両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラ竿を磯竿に持ち替えて 釣行記 5月28日(土)

 随分と久しぶりに海釣りへ行ってきました。いつもの福井県小浜市のポイントですから車横付けで楽な釣り場です。
 大飯原発のあるおおい町ですが、原発の補助金が出ているのでしょう町の整備にはお金が使われているのが解ります。

 京都からは約100㎞の距離があります。

 このポイントも車横付けで何人もの釣り人が竿を出していました。右の建物の横に大きなヨットハーバーがあり数千万から億単位クルーザーが停泊しています。それを横目に小市民の私は丘釣りをするのであります(T.T)。


 私の海釣りは元々黒鯛の筏釣りからスタートしたのですが、その後磯釣りへと移り鯛の船釣りとなっていくのですが、途中神戸や大阪の防波堤にも行くようになります。京都や福井の磯釣りでは複数人で磯上がりすることはなく独占的な使い方をするのが普通でしたので、防波堤のような混雑した釣り場は性に合わず、また船釣りも乗合船ではなくてチャーターを使っていたのですが、船の場合は拘束時間が長すぎる点に嫌気を刺して海釣りを辞めてしまいました。まぁまぁ荒れた海では船酔いするのもひとつの原因ではあったのですが(笑)。


 しかしあの燻し銀の黒鯛の魚体は惚れ惚れとするほど魅力的で、良いサイズを釣り上げるとしてやったりと思っていたものです。別に食べて美味しいとの感覚もないのですが釣り上げる歓びは、ヘラブナ釣りで言うところの大助を釣り上げた感覚に似ているでしょうか。
 また同ポイントではスズキも釣れるのですが食べて美味しいと感じるのはスズキの方でした。但しスズキも川に登っているつまり淡水や汽水地域に居るスズキは生臭いので、釣って面白いのですが食べる事が出来ませんので河口での釣りはパスをしていますが、塩分濃度が強い海域でのスズキは全く臭みもなく美味しくいただけるのです。


 1度大阪湾の奥深くで誰も釣りなんかしていない海でしたが、海の様子から見てキットここでも釣れると自信を持って竿を出したところがありました。予想通り良いサイズが釣れてくれたのですがその油臭いことってなかったのです。それで誰も釣っていなかったのかも知れませんが、してやったりがガッカリに変わってしまいました。ただ釣って食べないで再放流するのならそのポイントもなかなか有望です。もう正確な場所は忘れましたが大阪の北港でしたが今では立ち入りが出来なくなっているかも知れないです。


 ってことで今回も釣り上げる楽しみと食べる楽しみを両立させ、尚且つ楽に釣れるポイントへイソイソと出かけるのです。まぁ釣行前は釣れると決め付けているのですが、はたしてどうなることやらです(笑)。


 このポイントでは真夏の真夜中に大きな電気浮きを使ってドボン!と投げ込んで釣るのが一般的な方法ですが、どうもあの釣り方は性に合いませんのでチマチマと釣るところに入ります。それでも良いサイズが釣れると70㎝前後のスズキが上がりますし黒鯛も40㎝オーバーが掛かってきます。ただそのポイントは産卵場にもなっているために、生まれたてのスズキや黒鯛の稚魚が釣れてしまいます。その稚魚は一段落することなく春先から晩秋まで釣れ続けてしまいます。いわゆるジャミ状態でなかなかやっかいではあります。
 タイミング良く産卵に来ている親を釣り上げる事が出来ると良いのですが、やはり稚魚の方が多く居ますので上手く釣り上げる事が出来ないのですが、油断して竿を放置していますとリールの付いた磯竿でも一気に引き込んで持って行かれてしまいますので注意が必要です。


 色々と考えながらも取り敢えずスタートしました。釣れてくるのはスズキの子供のそれも小さなセイゴです。不思議とこのポイントで釣れてくるのは斑点のあるタイリクスズキです。タイリクスズキは名前の通中国大陸が里です。どうしてここで釣れるのは解りませんが、養殖でもされていたのでしょうか。


 どうも今日の潮がおかしいのか目の前にエイが泳いでいました。


 じーっと海を見つめていますと稚魚がいっぱい。画像を拡大すると模様が見えるのですが何の稚魚でしょう。エイもこんな稚魚を狙っていたのでしょうか。


 夜の7時頃から花火がドドーーンと何発も上がりだして、この時期に花火が上がるなんて知りませんでした。ってことで今夜は花火に追い立てられて小さなセイゴを釣ってお土産としました。塩焼きで美味しく頂きましたが、タイリクスズキも普通のスズキも味は同じですね。


 ただこの日の釣行ではなんとなくフラストレーションが溜まってしまいましたので、帰宅して翌日も釣行と相成りました。そりは次のブログで・・・(笑)