両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 頭の整理をするのもヘラブナ釣り

 このブログは当日ではなくて、事前に書き溜めている場合が多いのですが、そのためどちらかというと今現在と言うよりも、過去の事を取り上げる事も多くなっています。といって何ヶ月も前のことではなくて、直近にあったことには違いないのですが、釣行記のような当日の様子など経験した内容など、その時その時の様子を取り上げれば良いのですが、私の場合は頭の中のことを書くことが多く、結果として頭の整理をしているようになっています。


 その多くはヘラブナ釣りでの迷いについてです。迷ってしまって答えが導き出せている場合は、その結果を可能性として書くことが出来るのですが、答えが見つからないままでいる場合の方が多く、その時にはああでもないこうでもないと、なかば愚痴を連ねることになっています。


 但その愚痴も案外頭の整理に繋がっていて、次回は何をどのように試そうかと考えるのに役立つのです。ただその役立つはずの考えが、大いに間違っている場合も多々あり、アレ?って思うことしばしばです。


 そのアレって思ってしまうと、なんで?と????と疑問から抜け出せなくなり、その日は撃沈してしまうのです。


 ああ下手くそ!!と腕のないことを嘆く結果となるのですが、反対に予想通りの結果に結びつくとしてやったりと、清々しい月曜日が迎えることが出来ます。ただその余韻も長くて2日ですから、3日目には次の日曜場にはどうしようと、餌作りから考えるようになります。


 うどん餌でも食用うどんとワラビうどんに大別されるのですが、食用うどんも茹で方1つでも良い餌になったり失敗になったりと、釣果もそれに伴って良くも悪くもなってしまいます。ワラビうどんはもっと如実に表れ、絞り出すサイズから硬さに至るまで、どのタイプを作ろうかと考えます。


 その主な思案はジャミの多さとヘラブナの食い気の高さです。ジャミが多い場合は極端に硬くするか、反対にとても柔らかく仕上げるかです。それによって簡単に針から外れないようにするのです。


 柔らかいうどんはジャミが周辺をかじり取りやすく、浮きに動きは少なくなるのですが、柔らかいために針から外れやすいのが問題です。反対に硬くすると同じようにかじり取りますが、簡単に針から外れないので待てるのですが、浮きの上下動が激しくなってしまいます。


 どちらのタイプを選ぶかで当日の釣果に大きな影響がでます。なんのことはない両方のタイプを作れば良いのですが、それがまた面倒であり、残った餌も捨てる事になりますので、それもまた勿体ないと小市民の感覚が頭をもたげます。


 肝心のヘラブナの食い気が悪い場合は、間違いなく柔らかいうどんにすべきで、硬いうどんほどカラツンに繋がります。しかし食い気が旺盛の時は、餌そのものがヘラブナの動きによって揉まれますので、硬く仕上げてないと簡単に針から外れてしまいます。
 こちらの場合は季節要因を考えれば良いことですから、それ程に迷うことはないのですが、案外その日その日によって食い当たりの出方や、カラツンが多発することもありますので、盛期は硬くて良いともいえないんですよね。


 そして最後にはまぶし粉です。定番のペレットで良いのですが、そのペレットの粒サイズもまたとても重要で、その日その日で使い分けるようにしています。結果としてまぶし粉を多数持ち込む事なになってしまいますが、うどん餌でそれ程多数のまぶし粉を持ち込んでいる人は少なく、ほぼ1種類で通されている方が大半です。


 私は元々が下手くそですから、1種類で釣果を伸ばす自信がなく、結果として多数のまぶし粉を持ち込むのですが、そのまぶし粉も定番以外のまぶし粉も考えています。それを使ったらどうなるのだろうと、新しいまぶし粉を試すのも案外楽しみでもあります。


 その1つが鯉用のペレットでしたが・・・。スイミー系のペレットもなかなか優秀で、元々スイミーが世に出たのも、養魚用の餌をヒントに派生したものだからです。


 こんな迷いをアレコレと考えているのも、実はヘラブナ釣りの一環で、竿を出しているときだけがヘラブナ釣りではないと思っているのですが、単なるヘラブナ釣り病でしょうか(笑)。