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ヘラブナ釣り 小物類
ヘラブナ釣りの色々な話を綴ってきましたが、ここで1つ小物の話をしてみたいと思います。わざわざ小物類として話をするのは、私は一般的な仕掛け作りとは少し違った事をしているからです。特に秘密にする事もないものなので公表してみます。といって大したことをしているわけでもなく、特別に推薦するものでもないのですが、私的に便利だと思っている小物類となっています。
歳と共に目も悪くなり手先も不器用になってしまう事を手助けするものです。
先ずは8の時を作る時に使うニードルです。これはとても便利で細い道糸やハリスに8の字結びをするときに使います。形状は下記のようになっているのですが、左側のスライドを開けて8の時を作りフックに出来た輪をひっかけるだけでいいのです。言葉ではややこしいですが、現物を見ると簡単だとわかります。
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次は刺繍糸です。
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いったい何に使うのか疑問符が付くでしょうが、私的には仕掛けの色々な所に使っています。
まず初めは、穂先のリリアンに道糸を取り付けるときに使っています。一般的には8の時で付けておられると思いますが、あれは案外解けるときがあるんですが経験された方も多い事でしょう。そこで大きめの輪で8の時を作り、その輪の途中をこの刺繍糸を内掛け結びで取り付けます。その刺繍糸をリリアン側へスライドさせる事で道糸がスッポ抜け事故から防ぐ事が出来ます。
またトンボや浮きを取り付けるゴムにも利用しています。一般的には道糸に浮きゴムの輪を通してゴムのストッパーで止める方法と思いますが、仕掛けを作り終わってから通すのを忘れた！なんて事もあると思います、またこの浮きゴムが不便なのは、自由に浮きが交換できないことです。竹足とカーボン足では太さが全く違っていますので、1度仕掛けを切って入れ直す必要が出てきますよね。それにこの浮きゴムを止めるためのストッパーゴムも2つ通す必要があります。
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私的には昔ながらの浮きゴムを使っています。この形状も本来は道糸に通すものですが、先の刺繍糸を道糸に足を伸ばして取り付けます。その足にこの浮きゴムを通す事で簡単に浮きゴムのサイズ変更ができますので、浮きも取り替える事が出来るのです。
刺繍糸はコットン製ですから道糸から滑る事なく取り付ける事が出来ますのでストッパーは必要ありません。ただこの浮きゴムを刺繍糸に通すのが大変なのです。その為に次の小物を使います。
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糸通しです。目が衰えた方にもとても便利な糸通しですが、釣り用に用意されているのです。これを見つけたときは小躍りするくらい喜んだものです。こりスレッダーを使う事で刺繍糸に浮きゴムを通すのは至極簡単にできるようになりました。その為に浮きの交換なども億劫にならずに取替が出来るのです。
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そして極めつきが板オモリを巻く為のスイベルです。一般的なスイベルではなくて長いのです！。その長い部分に板オモリを巻き付けるのですが、とても巻きやすくて道糸で滑る事なくまた道糸を傷つけないのです。ベテラン師釣り師は、こんな小物を使わなくても綺麗に道糸に巻き付けられますが、どうも上手く巻けない不器用な私は、地獄に仏状態で重宝しています。
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他に床取りには消しゴムを色々なサイズにカットして使っています。針から外れても惜しくないのが良いのですが（笑）、オモリの着いた床取りゴムでは重すぎるのです。浮きに合った静かに沈む床取りゴムの方が、床が正確に計れると思っています。
本来の役目である消しゴムではなくて、消しゴム判子用ゴムの板かカット屑が売られています。実は本来の消しゴムより消しゴム判子用の方が、圧倒的に削りやすく作られていますので比重が軽いのです。その為に同じサイズにカットしたとしても重くありませんので、先に浮き用のオモリによって自立した浮きが暫く立って静かに沈んでくれます。
これがオモリの着いた床取りゴムだと、浮きのオモリよりも重いので一気に浮きが沈んでしまう事になりますので正確に床取りが出来ないのです。
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板状になっていますので、大小カットして浮きのサイズに合わせて使い分ける事が出来ます。厚みも丁度良いんですよねぇ。練り消しで色々なサイズを作るより余程経済的です。
釣り用バッグの中には、このような小物類が所狭しと入っていますが、それを整理するためにも小さな小物入れがあると便利なんです。このような小物に種類別に整理しておく事で使いやすいんです。オモリの調整用に板オモリのカット屑を入れるのにも便利なんです。
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釣りバッグの中には釣り師それぞれの整理方法があると思います。小物類も出来るだけ少なくしたいですよね。どうしても使わざる得ないものも多数ありますが、昔のように釣りベストに入れておくのも方法でしょうが、歳と共に肩が凝って仕方ないのも事実です。ただでさえ荷物の多いヘラブナ釣り、如何にして整理し荷物を減らすか、これもまた課題の1つでもありますが、ついついアレコレと考えて荷物が増えてしまって困っています。もう少し整理出来るものがないか、秋の夜長に考えて見る事としましょうか。
夜長ついでに爆釣の夢でも見ますかねぇ。でも、夢の中だとしても当たりを捕らえて大きく合わせ、布団を跳ね上げて家人を脅かさないようにしましょうねぇ（笑）
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