先日の8月4日(日)の釣行では、修行のような釣行を展開してしまいました。たった25枚を釣り上げるのにとんでもなく苦労が続いたのです。多分私の釣り方そのものに問題があったのでしょうね。それを分析することで、次の釣行に役立てる事を願って1つずつ紐解いていきましょう。

　今回の竿は硬調タイプのダイワヘラX13尺でスタートしました。

　仕掛けは実は、先週に釣行したそのままを使用しました。ただ先週はダイワ　ヘラS14尺だったので1尺短くしてからのスタートです。

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　それがそのまま釣果に影響することはないはずですが、攻めるポイントは竿の長さが1尺仕掛けの長さが1尺短くなるので、今回は実質2尺分手前を釣っていたことになります。
　ただ、竿を1尺短くするには意味がありました。実は14尺を使うとパイプ際が釣るポイトになりますので、落とし込み釣りの釣り方になってしまいます。夏場はどうしてもヘラブナが湧いてしまいますので、浮きの立つところに餌を落としてしまうと、湧いている真ん中を釣っていることになるので、餌が揉まれてしまい釣り難いのです。そのために今回は13尺を出すことによって、浮きの立つ位置が60㎝手前になるので、反対の言い方をしますと浮きの立つ60㎝ほど前方に餌を落とすことが出来ますので、湧いたとしても釣りやすいと考えました。

　最近実績のあったまぶし粉で釣り初めますと案の定というか、思った通り徐々に上ずらせてしまいます。コロコロでしっかり押さえたとしてもどうしても湧き気味になってしまいます。湧いたヘラブナが60㎝ほど先にいますので、湧いたヘラブナの層を通過すると、底までしっかりと餌が持ってくれます。
　両うどんの底釣りをしているものにとっては、取り敢えず餌が無事床についてくれないと話が始まりません。そういう意味では成功したことになります。

　ただ、今回はどうも当たりが遠いのです。あれほど浮きが上下を繰り返していたのに、今回に限って上下が少ないのです。これはいったいどうしたことなんでしょうね。いやそれも良いことなんです。上下動が続くと釣り難くて仕方ないのです。団子餌では良くある事でしょうが、うどん餌では余りないことなんです。
　実は今回は、上下動が続くとワラビうどんから食用うどんに切り替えようと、食用うどんを持参していたのです。それが上下動すら起きないのは、どうもヘラブナの寄りが思ったより少ないのか、それともヘラブナの食い気が少ないように感じたのです。

　それでも我慢して釣り続けていれば良かったのかも知れないのですが、元々は重めで比較的小粒のまぶし粉でスタートしていましたが、当たりの間隔が間延びしていますので、短気な私としては我慢が出来ません（笑）。
　取り敢えず寄りの良いまぶし粉に変えてみました。一番軽いタイプのまぶし粉です。ただ浮きやすいので十分にうどんに固着してくれるように付着させましたが、結果は当然のようにもっともっと浮かせてしまい(T.T)。
　そこで中間的でありアピール度も高いもう一つのまぶし粉を取り出しました。これら両まぶし粉には、釣れないときのまぶし粉としては今までにも50枚60枚と釣り上げるのに貢献してくれた実績のあるまぶし粉です。スタート時に使っていたまぶし粉より、ヘラブナに対するアピール度が高いので釣果が伸ばせるだろうと思いました。しかし、この時期にはどうも適していなかったのか上手く答えが出せません。

　本当はここで初めのまぶし粉に戻すべきだったのでしょうが、それでも初めのまぶし粉より実績があった事を過信して、まぶし粉の付け方など工夫を加えて使い続けてみたのですが、残念ながら良い結果を出す事が出来ません。

　そこで先週の14尺を使っていた事がどうしても頭をよぎり出します。13尺から14尺に変えようかと・・・でも釣り難いしどうしようかと悩んだのですが、そこで折衷案の作戦に出ることにしました。そう仕掛けは13尺のままで竿を14尺に変えるのです。これで今のポイントより30㎝沖を釣ることが出来ます。といって餌打ちポイトンはまだ先になります。
　これは良い考えだと1人でほくそ笑んで（笑）、ダイワヘラX14尺を取り出しました。先週はヘラS14尺でしたが、今回は大会で狭いポイントで釣っていましたので、ヘラSより硬調のヘラXが適していると思ったのです。

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　その後良い当たりが出ていいうタイミングで合わせることが出来ました。良いサイズの重量感が手に伝わってきて竿交換は正解！！と思ったのですが、隣の釣り人の仕掛けに絡んで、せっかくの大助を飛ばしてしまいました。いや姿は見ていませんので大助だったかどうかはわかりません（笑）。でも良い重量感があったので少なくとも尺2以上はあったと思うのですが、結果的には竿操作が下手くそだったのでしょうね。惜しいことをしましたが、逃がした魚のサイズは大きいのです（笑）。

　しかし、その後も釣果が伸びず、当たりの出方そのものも良くなく、今から考えますと竿の長さを変えるよりも、当たりの出方がおかしかったのだから、仕掛けを見直す必要があったはずで、ハリスの長さなどを変える事の方が重要だったと思います。
　もう一つは、やはりまぶし粉の選択ミスだったように思いますが、実績の良かったまぶし粉が諦めきれず、なかなか釣り初めのまぶし粉に戻すことが出来ませんでした。

　結果的に我慢が続かず、今度は一気に短竿のダイワ龍聖8尺に変えてしまいました。

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　気力のすっかりなくなってしまった私にとっては、なんと楽に振り込みが出来ることか。釣り味を楽しむなんて事もなく気力がすっかり無くしてしまっていたのです。長竿でパラソルが邪魔になり出していたのもあるのですが、軟弱な私としては既に大助を狙うなんてことはすっかりなくなっています。大会の上位を狙うなんて事もどうだって良いと思うほど辛い釣りを続けていましたので、大会時間も残すところ1時間余りでしたが殆ど納竿する感覚でもあったのです。とはいえ短竿で大助を釣った経験もありますので、釣り上げる事が出来ればラッキー的な感覚も少しはありました（笑）。

　今回は3種類のまぶし粉を使っていましたが、最後は3番目のまぶし粉のまま短竿で釣り続けました。不思議だと思うのですが、14尺で釣っていたときの当たり方と違うのです。そして上手く乗ってくるではないですか！してやったりと思ったのもつかの間で、顔回りのスレが頻発し出しました。エラや下アゴが多いのです。結果的に食いには来てはいるのでしょうが、食いつかないというか近くでまぶし粉だけをパクパクとしているだけだったのでしょうね。

　結果的にうどんに食いつかせる事に苦労した1日だったのですが、まぶし粉の選択ミス、ハリスの長さ調整ミスだったのではないかと思っていますが、本当のホントは私の腕の無さって事が結論なのでしょうね(T.T)。

　さぁて、次はどんな作戦で行きましょうか。暫くはまたまぶし粉で悩みそうですね。
アウトドア＆スポーツ　ナチュラム

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