ヘラブナ釣り 釣り人のマナーとトイレ事情
ヘラブナ釣りは基本的に1日中の長い釣り時間になります。余程でない限りトイレに行きたくなるはずですが、釣り堀によっては水洗トイレが完備されていて、尚且つウォシュレット備え付けの便器が用意されている場合がありますが、郊外のトイレ設備が整っていない場合は、昔ながらのボットン便所の場合もあり、その様子を見るだけでガッカリするのですが、浄化槽を用意するだけで水洗便所が設置できるのにと、時代に乗り遅れている感が市内でもありません。
以前まではトイレ事情の悪い池には、まったく行きたくないと敬遠していたのですが、事情があって設備の整ってない池にも訪問するようになりました。しかしその場合でも、釣り座についてトイレ臭が漂って来る釣り座は、それこそ逃げ出したくなりますので、そんな釣り座には着かないようにしているのですが、否応なしに入ることになった場合は、マスクをして少しでも匂いから逃れるようにしています。
残念ながらヘラブナ釣りに女性が参加される率が低いのも、このトイレ事情が少なからず影響していると感じますが、都会の真ん中にある池では、設備が整っていますので訪問しやすく、反対に郊外の池は足が遠のいてしまいます。
そこでふと考えるのですが、ボート釣りをされている方はどうしているのでしょう。海の船釣りでは、囲いがある場合でも海に垂れ流していますが、池やダムではどのようにされているのかです。
心ある方はペットボトルなどを用意して、陸に上がった段階でトイレに流すようにされていますが、舟に立ち上がり立ちションをしたり、ペットボトルに入れても、そのまま池に流して池でペットボトルを洗ったり、餌桶に用を足して池に流したりする方もいるようです。
場合によっては近くの陸に上がって立ちションなんてのもあるようですが、ボート釣りではなくダム湖や野池で、近くにトイレがない場合も、立ちションをする人が多いのではないでしょうか。
このようにトイレ問題を考えると、女性を舟釣りにお誘いすることは出来ず、ダム湖や野池であったとしても、近くにトイレ設備がある場所限定となってしまいます。
実は釣り堀でもトイレに行くのが面倒なのか、後ろを向いて立ちションをする人がいます。場合によっては池に向かって放尿を・・・。マナー以前の問題だと思うのですが、人間性を疑ってしまいますが、それがまかり通る時代に立ちションをしていた人たち。つまりある一定以上の年寄り達にその傾向が強いと感じていますが、トイレに行く時間程度で何が変わるというものではないはずです。
ヘラブナ釣り師のマナーに対する意識の低さは、それこそ人間として低俗と分類されても仕方ないと思えてしまいます。どうしてトイレに行くことが面倒だと思えるのでしょう。
そういえば少し大きな釣り堀では、桟橋の途中にトイレを設置されている場合があります。当然そのトイレで用を済ませる方が多いのですが、あのトイレに溜まった排泄物は、どのように処理されるのでしょう。池主もそんなことはしたくないと思うのですが、池に放尿されるよりはいいのかも知れません。
でも釣り人がホンの少し協力するだけで、ホンの少しマナー良くホンの少し行儀良くするだけで、随分と池の環境も違ってくるのではと思うのです。同じ池に女性がいても平気なんですから困ってしまいます。それこそトイレまでたいして距離も離れてないにも拘わらず・・・何しているんでしょうね。
まっ昔のままのトイレを用意している池も問題ですが、池の循環水はどのように捨てているのでしょう。雨水と同じように川に流しているのでしょうか。それとも汚水扱いで下水に流しているのでしょうか。最低限トイレ設備の整ってない池では、雨水扱いで処理されているのでしょうね。
雨水扱いで流しているとすると、池の底に溜まっているヘドロを流すことも出来ませんね。ヘドロは基本産業廃棄物扱いですから、一気に汲み上げて処分するのには相当な費用が掛かりますが、汚水として処理が出来るのであれば、常日頃からポンプを利用して循環させることで、薄まったヘドロも流すことが出来るはずですが・・・。
日々使用するトイレですが、それこそ駅のトイレでも清潔に保たれるようになっています。釣り堀は商業施設なのですから、もう少し改善されるとまた違ってくると思うのですが、今のままでは女性を取り込むことは難しいですね。
思い出すと・・・フランスのトイレもいい加減なもので、今回のオリンピックで用意された男子トイレは、街中にも拘わらず囲いも何もなく、4方向から向かい合ってするタイプ。フランス人は恥ずかしくないんでしょうね。
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