両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 GWの淀の釣り天狗池 5月2日(木) 晴れ

 いつものように朝一番に水温を計りました。前回同様18度と雨が続いたにもかかわらず安定しています。若干透明度が上がっているようですが、それがどのように影響するのかが今日のポイントと思いました。


 取り敢えず大池の中間当たりに陣取って15尺でスタートしました。初めから当たりはないだろうとノンビリといろいろと整理をしながら浮きを見つめていました。やはり応答はないなぁと思っていたらツンと入るではないですか。当然すかさず合わせてさい先の良いスタートを切ることが出来ました。
 その後風が強くなり振り込みに手間取るようになったので14尺に落とします。今回は少し軽めの浮きを使っていましたので、それでもなかなか振り込みが安定しません。西風が思いのほか強くて、パラソルを出していると寒いくらいに感じます。なんとなく閉口しながらも我慢の釣りをしていたのですが、風の強いのは大の苦手な私ですから、風を背から受けられる小池の塀側へ移動することを決意します。カウンターを見ると24枚でしたから、1時間8枚のペースだったようです。
 しかし、そんな風の強い中でも、皆さん我慢して釣り続けられていますが、風は苦にならないのでしょうか。


 小池も選り取り見取りに入れるくらい塀側が空いていましたので、これ幸いと移動することを決意します。
 ただ小池も見ている限りそんなに竿が立っていない様子です。大池より小池の方が調子が悪いのだろうかと、なんとなく嫌な予感がします。風を我慢して釣り続けていた方が良かったと後悔するかなぁなんて事が頭をよぎります。
 小池用の仕掛けを用意して釣り開始です。こちらこそ当たりは遠いだろうと思っていたのですが、1投目から当たりが出ました。まさか当たりが出ると思っていなかったので、当たっても合わせられませんでした。ただ目の錯覚かなぁとも思いましたので、もう一投じっくり見ようとしたのですがさっさと当たってきます。あれ?皆さん静かにされていますが、こればいったいどうしたことかと、3投目からしっかりと合わせて連続入れポン状態を演じてしまい、皆さんに悪いと少し小さくなってしまいます。
 何故か回りの釣り人は釣れてない様子です。左のヘチに入った方はポツポツと上げられていますが、その他の方達は忘れた頃に合わせられる程度で、当たりすらない様子です。いったい何が違うのでしょう。
 結局、39㎝を頭に59枚で終了しましたが、途中カラツンが続いてしまったため、思いの外伸びませんでした。カラツンが全て乗っていたらこの前の日曜日と同じ70枚は超えていたと思います。
 カラツンの原因は、途中で浮きの調整をして餌落ちメモリを下げた結果です。はっきりとした当たりを出したくて調整してみたのですが、反対にカラツンに陥ってしまいました。暫くそのまま続けてみたのですが、偶に乗ってくる程度でことごとくカラツンになってしまいました。
 しびれを切らして再度餌落ちメモリを上げて見ると、やはり綺麗に乗ってくるようになりました。実際はスタート時点より餌落ちメモリは少し下がった状態なのですが、その差なのかたまにカラツンとなってしまいました。


 今回の教訓は、浮きの調整に付きます。その日に合った調整が出来ているかどうかだけで、釣果が全く変わってしまうことです。
 また、釣れない方達の釣り方をチラチラと見ていましたが、余りにも打ち返しが少ないと思いました。
 確かに水温が温む時期に、打ち返しを多くし過ぎると、間違いなく上ずらせてしまいます。しかし、水温の低い時期ではお手上げとなりますが、水温む季節であれば、それほど怖がる必要はないと私は思っていますので、コロコロで押さえるかノリやドロを使って剥がれにくくして、それでも上ずるのは無視して打ち返すことではないでしょうか。
 私が10回打ち返している間に1回も打ち返されないのですから、アレではヘラブナが寄らないし餌に対する興味を持ってくれないと思うんです。
 餌に興味を強く持ってくれれば、仮にスレを搔いても驚いてヘラブナが散ってしまうことは少ないと思っています。入れポンを続けていてもいっこうに散らないと思いますので、ひたすら打ち返すことで釣果が上がると思っています。
 これは当然淀の釣り天狗池に限ったことではなく、どこの釣り堀でも同じではないでしょうか。


 今回雨のために透明度が上がってしまった結果、上で当たってくるヘラブナが多くて閉口しました。明日からも晴れ間が続くようですから、透明感は少し収まるでしょうから、釣れやすくなるのではないかと思っています。