両うどんのヘラブナ釣り  天釣会のブログ

京都「淀の釣り天狗池」のヘラブナ釣り愛好会

京都 淀の釣り天狗池

 ヘラブナの釣り糸に対する考え方 糸その5ー2

 先に道糸についてつらつらと書きましたが、基本両うどんの底釣りを想定しています。
また今回はハリスを含めての考査となります。


 ヘラブナ釣りで使用いる糸の素材としては、ナイロンとフロロカーボンでしょうか。時代と共に色々と出てきていますが、ヘラブナ釣りに限定するとこの2種に落ち着くと思います。
 利用する段階で誰しもが選択の第一順位となるのが、糸の太さつまりは号数でしょう。
 ルアーやトローリングで使われるリーダーはポンド表示となっています。つまりこの糸は何ポンドの強度があるとの表示されているのです。
 1ポンド(1lb)は450gの強度があります。この強度は引っ張り強度ですが、何も結び目のない単糸の強度となります。
 世界的にはその強度を表示することがとても重要で、そのポンド表示で利用する糸を決定します。
 トローリングなどでは、寄り細いリーダーで寄り大きな魚を釣り上げられる事が、国際釣魚規則として競技の基本となっていますので、何ポンドのリーダーで釣り上げたと申請書に魚とタックルの写真そして使用したラインを15m送って、審査会で何ポンドで切れるかをテストされて初めて登録されます。申請ポンド以下で切れなければ無効になりますので、メーカーもいい加減な表示が出来ないのです。
 それほど糸の強度は厳密に測られているのですが、ルアーやトローリング用の糸以外では、その規定がありませんので、何号がどの程度の強度があるかは全くわかっていないのです。メーカーも強度については一切保障の対象にしていません。
 反対に言いますと、素材として弱い糸の場合は、強い糸より太く作れば良いわけですから、太さの規定はありませんので太くしてポンド表示(強度表示)をすれば良いことになります。


 ヘラブナ用の糸の強度は保障していませんので太さを表示しています。


 1号は0.17mmが標準直径となっていますので、この糸の太さは何号ですよと表示しているだけです。現実には同じ号数であってもメーカーによって随分違いがあるのですが、同じ号数でもメーカーの違いや商品の違いで強度の差があります。
 そこでメーカーの表示は、最強ハリスやスーパーハードなんて事が書かれてしたりするのですが、その最強の根拠はどこにもないのです。
 本来ならAの商品は1号で1.8㎏の強度があるが、Bは1号で1.2㎏の強度があると表示すべきです。それがわかると、寄り細い糸で強度のある糸を釣り人側が選ぶことが出来ますが、メーカーはそんなこと知ったこっちゃない!と表示だけの強度の誇示をするわけです。
 価格の高いものほど強度があるような誤解を与えるような文言が書かれていたりします。


 同じ号数(直径)で高価な糸ほど強度があると思うのは間違いです。


 釣り人達は、色々なメーカーの色々な種類を実際に使ってから、この糸は切れるとかこの糸は伸びるや縮むと評価しているのが現実です。
 選択の1つの目安は確かに価格でしょう。しかしその価格に見合う強度があるかはとても疑問ですが、高価なものほど太さのバラツキが少ないとは思っています。
 バラツキが少ないと糸の引っ張り強度が安定しますので、結果的に強い糸となる可能性は高いのですが、もう一つの要因は、糸に掛かっている負担があります。


 糸巻きに平行に巻かれているか交差して巻かれているかで、糸に対する負担が違っています。交差して巻かれているとその交点に負担が掛かり糸が扁平になっているので、その部分から切れることになります。単純には平行巻きの方が安定していると言えるのですが、私の知る限りでは平行巻きの糸は、号数より太めに設計されているように感じていますので間違いなく強度に関しては強いですが・・・・。


 製品の劣化も見逃せませんのでメーカーの製造年月日も重要なのですが明記されていません


 良く売れている店で管理がしっかりしている事も重要です。店先近くに並んでいると紫外線で劣化します。本当は蛍光灯にも紫外線が出ていますので劣化しますので回転翼売れることでいつも新しいものが並び、新しい製品を購入することが出来ることが重要になります。
 試しに売れていない超高価な浮きを手に取ってみてみましょう。表側だけが日焼けしているものが見受けられます。


 強度はあくまでも単糸としての強度ですから、釣りをする場合どこかに結び目が入ります。その結び目で強度の劣化が起きてしまうのですから、如何に劣化をさせないかも重要となります。一般的には8の字ですね。ただ8の字は1回ひねりですが、2回ひねり、3回ひねりと増やした方が強くなります。これは糸を引っ張ることで重なった糸が食い込みその部分から切れるのですが、力の加わり方が分散させれば切れにくくなります。といって4回5回と増やしても意味がありません。


 巻き方で負担が出るのですから、事前に仕掛けを作っている場合も如何に負担を掛けない巻き方をしているかも重要になってきます。


 ついでに、糸の強度は伸びにも関係します。吸水性のあるナイロン糸は伸びやすいのではないかと思っていますが、伸びるからこそショックに強いとも思います。但しピンピンの堅いカーボンロッドを使っているのか、胴が曲がりショックを和らげている竿なのか、竹竿のように明らかにショックを吸収する竿なのかでも違ってきますので、利用している竿によって適している糸の違いもあると思います。
 が、現実問題としてそんなに使い分けが出来るわけでもないので、伸びについては好みとしか言えないようです。(反対に縮む糸もあります)


 次に色についてです。人間の視認性と魚の視認性は全く別と思って良いです。
 不思議なことにヘラブナ釣りでは、昔から道糸に色が付けられていました。他の釣りでは透明が当たり前だったはずです。ところがルアー釣りが盛んになるに従い、デュポン製の糸が輸入されるようになりました。それを見るとびっくりするほど明るい黄色が使われていました。どこにルアーが飛んでいるかの視認性を高めるためですが、水中に入ると同化して見えなくなるとの触れ込みでした。しかし水中深く沈んだ糸は、太陽光が届きませんので色としては認識出来ませんが、淡水で利用する程度では太陽光が届いてしまいます。それよりも糸に掛かる水流の変化を音として感じているので認識出来ています。
 水面近くでは、殆どが見えていると思った方が良いのですが、ルアーでは糸の後ろにルアーが付いているので、そのルアーを追ってくる魚からは糸を余り認識出来ないのです。
 ということでルアー釣りでは糸の色はそれ程気にしなくて良い事になるのですが、ヘラブナの場合も道糸だけでなくその先にハリスを着けていますので、道糸の色はそれなりだとして、ハリスの色をどうするかとなりますが、ハリスの色を意識される方はとても少ないのではないでしょうか。


 結論的には糸が見える見えないが重要ではなくて、ヘラブナに違和感を持たせてしまうかどうかで決まります。


 浮きにスレ当たりが表れますが、糸そのものを危険と感じている場合、魚はその糸を除けて泳ぎますので当たりはしません。イワシなど大群で泳いでいる魚でも、どんなに細い透明の糸でも認識して糸の廻り30㎝ほど輪となって除けて泳ぎます。しかし糸が危険なものではないと認識すると魚体が触れるほど近寄ってくることになります。
 違和感ある糸の状態とは何かですが、糸に対する警戒心を取ってやれば良いことになります。つまり警戒心より食い気が勝れば先を争って食べ出しますので、色は無視して良いとなるはず。・・・なのですが・・・。


 私自身真っ黒のハリスを使うことがありますし、透明のハリスも使います。殆ど違いなく同じように釣れますが、不思議なことに今日は黒色が駄目で透明が良い場合、またその反対もあります。これはいったいどうしたことだろうとは思うのですが、日差しや水色など色々な要素があるはずですが残念ながら結論は出ていません。


 また色よりも水底にどの程度這わしているかも重要な点だと思っています。


 よくジャミ当たりが多いのでズラシを増やしている人がいますが、それは1つには正解ですがヘラブナを釣るという前提に於いての組み立てだとすると、単純にズラシて底に這わす量を増やすと当たりが出なくなったり弱くなる事があります。先の道糸の項で説明しましたように、水圧が掛かっていると力の分散少ないので反応が出るはずですが、道糸やハリスがたるんいでいると当たりが弱くなりますので、浮きのなじみ巾をどの程度出すかも考慮に入れる必要がありますが、水底に横たわっているのですからヘラブナにとっては水底に落ちている餌との認識になり、透明であろうが色が付いていようが警戒心なく餌を食べることが出来ると思っているのですがいかがでしょう。


 結論的に道糸は極端に細い糸を使う必要がないので安価な糸でほどよく作り替えて、ハリスに関しては超高価な糸は必要なく、懐に優しい糸で頻度良く作り替える方が結果的に安心して釣り込めると思っています。
 0.3で釣れるときは0.4でも0.5でも釣れますからね。あっ底釣りに関してですハイ



 

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