両うどんのヘラブナ釣り  天釣会のブログ

京都「淀の釣り天狗池」のヘラブナ釣り愛好会

京都 淀の釣り天狗池

 ヘラブナ釣りはカーボン竿か竹竿か

 釣竿といえば魚種にかかわらずカーボンが主流だろう。カーボンの含有率、使用されるカーボンの素材によって、高反発高弾性と寄り軽く強い素材が使われるようになった。
 当然それに伴い高価な竿となっているのだが、その高値に相応しい軽さが手に入るから長竿好きには軽さはとても嬉しい。
 片や竹竿に似せた釣り味を再現出来るカーボン竿も登場し、仕上げもカーボン竿のような機械的な塗装ではなく、漆塗りに似せた仕上がりとなって見た目の優雅さなどを追求し、軽さを求めた竿よりも高価な竿に仕上がっている。
 軽さを追求した竿としては、ダイワならFXや烈火だろう。シマノなら閃光Lや翼だろうか。競技者なら皆空だろう。共に17尺でたった70g台しかない。(皆空は16尺まで)
 一方釣り味を追求した竿としては、ダイワなら彼法師、シマノなら独歩だろう。こちらは17尺で共に90g台に収まっている。
 この2種を比べるとたかが20g程度の差しかないのだが、17尺の長竿を操作すると全く重さの違いを感じるし腕に対する負担も違ってくる。
 軽い竿だとしても釣り味が悪いとは思わない。一頃出ていたピンピンとした堅さはもうなくなっている。だとしても釣り味重視に比べると趣に差が出ると思うが、即今の大型化したヘラブナを相手にしている限りでは、圧倒的に軽い方が釣りやすいと思えてしまう。
 これが15尺以下になるとまたまた釣り味が違ってくる。15尺以下だと重さも気にならなくなってしまう。それこそ8尺程度ならヘラブナのサイズに合わせた竿の堅さがあれば大して釣り味の差は感じないし、勿論竿の軽さなんて気にしなくて良い。一部の軽い竿を除き元々短竿が用意されていない竿もある。
 では竹竿は時代に合ってないのかとなるのだが、17や18尺などの長竿は疲労が激しいので1日中振り続けるのは、余程の豪腕の持ち主でない限り無理だろう。だがこれも15尺以下になるとカーボン竿の2倍から3倍近い重量があるのだがその重さが気にならなくなる。
 カーボンは竹竿に似せた胴調子に仕上げてもどうしても堅さがあるためか、その反動が腕や肩に負担となってしまう。良く腕の健を痛めている人がいるが、カーボンのせいではないだろうかと思っている。その証拠として竹竿を使っている限り腕に負担が来ないのか痛めている人を知らない。まぁ竹竿人口も圧倒的に少ないが、、、
 先調子といえども竹竿は柔らかい、カッツケ専用の竹竿は堅いが、それ以上に竿そのものが重くなるため、腕に負担を与えるほど素早い合わせは出来ないためだろうし、本調子の竹竿だと合わせは竿先を上げるというより、胴を曲げて合わせているために竿操作も小さく、合わせたあとのヘラの引き込みに対しても、竿の胴が対応してくれて腕に優しいのではないかと思っている。
 反面ヘラブナの取り込みに時間が掛かってしまうのだが、競技会でない限り急いで取り込む必要はない。ヘラの引きを十分に楽しむのが良いのではないだろうか。
 目をつぶり竿を叩くヘラの動きを感じて無理せずに取り込む。そこに竹竿の良さがあるように感じる。
 雨が降ると竹竿は抜けにくく、竿を乾かす手間も考えてしまうと、もっぱら晴れた日専用となってしまう。7尺や8尺の短竿では、竹竿の良さも感じないのでせめて10尺、出来れば12尺以上で竿の曲がりを楽しんで貰うと、カーボンとは違う世界が広がると思うのだが如何だろう。

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