両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 通い慣れた釣り堀もいいけれど

 誰しもホームグラウンドは持っていると思うのですが、このポイントは何尺で攻めれば良いとわかっていると思うのです。多分攻め方も決まっていると思いますので、ある意味安心した釣行となるのでしょう。
 知ってしまった釣り堀では、どのポイントで大助が良く釣れるなんてことも、何となくの経験上知ってしまっているために、何となくその場所に入りたいなぁって思ったり、いやいやみっともないから入らないようにしようと、遠慮のようなものがあったりするのです。当然その場所に入ったからと言って大助が約束されているわけではないのですが、そのポイントで釣り上げると、やはり底では大助が出ると囁かれることはあっても、上手いなぁとは決して評価されないのです(笑)。


 私自身ゴルフはしないのですが、ゴルファーもホームグラウンドを持っているのは当たり前で、クラブチャンピオンを取ることが目標だったりすると思いますが、そんなゴルファーでもハワイやオーストラリアとまでは言いませんが、宮崎のどこどこ北海道のどこどこと他の地方へ出向いて、ゴルフをされていますが、私から見るとどこでしてもおんなじだと思ってしまいます。しかしゴルファー達にとっては、どこでプレーしたかどこのゴルフ場でなんぼで回ったなど、色々な評価するものがあるようです。


 ヘラブナ釣りでも同じ事がいえるのかも知れません。ホームグラウンドの池のようにかゆいところも全て知ってしまっている池ではなく、初めて訪れる池でどのように攻めるのか、その池のアベレージを確認して、それをクリアー出来るとしてやったりとほくそ笑むことが出来ます。
 不思議なことに池によって当たり方が違っていたり、当が出るまでの時間の差など不思議と違っていたりします。
 そんな違いを楽しみに出来るのか、それとも苦しみと感じるのかは人それぞれだとしても、違った池で自分の技を試すのも面白いと思えてきます。


 私のような生来のものぐさ者は、少しでも近い釣り場に行きたいと思ってしまいます。若い頃は、京都から遠い海でも平気で釣行したものですが、今では近場をついつい選んでしまいます。それでもGWの長い休みをいつもの釣り場で楽しむのは、何となく勿体ないと思っていますので、せめてお隣の滋賀県に訪問しようと目論んでいますが、撃沈されうなだれながら帰宅するのか、意気揚々と帰ってこれるのかは、ここに書く文言にキット現れることでしょう(笑)。


 春爛漫なこの時期を子供のように楽しんでやろうと思っているのですが、手痛いしっぺ返しを喰らう事になるのかどうか、取り敢えず行ってみましょうかねぇ。
 腕が怠くなる程の爆釣を演じることを夢見て、18尺程度の竿で楽しむ事としましょう。


 野池組はもう釣り堀に見切りを付けて乗っ込みを狙っている様子ですが、私は軟弱に釣り堀へと通うのであります。