両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 GWのヘラブナ釣り・・・天気は

 GWとしては初めての10連休で、春の日差しが暖かく気持ちの良い陽気に誘われての釣行を楽しみにしていたのですが、5月1日の令和元年の初日からは、余り良い天気が続かない様子です。全国的にはどのような天気になるのかは知りませんが、雨が降らなかったとしても風が強まりそうです。
 私的には、少々の雨はまだしても風は全く駄目です。いつもの淀の釣り天狗池では、大池は東西に長くて釣り座は北側と南側にあります。また小池は南北に長く東側と西側に釣り座があります。他の池のような浮き桟橋は設けられていません。
 このように東西南北、どこの釣り座にも入る事が可能な池ですから、如何に風を背から受けるかを考えて、天気予報を睨みながら事前に釣り座を予約するようにしています。横殴りの風も閉口しますが、向かい風となったおりには、全く釣りが成立しない程に私は苦手にしています。
 朝一番には穏やかな風でも、昼頃を境にして風が強まることが多々ありますので、予約せずに釣行しても、最大風速が何時にどちらの方角から吹くかを考えて、釣り座を確保するようにしています。
 上手い具合に西側と北側には塀が設けられていて風除けになりますので、強い風の日は積極的に入るようにしています。


 例え背から受ける風だとしても、風速そのものが弱まるわけではありませんので、釣りやすいか釣り難いかの違いでしかありません。
 少しでも釣りやすい風向きだとしても、ベテラン釣り師のように正確に同じポイントへ打つのは甚だ難しく、1日風に翻弄されることになってしまいます。


 そんな強い風の日だからこそ振り込みが難しいのですから、強い風限定で登場する浮きがあります。私が使えるようなものですから、全く高価な浮きではないのですが、風の弱い日には使いたいとは思わない程、しっかりとオモリが乗るタイプを登場させます。
 このような浮きだと少々の風でも振り込みやすく、同一ポイントとは言いませんが、比較的狭い範囲に振り込みが可能です。但しそれ程オモリを背負ってしまう浮きだと、当然感度が悪くなってしまいます。そのままでは当たりを逃がしてしまいかねませんよね。


 その浮き群は、胴の浮力を持たせていますがトップは無垢素材で仕上がっています。このタイプの浮きは、やや深めに沈めるように調整することで、風による倒れ込み量を減らし、弱い当たりだとしても変化を表現出来ると私的には思っています。
 横風でやや倒れたとしても、そのままツンと表現出来る調整が可能で、安定させた浮き調整をした場合は、その横揺れが誘いとなってヘラブナの食いを誘発させると考えています。


 このように釣り堀であれば、風の強い日も何とか釣りを成立されることは出来ると思いますが、野池や波除けが設置されていない管理池では、波が高くなって大きな当たりが出ない限り、食い当たりを見定めるのは至難の業でしょう。


 せめて1日は野池や遠くの釣り堀へにでも行こうかと思っていたGWですが、軟弱な私の性格では腰が引けてしまいます。仕方ないので針結びや仕掛け作りをして、次の釣行を楽しみにしていましょうか。


 上手い具合に天候の回復が出来ると良いのですけどねぇ。