両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 団子餌(グルテン)の難しさ

 私は基本両うどんの底釣が主の釣り方ですので、団子餌の経験はとても少ないのですが、その為に何が適しているのかどんなサイズでどんな形にすべきなのかも、正直理解が余りにも追い着いていません。
 その為に毎回迷いに迷ってしまうのですが、その整理も含めまして少し書いてみたいと思います。


 一昔前までの団子餌はマッシュポテト主体の団子餌だったはずです。マッシュポテトが餌として有効と知る切っ掛けはサツマイモの団子だったはずで、鯉釣りの餌としてもサツマイモを蒸かしてそのままカットしたり羊羹状に練って団子状に丸めて餌にしていました。たしか今でも鯉用としてはあるはずですが、鯉釣りの世界も随分と変わってしまいましたね。
 その後マッシュポテトが食用に多く出回っていましたので、誰が始めたかは知りませんがマッシュポテト全盛となったわけです。


 マッシュはバラケ性は良いのですが、芋羊羹のようにまとまりが悪いために待ちの釣りが出来ません。それを何度も打ち返す事で結果的に良く釣れることとなったのですが、40年以上前でしょうか海藻のトロロを餌に使う事をなりました。とはいえ現代のようにトロロだけを針に掛けるのではなくて、マッシュをまとめる役割が有り尚かつ現代のグルテン餌のように針の懐に繊維が残ることで、釣果を伸ばすようになっていきました。


 昔話はどこまで本当かどうかは別として(笑)、現代に於ける団子餌の主体は当然マッシュですが、そこに麩をどの程度ブレンドするかで針保ちやバラケ性などをコントロールすることとなって行きました。
 その一翼を担っているのがグルテン餌ですが、グルテンも単体では餌とはならず、マッシュがあればこその餌といえるはずです。この場合も最後の最後にグルテン繊維が針の懐に残ることで、釣果を伸ばす事が出来るようになりました。


 さて、グルテンを含む団子餌の考え方はどうあるべきなのでしょう。単純に丸めて針に着けているだけでも釣れて来るはずですが、人より頭1つ抜け出すには何をすべきかとなるはずです。
 私などは団子餌の経験が余りにも乏しいですから、全く当たりが貰えないままスゴスゴと尻尾を巻いて逃げ出してしまうことになります。


 やはり水温が1番の決め手となるはずですが、その水温によるヘラブナの活性をどの程度見定めで、それに対応すべく餌作りをする事でヘラブナは応えてくれると思うのです。


 とはいえ盛り上がるほど集まってくるヘラブナを見ても、決して貪欲な魚とは思えないのです。盛期のヘラブナの動きを見て決めつけるには余りにも危険で、団子餌の周りでパクパクと餌を食んでいる姿こそ真のヘラブナだろうと思うわけです。
 そんなヘラブナに団子餌を如何に食わせるかがポイントとなるはずですが、その為には何をすべきかとやっととなるわけです。


 どんな餌でどんな状態でも食ってくる時期は、結局アレコレ考える必要もなくそれなりに釣れますのでそれでいいのでしょうが、冬期の水温低下時に食ってくれるためには何をすべきなのでしょう。
 単純に餌の配合だけでは解決しない事が多々あると思っています。そんな場合は不思議と丸め方、バラケ方、ボソタッチ、やわタッチ、丸めるサイズよっても食い当たりが出か出ないかの違いになります。どうしてそんなことで食い当たりが出出ないかになるのでしょう。正直コレばっかりは私にはわかりません。
 わからないからこそその時その時に色々と対応をしてみて、どれが食いパターンを見つけなければなりません。そのパターンを見つけられると間違いなく頭1つ飛び出せるのですが、、、


 過去に何度か当たりすら出ない、それこそ生命反応すら感じない日が何度かありました。そんな折には色々と試していくのですが、やっと当たりが出だしたと思っても、その数分でそれも長くて30分以内でまた静まりかえってしまうのですから、パターンがわかったつもりになってまた落ち込むのですから困ったものです。


 但しこんなことも釣り堀だからこそ考えるのであって、もしこれらが野池での出来事とだとすると、単にヘラブナが回ってきてないと思うだけで、団子餌のパターンを色々と変えて試してみるなんて事はないのではと思うのですが如何でしょう。
 もし野池といえども餌の工夫が上手くマッチするとするならば、釣果に差があったかも知れないのですが、簡単に確かめようがないですよね。
 その点釣り堀なら間違いなく目の前には居るはずです。だからこそアレコレ試すことによって結果が確認出来るわけです。その試し方の違いで釣果に差があるとすると、その試すパターン数を多く持っている程その結果が出せるのですが、それこそが釣技の差となってくるのだろうと思うのですが、全てが結果腕の差だとすると・・・無駄なあがきって事になってしまうのでしょうか。ふ~ぅ。。。困った事ですね。