淀の釣天狗池 釣行記 6月15日(土)
今回の天狗池は半日の釣行です。
午後からは京セラ美術館の日本画の鑑賞に行きます。我が天釣会のフィクサー前川さんのご令嬢が出展されています。入選作品の展示ですから実力は相当なものでしょうが、私に鑑賞能力が備わっていれば良いのですが・・・。
同時に開催されていたルイヴィトンの村上隆氏の作品。「村上隆 もののけ 京都」と題して京都市京セラ美術館に展示されていたのですが、庭園には巨大なオブジェが・・少しばかり表現が難しいですが、私的には日本画の方が好きです。
ってことで今日の天狗池です。やはり天狗池はノビノビとして釣れるので良いんですよねぇ。釣り堀のイメージとしては桟橋でしょうが、この天狗池にはいわゆる浮き桟橋は存在しません。地中深く掘られたコンクリートで固められた池で、底は赤土を敷き詰められていますので、極端な段差もなく水深もほぼ同じような状態です。
実際は排水のためでしょうか。ある程度の傾斜は設けられているのですが、それ程苦になるようなものではありません。傾斜が設けられているためでしょうか。底にヘドロが溜まるようなこともなく、1日釣りをしていても底が掘れて浮き下が変わるようなこともありません。
そういう意味でもとても釣りやすい池ではあるのですが、このところなぜか釣果が思惑しなかったのです。1つの原因は排水口から侵入してきたザリガニです。今年は随分と増えてしまって、浮きが静かに引き込まれると決まってザリガニです。ただザリガニを釣り上げると50円券がいただけるので、嫌がっているよりは積極的に釣り上げ・・・そんなことをしても仕方ないのですが、猛者はザリガニだけで700円ゲットしたそうです。
ただザリガニがいるとヘラブナの食い当たりは出ませんので、サッサと尺数の変更をするか、餌を多く打ってその餌を食わせる事で、刺し餌にちょっかいを出す事を減らすことも出来ます。
そこで今回池主にザリガニの駆除方法をしっかりとお伝えしました。環境省もザリガニ駆除方法について詳しく載せていますが、とても簡単な方法で駆除が出来ます。それを春から秋のザリガニが活発に動く時期に駆除することで、大量に捕獲することが出来るのです。
また排水口からの侵入を防ぐ必要があります。網を設けるのではなくて、落差を申せた排水にするだけで侵入を防ぐことが出来ます。
確実な駆除方法は池の水を抜くことですが、これは相当大変なことですからいうは易し行うは難しってところでしょうか。以前一度池の総ざらえをしたそうですが、総額1,000万の費用が掛かったそうです。ヘドロのバキューム作業だけでなく、作業中移動する術がなくて巨椋池にヘラブナを逃がしたそうです。高額な費用を掛けるには、実際のところ落ち目になっている釣り堀でそこまでの負担は難しいでしょうね。そのためにも地道な駆除をするしかないのですが、その方法を知らなかったようで・・・困ったものです。
まぁジャミを減らすためにも、大量に水を捨てる事なんですが・・・1週間か2週間休んで取り組むと随分と違うと思うのですが・・・。また提案するようにしましょう。
そしてもう一つが最後に放流された新ベラが小型すぎたことです。小型は体力がなくて冬季の動きが極端に悪くなります。それがある程度のサイズがあると、理想的には35㎝以上でしょうか。そのサイズになると冬期でも良く餌を食いをしますので、それなりに釣れてきますが、20㎝あまりの小型は動きが悪くなり、冬期には当たりが出ないなんて事にもなってしまいます。新ベラについても小型すぎるのはだめだと伝えてあります。次回はもう少し良いサイズを放流してくれる事を期待しているのですが、果たして・・・。
このところ水温が急上昇していますが、水温が上がると余活発に食うかとなると、反対に活発になりすぎて、寄りすぎによる弊害と簡単に上ずることで底釣りが出来なくなってしまいます。天狗池は底釣り専門ですから、その弊害がモロに出てしまうのでしょう。そのため釣果が落ちる傾向にあると感じています。
と・・またまた長くなりましたが今日の釣りです。
天狗池の傾向としてジャミの猛攻に遭ったとしても、時間の経過と共に落ち着きを取り戻し、ジャミがいなくなることはないのですが、的確な食い当たりが出せるようになります。
ただ今日は半日の予定ですから、果たしてどこまでジャミ対策が出来るのか、その結果次第で釣果が大きく変わってしまいます。
と前置きで・・・今日は小池に陣取りました。というのも斉藤さんが大池で竿を出されていたのですが、ザリガニの猛攻にあっていたので小池の桟橋側に陣取りました。元々東寄りの風が強いとの予報もあり、背中から受けるには小池の桟橋側と決めていたのもあります。
ってことで右からの松本の長老、斉藤さん、紅そして私と入りました。
ジャミ当たりはあるものと諦めていたのですが、なかなか食い当たりが出ません。やきもきしていたのですが、長老が良いサイズを釣り上げています。
計ると41.5㎝ありハイポーズ
私は今日竿下ろしをした竿で頑張っていたのですが、ボーズ竿になるのではとしんぱいしていました。また改めてインプレッションしますが、相当硬さがある竿でこの釣り釣り上げたサイズが35.7㎝ありましたが、竿があまり曲がっていません。
釣れてくるヘラブナも怪我がなく綺麗な魚体をしていますが、それだけ釣られていないことを意味します。
しかし正直今の天狗池はずいぶんと調子を落としています。なかなか大変ですが反対にいうと釣技を磨くには最適・・・。でもねぇ、楽に釣りたいですよね。
なんと岩田池に行ったグループは、大助を10枚以上釣り上げて様子で、枚数も50枚ほど釣り上げていたとのことです。
それに茶園さんが鯉ベラではあるのですが、なんと60㎝サイズを釣り上げられていたのですから驚きです。これで50㎝以上を3枚目のはずですね。
明日は岩田池に行って、今日溜まったフラストレーションを解消する事といたしましょう。・・・・出来るかなぁ。。。
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