりが出ないのは間違いなく、冬期だからこそ何をすべきかを考えて、取り敢えず何か打てる方策はやってみる。つまり厳寒期だとしても攻める釣りをすることだとの結論に達した今日の1日でした。


 課題としてはまたしてもある一定時間カラツンが続いたことです。そしていつものように当たりが遠のいてしまう時間があったことです。この現象を解消することが出来た場合は、30枚後半から40枚の釣果に届いたのではないかとの印象を受けました。


 さてカラツン対策と当たりの消える現象に対して、改善するためには何をすべきなんでしょうね。う~ん・・・