両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り スレ禁止とSDGs「競技会」

 私たち天釣会の釣り大会は枚数や重量ではなくてサイズ競争をしています。それに釣り歴の短い方でも偶然大型が釣り上げる事もあるわけで、腕が良いから大型が釣れるとは限らず多くは偶然の結果でしかないのですが、それでもやはりある程度数を釣り上げれば大型の混じる可能性がありますので、やはり少数釣り上げての偶然より大量に釣り上げた方が確立が良いといえるわけで、そういう意味からは腕の良い釣り人が勝つチャンスが大きいのは間違いないはずです。


 ところが現実はそんなことはなくて50枚釣り上げてね小型ばかりで、5枚しか釣り上げられなかった方に大助が釣れたりと、良くわからない状態ではあるのですが、ただ常に腕のいい人が立ち続ける枚数大会よりは公平感があると思ってこの競技方法を続けています。


 最近YouTubeで見たのですがスレが掛かると振り出しに戻るという大会でした。これは面白いと思ったのです。誰しも数は釣りたいですし当たりがあれば合わせたくなりますが、どんなベテランであったとしても確実にこれが食い当たりと確実な判別は出来ないと思います。仮に判別が出来たとしても浮きが動けばついつい手が動いてしまうのではないでしょうか。


 だとしても釣技の向上とヘラブナの魚体保護の観点からも、如何にスレを掛けないようにするかも重要な指針だと思うんです。数こそ命になりがちな大会ですがそれこそシマノが奨励しているSDGsについても、単に釣り上げたヘラブナを玉に入れたまま餌を打たない、釣り上げれば即放流をしてから餌付けをするその時間差をSDGsの一環としていますが、そんなことよりスレ禁止の方が解りやすいのではないでしょうか。


 競技会ではついつい多くを釣り上げた気持ちが先走ってしまって浮きが動けば合わせてしまう。勿論スレはカウントされないのですが減点はされないのです。本気になって魚の保護に取り組むのであればもっと厳しいスレ禁止を打ち出すべきで、どんなに大量に釣り上げていようがスレを掛けると0に戻る。これはなかなか大変ですがとても面白いと感じたのです。


 参加者はそれこそ戦々恐々となってしまいます。断然トップを走っていても最後にスレを掛けることで0になるのですから、最後の最後まで解らないのはとても面白いと思ってしまいました。
 ただ単純に0にしてしまうとそれこそ競技が成立しないかも知れませんので、時間を区切ってこの時間にスレを掛けると0にするとか、10枚目をスレると0に戻るとかその競技方法は色々と考えられると思うのですが、釣技向上と魚の保護という意味ではなかなか面白いと思ったのですが駄目でしょうか。


 仲間内での大会も取り入れると面白いと思うのですが、ただスレをたった1枚掛けることで全てがご破算となるのは、年齢を重ねていると大きなストレスとなるなど精神衛生上は良くないかも知れませんね。


 如何にスレをかかないか、如何に的確な当たりを読み取るのか、釣技向上にも一役買ってくれると思いますが、、、、面白いと思うんですけどねぇ・・・・駄目ですか?