ヘラブナ釣り 思い込みの多い釣り
今朝からこのブログが開かなくなって困ってます。一部の機能やスマホでは表示できるのですが、パソコンからアクセスできず、記事管理が全くできなくなって困ってます。問い合わせても返事がなくて、今後はどうなるのでしょう。
しかしこのブログも長く書いていますが、その殆どが釣れないためのぼやきの連続です。一度くらいは誇れるような釣技を駆使し、結果を残したいものですが、このところの釣果の悪さは如何ともしがたく、天釣会での月例会だけでなく、毎週開催している小大会も、良い所を見せられていません。
結果が伴ってこその釣技ですから、成績が振るわないのは下手くその証しで、いつもいつも落ち込んでいる私がいます。
そんな落ち込みから少しでも回復するために、ああでもないこうでもないと、ない頭をフル回転させては、またまた迷宮に入り込んでいます。
ただこのところ定説は間違っているのではと思う事が多く、特に仕掛けに関しては全く矛盾しているというか、定説というか釣り人の思い込みは、どこから来ているのだろうと思ったりします。
多分にヘラブナの釣り難さから、人間的な感覚から導き出された答えが、いつしか定説となってしまったのではと思うのです。
1つに当たりの小ささです。繊細な浮きを使って小さな当たりを取るのですが、ヘラブナ釣り師が思っているほど、ヘラブナの当たりは小さくはないのです。私の知っている限りですが、当たりが一番小さいのは渓流釣りで、それもアマゴかヤマメの当たりが、とんでもなく小さいのです。同じ渓流でもイワナやニジマスは比較的大きな当たりが出ます。
渓流釣りは急流に仕掛を流す脈釣りですが、浮きを使わず羽根などの目印を、道糸の途中に取り付けて、その変化で当たりを感知します。流している目印がフッと止まったり、ツンと小さく入ったり、スッと上流に動いたりと、凝視していなければ決して目止めることが出来ない当たりです。
それに比べるとヘラブナ釣りで出る浮きの当たりは、とんでもなく大きいと感じるほどです。特に中層の釣りであれば、消し込むような大当たりも極普通にあります。私のしている両うどんの底釣りは、比較的小さな当たりが出るのですが、それも厳寒期であれば黒線程度の小さな当たりですが、盛期には2節以上の大きな当たりも出ます。
渓流魚でイワナ等は比較的大型になるのですが、アマゴやヤマメは大きくても30㎝程度で、殆どがそれ以下の20㎝前後でしょう。そのためもあるのですが、急流を流す仕掛糸は0.2~0.3号程度が極当たり前となっています。
その昔の関西でのヘラブナ釣りは、それはそれは繊細な釣りだったのです。使用する竿も今では考えられないほどペラペラで、腰なんてどこにもないように極軟調の竿で、仕掛け糸も渓流と同じように0.2や0.3号程度、浮きも胴はススキで極細のムクトップでした。
関西での主流が両うどんの底釣りでしたので、当たりはとても小さかったのですが、ヘラブナの放流量も少なく、先を争って食うようなこともなかったのでしょう。まさに静寂の中での釣りが展開されていたのです。
その印象が残りすぎているのか、今でもハリスは細い方が良いとか、針は小さい方が良いとか、餌も小さい方が食いやすいとか、浮きも繊細な方が抵抗感がないとか・・・・。
でも実際は少々太いハリスも気にせず食ってきます。針の大きさなんて全く気にしません。勿論同じ条件で釣り比べてはいませんので、断言は出来ないのですが、細いハリスと小さな針を使っている方と、私のような太掛けで釣っている場合と比べても、何も劣ることはないと感じています。
反対に太いハリスの方が、沈下速度が遅くなるため、ヘラブナに対するアピール度が高いのではと思うのです。針も同じで針サイズが大きいほど、使用する餌は大きくなります。反対にいうと餌が大きいから針が大きくなるのですが、大きな餌ほど目立つ!!と思っています。
目立つ事で釣果が良くなるとの考え方は、沈下速度のアピール度と同じで、ヘラブナに対する視認性が高いほど、食う確率が高くなるのではと思うのです。
誤食で釣る釣り方とは違って、両うどんの底釣りでは、底にある餌を認められなければ、決して食う事はないのですから、そこに餌があると認めることがとても重要で、餌打ちの結果餌が落ちてくるのを見せる。底に落ち着いてしまった場合は、餌を動かすような誘いを掛ける。またはサッサと再度餌打ちをするのです。これらの行為はまさに餌を強調するためのものです。
仕掛け糸の細さの考え方については、ハリスを警戒するかどうかでしょう。多分にハリスを警戒しているのではと思うのですが、現実的には糸スレが多発してしまいます。それはハリスや道糸に触れるのを怖がってないわけです。
イワシなど群で泳ぐ魚は、仕掛け糸をい水中に入れると、綺麗に除けて泳いでいます。多分にヘラブナも同じように避けるのだろうとは思うのですが、餌に対する興味が湧いた段階で、仕掛に対する警戒心は薄れてしまうのではと思うのです。
反対にいうと如何にその状態に持ち込むかですが、餌の選択と餌打ち回数によるでしょう。上手く餌に対する興味さえ持たせることが出来れば、仕掛け糸の太さなんて気にしないで食ってくると思うのです。
一般的にヘラブナ釣りでの道糸は色糸です。この理屈は全く意味がないと思っていますが、ハリスは何故か透明が使われるのが一般的です。それは透明の方が目立ちにくいとの思いからでしょうが、実際には透明であっても水流による抵抗感を、ヘラブナは側線で感じていますので、ハリスを認めていることになります。
但し!!ここで人間的解釈を外すことが重要で、人が思っているほど餌には針とハリスが付いていることによる違和感なんてことは、ヘラブナは思ってないのです。特にバランスの底釣りであれば、両方の餌が着底しているのです。
餌が着底しているということは、底に落ちた餌と同じって事です。近くにハリスがあったとしても、池には水草が生えていたりします。その水草の方がハリスより余程目立つはずです。それでも警戒することはないのですから、ハリスが透明であろうが色付きであろうが、0.5より0.4や0.3の方が食いが良いなんて事は、関係ないのではと思うのです。
事実私のハリスは黒色を使っています。それでいて透明のハリスを使っている人に比べて、極端に釣果が落ちるなんて事はないのですから・・・。
*黒色を使っているのは単に針結びが楽だからで、釣果が良いからではありません。
人間的思い込みがヘラブナ釣りには多いような気もします。一度ヘラブナに聞いてみたいものですが、答えを知るよりも、アレコレと考え悩み続けている方が、楽しいのかも知れませんね。