両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 GWの淀の釣り天狗池 5月3日(木) 晴れ

 GWってこともあり連続釣行です。釣行先は相変わらずの淀の釣り天狗池へ。28日の日曜日が72枚、昨日が59枚、そして今日は午前中だけで33枚だったので60枚は行くかと内心期待したのですが、午後から良い当たりが減ってしまいなかなか合わす事が出来ません。ってことで結局56枚で終わってしまいました。


 5月5日の日曜日には、月一の大会がありますので、その大会を想定して規定通り大池で15尺を出しました。午前中は先日の釣り方を再現していたのですが、同じように釣れてきます。あっ、水温は18度と安定していましたので、想定道りの釣果だったといるでしょう。
 そのまま続けていたのでは、試し釣りにはなりませんので、午後から浮きを変えてみました。それは水温が高めだったので、上ズリが激しく浮きが落ち着きません。場合によっては途中で食ってしまいますので、オモリが倍以上乗る浮きに変更して、早めに餌を沈めるようにしてみました。
 その結果は、はっきりとした当たりが出たのですが、午前中のような黒フシの小当たりが出なくなってしまいました。また食い当たりが極端に減ってしまい、スレ当たりが増えた印象があります。いわゆる綺麗なカラツンではなくて、食い当たりと紛らわしい当たり方が出てしまい、ついついその当たりに反応してしまった結果、空針ばかり引いてしまう事となり、釣果が伸びない時間を作ってしまいました。
 餌を早く沈めるのは良いのですが、浮きの調整の仕方を再度工夫する必要があるとつくづく感じた次第です。


 実験を続ける意味もあって、それならといっそうのこと一気に短くてしてみようと8尺を出しての調査です。ホンの数投で当たりが出始めるではないですか、サイズ的にも粒ぞろいの様相です。これなら大会本番も8尺でいこうかと、ついついスケベ根性が出てきますが(笑)。1枚1枚釣り上げる楽しさがありません。
 釣れたら良い数上げるのが良いとは私的には思っていませんので、どこかの大会のように7尺提灯で数を競う釣り方は、ヘラブナ釣りの楽しみ方を半減どころか、ヘラブナ釣りの面白さを自ら否定してしまっているように感じます。
 メーカーによる競技会のあり方も、再考して欲しいと思ってしまうのは、大会などには縁のない日曜釣り師の一種のひがみなんでしょうか。


 数が命なんて思っているのだとすると、アジのサビキ釣りでもすれば良いと思ってしまいます。1枚を釣り上げる工夫をアレコレして、やっと食ってくれたヘラブナの引きを手と腕に感じて、静かに引きを楽しみながら寄せて来る。この時こそヘラブナ釣りの楽しみではないのでしょうか。
 8尺と15尺では、余りにもヘラブナのあしらい方が違ってきます。寄せ方も粗いあしらい方となり、引きを楽しむというよりは、釣り上げよう玉に入れよう枚数を増やそうと、数が優先したような釣り方になっていると感じました。


 やはり競技会のような釣り方は、1枚のヘラブナに対する尊厳もなく、それこそ命を相手にしているとは思わないような、乱暴に短時間の引き寄せをして次のヘラブナを釣り上げる釣り方は、日曜釣り師としては面白くもなんともないと思ってしまいます。


 勝つための8尺、釣る楽しみの15尺、さてどうしましょ(笑)。やはり15尺からスタートするのが正解ですかねぇ。
 となると浮き選びをして浮きの調整をじっくりと時間を掛けて準備する必要がありそうです。
 次の日曜日には、はたしてどの程度の釣果となることか、大会を楽しみながらも色々と試す事も忘れないようにする必要がありそうです。


 そうそう、他の釣り人は、午前中は良かったけれど午後から当たりがなくなったとのことです。やはり攻め方を間違うと当たりを消してしまうことのようですが、私的には当たりは続いていたし、ヘラブナの動きを見ている限り食い気は旺盛だったように思いますので、何かが違っていたのでしょうね。
 当たりが出ない!なんて事がないようにアレコレ工夫を続けることとしましょうか。


 残り少ない大型連休ですが、楽しいGWだったと言えるような釣行をしたいですね。