短竿での底釣り経験
私は短竿での釣行経験はとても少なく、長竿で当たりが少なくなった場合に短竿を試してみる程度で、また長竿に戻る釣りをしていました。
短竿と長竿では、当たりが出るまでの待てる時間に差があると感じています。あくまでも私個人の感覚ではあるのですが、短竿の場合は、少し当たりが出ないだけでもう辞めたくなってしまいます。
といって長竿でもじーっと待つなんて事は出来ないのですが、振り込んでから当たりが出るまでの待ち時間は、長くても2分まででしょうか。余程のことが無い限りそれ以上待つことはないでいます。通常は1分程度と思います。
1分で当たりが出ないと打ち返し、また1分程度でしょうか。案外それ以上待った方がツンとした本当たりが出るとは思っているのですが、自分自身短気とは思ってないのですが、お尻がムズムズして早く打ち返したくなってしまいます。
経験的に30秒から40秒で当たりが出てくれるのですが、勿論それが食い当たりだとはいいません。触りでもいいのですが、浮きが動くまでの時間と言い直した方が良いかもしれませんね。
それが短竿の場合は、1分でも長く感じてしまって、それでも2分程度待ってから打ち返すのですが、それが短竿の場合は続けられないのです。余りにも浮きの様子が見えすぎてしまうことの出来事なのでしょうか不思議ですね。
いつもは短竿での釣り時間は短いのですが、今回は1日中8尺で通してみました。全体的に調子が悪かったのもあるのですが、当たりが出るまでとても長い時間を有しました。元々ある程度の長竿を使って釣られる方も多くいますので、8尺ではヘラブナのいるポイントではなかったのか知れませんが、当たりが出までは2時間近く掛かったように思います。当たりが貰えないと判断した場合は、通常の私ではそのまま2時間なんて我慢出来ず(笑)、いつもなら30分もしないうちに長竿に変えてしまうのですが、今回だけは、私としての実験も兼ねていましたので我慢に我慢を続けていました(笑)。
以前まで短竿での当たり方は、往々にしてトンカチ当たりだと思っていました。長竿では消し込み当たりなんて余程のことがない限り出ないか、出てもスレ当たりだったように思いますが、短竿では消し込みが多かったように記憶しています。それが1日を通して釣ってみますと、確かに消し込み当たりもあるのですが、長竿と同じようにホンの触り程度の当たりもあったのです。そんなの当たり前といわれそうですが、これは新しい発見だったのは間違いないです。
長竿で釣り慣れてしまうと、短竿では上手く当たりが取れないこともわかりました。
これは見え過ぎるための弊害と視野が広いのか狭いのか、ボヤッとした見方になっているようで、当たりを逃がしてしまうことが多々あったのです。勿論これは私だけの現象でしょうから、特に取り上げる必要もないのでしょうが、当たりに反応出来ていないのです。
とてもよく見えるために小さな触りもよくわかり、今か今かと待っているときには本当たりは貰えず、触り当たりだけでふっと止まってしまうのです。長竿ではこの微妙な触りは見えてないはずですが、見え過ぎて困った触り方です。とても小さなツンツンツンと続く当たりが見えてしまうのは困りものですね。
長竿では、静まっていた浮きが不意にツンと入っても合わせられるのですが、短竿ではボヤッとし過ぎていたためか反応出来ずにいたことは、慣れだけでは解決出来ないのか単に私自身の運動神経の問題なのか(笑)どうなんでしょうね。
ただ気がついたこととしましては、私はいつも釣り台に使っているのですが、上から45度の傾斜で見下ろすため、浮きの当たりを長竿のように横から見る事が出来ないことです。その為に浮きの変化が認識しずらかったのかも知れません。
まぁ、これも反応が出来ていなかった言い訳かも知れません(笑)。
次回は、短竿を使うときはスノコを出して釣ってみて、尺数の違いを克服出来るか試してみる必要がありそうです。
そうそう、今回は針の号数を下げることで釣果に結びつきました。実は針結びは事前に作っておくのですが、今回はあまり使っていなかったタイプの針を使ったため、多分5年以上前に結んだ者だと思います。ナイロンハリスケースには、5㎝ずつラインが引かれているのですが、その白いラインがハリスに付着してしまっていました。透明で魚らか如何に見え辛くするかが、ハリスとしての役目のはずなのに、等間隔に印が入っているのは困ったものです。ですがそれでも釣れてきたのですから、やはり人が思っている程に神経を使う必要はないのかも知れません。ただ線が入っていなかったらもっと釣果が伸びた可能性もあるので何ともいえないですが、そんなラインの入っていないハリスの針から、ライン入りのハリスを使った方が良く釣れたのは、針の号数の違いと思っています。
となると、綺麗なハリスに小さな針が結ばれている方が良かったかも知れないですね。
そうそう、5年も経っているとハリスも弱っていた可能性はあります。今回は龍聖の8尺でしたからそんなに堅い竿ではないのですが、やり取りも合わせて4回ほどハリスを途中から切れてしまいました。ただ40㎝の大助も釣り上げる事が出来たのですから、果たしてどうだったのでしょうね。
次週の日曜日は取りは休みです。その次の週には頑張ってみますが、やはり長竿に戻した方が私には合っている気がします。
あっ、忘れてました、まぶし粉の違いも実験しています、それはまた明日にでも・・・
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