両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池釣行記 9月5日(土) 快晴37枚

 今年は台風が少なくて良かったと思っていたのですが、発生し出すと留まることを知らないように次から次と発生しています。今のところ台風銀座ともいえる南西諸島から沖縄には上陸しているようですが、日本列島直撃期は何とか避けられています。台風に備える意識の違いなのでしょう。台風直撃に遭うと一気に大きな被害が出てしまいます。2年前の関西地方直撃では相当な被害が出てしまいました。未だに復旧されていない箇所も存在済ます。関空の連絡橋に大型タンカーが激突事故は記憶に新しいですね。


 今回も台風10号がやって来るとのことで翌日の9月6日(日)の大会が危ぶまれていました。元々は近畿直撃との情報が出ていましたので、早々と1週間の順延をすべきかと池主さんと相談していたのですが、予報より随分と西にズレましたので何とか開催できそうな雰囲気です。九州地方などにも大きな被害が出ないことを祈るばかりです。同時に被害が出た地方の方たちには大変申し訳ないと思いながらの開催です。


 今回の開催池は清風池ですから両うどんではなかなか釣れない池で、やはりうどん釣り師としましてはうどんらしいカチッとした当たりを上手く取って、綺麗な合わせを実現したいと思うのです。そのためには両うどんでも、ある程度の反応が見られる池に行くべきでしょう。


 ってことでいつもの淀の釣り天狗池に行くことといたしました。団子餌が苦手な私ですが釣り天狗池に限っていえば、特別苦労することなくそれなりの釣果を出すことができますので、自分はなかなか上手いと勝手な自己満足の上塗りをして、誰も認めてくれない武勇伝を作り上げては、ひとり悦に入っては自己満足の世界に入り込んでいるのであります。


 とっても良い天気です。どこかで台風が発生しているなんて想像も出来ないくらいに晴れ渡っていました。


 さて今日の釣行結果ですが、前回の池一面に浮いている状況は改善されています。水温を測ってみますと26度と以下より2度以上改善されています。これもずーっと井戸水が入り続けているお陰でしょうか。
 ずっと手を浸けていられないほどの低水温で、真夏には冷たくて気持ちいいのです。


 浮いているヘラブナは姿を消し、水温も落ち着いていますのでこれは調子良さそうと思ったのですが、そこには大きな落とし穴が待っていたのです。打ち込んだ浮きが動き続けているのです。節当たりらしいものを合わせてもの空振りが続きます。
 犯人はこいつでした。浮きの上下動が止まりないのです。そして成長したジャミが綺麗な節当たりを返してくるのです。


 良く見ていると無数にジャミがいるじゃないですか。浸けている玉にも寄って来て突いています。勿論竿先にもツンツンと当たってきます。浮きも上下だけでなく横にも動いています。これはお手上げです。


 ところが面白いことにあれだけ湧いていたジャミでしたが、午後になってヘラブナの当たりに変わっていったのです。一時入れポンで釣れて来るじゃないですか。とはいうもののそれも長続きせずにまたジャミ当たりです。午前中に5枚程度で撃沈していたのですが、午後からの改善でなんとか37枚を数えることが出来ました。もし朝からジャミに邪魔されないで釣れ続けていたとすると50枚は超えていたでしょう。


 しかし見ていると午前中と午後からとヘラブナの動きが違っているのです。午前中はあまり餌に興味を見せないのです。打ち返しを続けてもあまり集まってくる気配がないのです。それが午後になると明らかに寄ってきているのがわかります。ただまた当たりが遠のいたときは、午前中と同じように餌に関心を持たないのです。何が影響しているのでしょうね。


 ヘラブナさえ食い気を見せれば湧くほどいるジャミの間を縫って、うどんにアタックしてきます。どこにそのスイッチがあるのでしょうね。なんとなくの想像ですが前日の水温が急に下がったせいなのかも知れません。そのために午後なって水温が上昇し食い気が起きたのかと思うのです。ただその後変化が起きましたので、水温だけが影響しているともいえなさそうです。
 実際見るとはなしに見ていますと回りでもあまり釣れている気配はありません。大池でこの調子ですから小池の方がもっと釣れなかったのではと思います。


 もう少し水温が安定すると良い釣りが出来そうな気配がしますが、やはりうどんでカチッとした当たりを取って釣り上げるのは本当に気持ちいいと改めて感じた次第です。