両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 命を守るタイヤ

 今回はヘラブナ釣りと題していますが、釣りは全く関係のない話となりますのであしからず。


 ヘラブナ釣りで高速道路を利用される方も多く居られると思いますが、何を置いてもタイヤの状態は常に確認すべきでしょう。最近でこそ少なくなりましたがその昔にはバーストさせている大型トラックをよく見かけましたが乗用車だって例外ではありません。
 タイヤの接地面は重要なのですがそれ以上にサイドウールの傷がとても重要な確認ポイントとなります。グリップ力の低下はタイヤが柔らかくなったと感じる程度でまだ良い方で悪くするとバーストしてしまいます。それこそ高速道路でバーストすると車のコントロールが失われて大事故に繋がってしまいます。


 実は私の車のタイヤもサイドウォールに傷が付いていて、清風池や西池に行くには高速道路の利用となるのですが、ここのところバーストしないかとハラハラしていました。高速道路もクルーズコントロールの速度を上限80㎞にセットして走っていました。昔のクルーズコントロールは80㎞と決めても前に先行車がいる場合には速度を落とすこともなく走行していました。その為に追い越し車線に出て追い越してから走行車線に戻るようにしていたはずですが、最近の車は前の車との距離を決めておけば、仮に80㎞にセットしていてもトラックなどが上り坂で70㎞程度に落ちてしまった場合でも、車間距離を一定に保ったまま前車の速度の70㎞に落としてそのまま追随し、また前車の速度が上がると80㎞まで戻すような便利な機能がありますので、80㎞以上出すこともなく安全に走れていたのです。ただ80㎞以下だと安全との保証もありませんので今回タイヤを4本とも交換してしまいました。


 実は以前に道路の凸凹が原因でサイドスカートが激しくぶつかり剥ぎ取れてしまったのです。その時に取れたサイドスカートがタイヤに当たってしまい、サイドウールをナイフで削ったかのように切れていたのです。当然サイドスカートを修理をしたのですがその時にディーラーにタイヤの確認もお願いしたところ、内部のコード層にまで傷が達していないので大丈夫ですとのお墨付きを頂きました。
 *写真はネットで拝借しましたが私のタイヤもこんな感じで切れていたのです。

 それで安心していたのですが今度は縁石に引っかけてゴム部分をもぎ取ってしまったのです。
 *この写真もネットで拝借しましたが、この写真のように削り取られてしまいました。


 流石に心配になって再度確認していただくと、傷が付いていたのとは別のタイヤで内部のコートが切れている部分がある事が発見されたのです。このままでも車検は通りますが安全とはいえないとの返答が出ましたので、そこで踏ん切りを付けてタイヤ交換へと進むこととなったのです。


 これで高速道路も速度を気にすることなく快調に飛ばすことが出来るのですが、私のタイヤはメーカー指定が235/40R18 95Wの規格でした。235はタイヤ幅で40が扁平率です。扁平率が下がれば下がるほどスポーツ性能が高い事を意味しますが同時に乗り心地が悪くなってしまいます。続いてRはラジアル構造って事で今のタイヤは殆どRが付いているはずです。そして18はリム径ですからホイールサイズを意味しています。95Wは1本で支えられる負荷能力を意味して95は690㎏を支えることが出来ます。続いてWは速度記号で270㎞まで走行できる能力を備えていることを意味します。
 元々メーカー指定のタイヤメーカーはドイツのコンチネンタルです。
 ContiSportContact 5P


 これがまたブリジストン同様で高価なタイヤの部類に入ります。そこで前回履き替える段階で色々と探してみました。先ず頭に浮かんだのがフランスのミシュランでした。そうするとミシュランのパイロットスポーツが該当したのですが、確かにコンチネンタルよりは随分と安いのですが、なんたって先立つものが・・・っことでもう少し安いのを探すとイタリアのピレリで探すことが出来たのです。
 MICHELIN(ミシュラン) PILOT SPORT


 それで現在着けていたのがPIRELLI P-ZERO(ピレリPゼロ)で 235/40R18.Z 95Y XLです。サイズは同じでも負荷は同じ95ですが速度Yですから300㎞タイプです。つまり300㎞までOKのタイヤでしたが実際はそんな飛ばすことなんてないのですから、必要以上のタイヤ性能となるのですがもう少し落としても良かったかのですが、よくわからないので速度の余裕のあるタイヤを選ぶようにしました。ただ同じサイズの同性能であるにも拘わらずメーカーによって1本のタイヤ価格の大きな違いがあったのです。これはどこから来る価格差なんでしょう。タイヤ代でフラッグシップのヘラ竿が買えるのですが、命を乗せるタイヤですからケチらない方が良いかと釣行回数を減らして・・・(笑)。
 IRELLI P-ZERO



 ついでの話ですがタイヤは購入するお店で随分と価格が違っています。自動車のディーラーで買うのが一番高くて、私のタイヤを見積してもらうとピレリPゼロで1本50,000円以上で2本で取り替え費や処分費を入れると120,000円を軽く超えていました。全く同じメーカーのピレリPゼロの同じタイヤ性能でネットで購入すると1本約20,000円ですから6割引となります。また取付も近くのタイヤ専門店が指定できましたので専門家の取替ですから安心出来てまた取替費も安いんです。


 今回はやはり出費が痛いのでメーカーランクをもう1つか2つ落としてDUNLOP SP SPORT MAXX050+ 235/40R18.Z 95Y XLにしたのですが1本16,000円余りでした。実はこのタイヤもカカクコムなどで調べると安くても22,000円以上していたのですから、やはり十分に吟味してお店を選ぶ必要がありますよね。
 結果取付費込みで76,000円程度で4本取り替える事が出来たのです。ディーラーでの2本だけを取り替えるより4本全て取替ても随分と安く済みました。これで釣行回数も減らす必要はなさそうです(笑)。
 実はDUNLOPは住友ゴムですから日本メーカーですが、同社の安いタイヤはインドネシアの製造ですが、今回選んだタイヤは日本製ですから気分的にも安心ですね。
 DUNLOP SP SPORT MAXX 050+

 ウエット性能が10点と満点なところが選んだ理由ですが、耐久性と燃費が悪いんですよねぇ。そういう意味では経済的なタイヤとはいえなさそうですが安全には変えられません。


 ついでの話をもう一つ、最近の車にはスペアタイヤが搭載されていないスペアタイヤレスが多くなっています。その原因はスペアタイヤを一度も使うことなく乗り換えたり廃車される事が多いからで、もう一つはタイヤ交換すら出来ないドライバーが増えてしまったことのようです。それならいっそうJAFに全てお任せするのが正解となったようです。
 またスペアタイヤレスの車にはバンク修理材が用意されていますが、コレを使うと二度とパンク修理は出来なくなってしまう事と、実はパンク修理材には期限があって2~3年に1度新しい物と交換する必要があるんですが、使ってもいない新品を交換する勇気はなかなかないですよね。実際使おうとしても期限が過ぎていて100%性能が保てない場合があります。って事で実際に使うこともないわけですから安心のためにもJAFに入ることをお勧めします。自動車保険にはロードサービスが付帯されていますので、パンク修理程度であればそれでまかなえる可能性もありますけどね。


 ヘラブナ釣りとは全く関係のない話となりましたがヘラブナ釣りに自動車移動はつきものでしょう。タイヤは命を乗せて走っている事を考えて、もう少し使えるではなくて早め早めに取り替えることを強くお勧めします。新しいタイヤにするだけで乗り心地も格段にアップします。また文中に書きましたようにネットではとても安く購入する事が出来ます。ディーラーやドライブ用品の取扱店で購入するより、えーーっ!ていうほど安く手に入ります。
 今回ネット上のどの店とは書きませんが、全国ネットで安く手に入り取付点もタイヤ専門店が選べますので、安心して取付交換が出来ますのでお薦めです。


 実は今回最後の最後まで迷ったタイヤメーカーがあります。基本アジアタイヤに分類されるタイヤはとんでもなく安価に手に入りますが、ベルギーのミネルバというタイヤメーカーがあります。元々はドイツのコンチネンタルの子会社でしたが中国資本に買収されてしまいました。そのミネルバのタイヤであれば同じ235/40R18.Z 95Y XLでなんと1本税込みで5,320円です。4本でも21,280円とピレリの1本分で4本交換できてしまいます。これは安いですがなんとなく心配でしたので却下としましたがこの安やさとんでもなく魅力的です。
 MINERVA F205 235/40R18.Z 95Y XL



 実はイタリアのピレリですが2015年に既に中国資本に買収されているのです。中国化工業集団の資本参加の形になっていて一部中国でも生産されています。他国の生産より中国製は重くて硬い傾向にあります。それは中国の道路事情が良くないためにそのようなタイヤが作られているそうですが、それが日本に入っているかどうかは全く知りません。そういう意味では日本製がいいのかもと思うのですが、実はブリジストンが一番高価でYOKOHAMAやNITTOHそしてダンロップの方が随分と安いんですよねぇ。
 今回私の欲しいサイズで国産はブリジストンとダンロップ、YOKOHAMA、NITTOHしかなかったんです。あとアメリカのGOODYEARもあったのですが、GOODYEARは以前随分と痛い目に遭っていますので今回はパスとしました。


 アジアタイヤでも高速道路をよく走る場合はなんとなく心配ですが、街乗りであれば全く気にならないのではと思えてしまいます。実は韓国製でハンコックというメーカーのタイヤを使ったことがありました。キーキーと少しタイヤが横滑りして煩がったのですが、特別スピードの出る車でもありませんでしたので普通に使うことが出来ました。
 今のところアジアタイヤを使って事故が起きたなんてニュースにはならないので、街乗り限定であれば安いアジアタイヤを使って、少し減り出すと取り替えるほうがすり減ったタイヤを使い続けるよりは安全だと思えるのですが如何でしょう。


 もう1台仕事用で使っている車があるのですが、こちらもガソリンスタンドで見積もっていただくとTOYOタイヤで4本取替費込みで72,000円でした。それをまたまたネットで検索して見つけたタイヤがありました。その昔ハンドルなど自動車部品で有名だったMOMOがタイヤを出していました。それをネット注文するとなんと4本で約30,000円です。取付費や処分費が13,200円でしたがそれを入れてもガソリンスタンドで交換するより随分と安く付いたのです。このタイヤを選んだ理由も性能比較です。ドライ・ウエット・高速とどても9ポイントと高い成績でした。価格的に倍ほどする他のメーカーではどれもがポイントが低かったのです。いくら乗り心地が良くても性能が劣っているとタイヤとしてはどうかと思ってしまいます。ただ今回驚いたのがタイヤ交換しただけで燃費がとても良くなったのです。明らかに1割以上向上したのでビックリしました。

 価格的に倍ほどするピレリの方が性能が良くないんですよねぇ。勿論どの部分を重視するかによって違いますが、乗り心地よりタイヤ本来のドライ性能やウエット性能を重視したいですよね。



 命を乗せているタイヤです。十分に気をつけて早め早めの取替をしては如何でしょうか。ヘラブナ釣りに行って帰りに事故を起こしたりしては、留守を守ってくれている家人に対して失礼ですよね。まだ大丈夫ではなくて釣行を減らしてでもタイヤ交換を考えてみて下さい。