両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

淀の天狗池 2018年9月より大助賞規定

 淀の釣り天狗では、大助賞として釣り池専用金券が出されていて日曜日は別に日曜大助1匹長寸賞が設けられていた。
 大助賞は、従来道り40㎝以上200円、45㎝以上400円、赤ヘラ50円、赤ヘラ35㎝以上200円の金券が出る。
 日曜大助1枚長寸については、今までは10賞まで設けられていたのだが、5賞までと減らされてしまった。大きな原因は釣り人の減少だろうと想像がつくが、釣り人側としてはたかが200円程度の商品だったのだが、それを目指して血眼になっていたのだから面白い。
 次の大きな変更が、釣り上げたサイズが33㎝以上あれば登録して、サイズアップの度に更新する事が出来たのだが、40㎝未満までは、今まで通りサイズが更新する毎に登録出来るが、40㎝を超える大助は1度のみとなった。
 つまり40㎝丁度の大助を登録した後に45㎝を釣り上げても先に40㎝を登録しているので、45㎝を釣り上げたところで日曜大助大会には参加出来ず、大助賞の400円金券のみとなる。
 このような変更は、今までにも池側に問題があった。再三付け落ちやサイズ計算間違いで、10賞の順位や付け落ちを釣り人に指摘されて、余儀なく10賞が11章になってしまったりしていた。
 根本的に釣り池側のシステムに問題があるのだが、高齢化もあり正確な運営が難しくなったのもあるだろう。
 また池の運営方法にクレームを付ける人が現れたりと、釣り人側にも色々な問題があったのかも知れない。
 ただ色々な変更は、スポーツ界で騒がれているように選手ファーストでなく、釣り人のことを第一に考えてない事が残念だ。釣り人が訪れたいと思わせる変更をして、池が繁栄することで、ヘラ釣り池が存続出来るようにして貰いたい。客側も池に負担を掛けることなく、いつまでも続けて頂くためにも知恵を出して欲しいと思うのだが、如何せん釣り池側の人達が誰もヘラ釣りをしないのが惜しまれる。その為にどうしても釣り人の気持ちが理解出来ないところがあると感じてしまう。


 淀の釣り天狗池存続のための提案として、


 1.池側の対策として、大助賞の廃止と日曜大助釣り大会の廃止する。
 これで池主側の負担を減らすことが出来る。釣り人側の恩恵は、釣り代が下がってお年寄りに優しい管理釣り場となる。
 竿の長さ規定などを撤廃して、釣り人が楽しめるようにする



 2.釣り人側の対策として、大助賞に参加しない。
 池規定の竿の長さを無視して、波除けまで自由とし長竿好きを楽しむ。
 竿の長さ規定は、大助が釣りやすい釣りにくいなど不公平感を無くす対策だったのだろうから、大助賞に参加しないのであれば、長さ規定を無視して良いのではないだろうか


 3.うどん池、底釣り限定の維持
 ヘラブナは団子釣りが主流になっているが、関西らしい優雅でスマートな釣りとしてうどん餌限定で底釣り限定は維持して欲しい。
 団子で寄せるだけ寄せてヘラブナを狂わせ、カッツケでヘラブナの口が切れそうになるような強い合わせをしてガンガン釣り上げるのは、どう見てもスマートさに欠ける。
 たくさん釣れれでばいい。量を釣るのが全てのような風潮は下品だ。
 時に竹竿を使いヘラブナにショックを与えないようにそっと合わせて、優雅に取り込む。バシャバシャと暴れさせるのは恥ずかしい取り込みはしない。



 ヘラブナ釣りは、道具を楽しむ事もあったはずだ。
 竿を懲る。竹竿や高野竹、節なしや紋竹など素材を楽しむ。
 竿掛けも素材を懲り、枕や万力の素材や仕様を懲る
 色々な道具を凝るのも他の釣りと一線を画すものだっただろう。
 そこには男の美学もあったと思うのだが・・・釣れれば良い量が多い方が良いでは
その美学が見えてこないと思ってしまうが、単なる懐古主義なのだろう。
 現実には時代に沿っていないだろう、ヘラブナの釣りの楽しみ方は千差万別、色々な楽しみ方を理解し合うことも必要だろう