両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り スノコと釣り台

 野池では釣り台を使うのが極当たり前の事と思いますが、釣り堀ではスノコが定番でしょう。ただスノコではいくら段差座布団を使っていたとしても、歳と共に同じ姿勢を続けていると次に行動を起こすときが辛く、どうしても釣り台を使う事が増えます。


 この場合の釣り台は跨ぐタイプで大きなあぐらをかくタイプではありません。ただ釣り台はアルミで出来ている場合が多く、そのままではお尻が冷たくて・・・。


 それぞれ工夫した座布団を使われていますが、専用のウレタン座布団を使われる場合もあります。


 これで本来は良いのですが、ただ同じ釣り台でもスコープを使う場合や、裸眼で浮きを見つめているとどうしても前傾姿勢になってしまい、腰を痛めている人には辛い姿勢となります。別に腰を痛めていない場合でも疲れてしまいます。
 そこで当然というか選択肢としては、背もたれのあるタイプの釣り台を選ぶ事になります。背もたれがリクライニング機能があるタイプと固定タイプがあります。私が以前使用していたタイプはリクライニング機能がありますが、実際には角度調整というよりは後ろにパタンと倒すことが出来るので、跨いだり座ったりするのがとても楽でした。
 しかしリクライニング部分を壊して締まって(T-T)。今は低価格な固定タイプを使うようになりました。ただそれでも背もたれがあるだけで随分と楽です。

 ところが最近になって短竿を良く使うようになると、最短7尺の規定がある池で釣り台を使うと、急角度になるためやや手前を釣ることになり、実際は6.5尺の竿を使っているようになります。
 また釣り台からでは浮き見下ろす形になり、小当たりが判断しにくいのでスノコを使うようになっていました。

 当然段差クッションを使うのです。この賞品はとても低価格でいいのですが、やはり前傾姿勢を続けていると疲れてしまいます。

 やはりスノコを使った場合でも背もたれがあった方が楽に座れますので、次はこちらを用意するようにしました。段差クッションに背もたれが点いているタイプです。

 実は背もたれクッションを手に入れるまでは、段差クッションにキャンピングに使うチェアマットをセットして使っていたのです。使い心地もよく持ち運びにもかさばらなくて良かったのですが、どうしてもクッションがズレてしまいます。それが何となく面倒になって背もたれ付きの段差クッションを選ぶ事としました。



 スノコをで背もたれ付きのクッションを使うと、まぁまぁなんと横着なスタイルでしょうか!!。どうしても釣ってやろうとする意欲がそがれたような、全くやる気がないような投げやりなスタイルになります。でもね、それがまた楽で良いんですよ(笑)。釣りに楽さを求めるのはどうかとは思うのですが、長い1日を快適に過ごすためには良いのではないでしょうか。


 まだ真夏には使ったことがありませんので暑くて使えないのかは解りませんが、冬期ほどあぐらを組んでいる方が温かく感じますので、暫くはこれで通すこととなるかもです。ただ冬期には余計に身体が硬くなってしまいます。果たして結果や如何にです。


 何れにしてもエコノミー症候群に陥らないためにも、身体を動かしてそれも足を動かして血流を良くするようにしましょう。冬期ほどしっかりと動くことですね。

 淀の釣天狗池 釣行記 1月14日(日)

 相も変わらず天狗池です。天釣会のメンバーが大池の畑側にズラリと入りました。


 真冬でも南に向いた釣り座は温かくて気持ちいいですが、予約されてしまっていたので畑側となりました。ただ北側は水面反射が眩しくて、浮きがよく見えないのが難点です。そういう意味では畑側はとても浮きがよく見えて良いのです。


 ところがそうも行かないのが厳寒期の釣りで、よく見える浮きが全く動かずに困ってしまいました。ただ隣の釣り人は爆釣を演じています。私はというと良いサイズが出やすい9尺でスタートしたのですが、全くといってて良いほど動かないのです。1度だけとても良い当たりが出たのにカラツンとなり益々焦りが出てしまいます。


 隣は多分15尺だったと思うのですが、良く釣れているからと同じ尺数にするのも礼儀に反します。それでも余りにも当たりが出なくてとうとう15尺に変更です。というのも横で紅が16尺で釣り上げているからです。ただ9尺よりは当たりが出るのですが何故か針に乗りません。
 やっと釣れるもサイズが伸びず、向かいの釣り人が大助を釣り上げていましたが、天釣会のメンバーは良いサイズが釣れず、やっと登録されたのが前川さんで31㎝です。暫くして菱田さんが33㎝を釣り上げてトップに立ちます。


 私はというと15尺で苦労していたのですが、釣れてもサイズが良くないのでまたまた一気に7尺に縮めてみました。すると良く当たりが出るようになっていたのです。そのときどうも口の横に掛かっていたと思えるヘラブナを釣り上げます。見た目では35㎝程度はありそうですが、針を外す前に玉の中で針が外れていたので確認出来ず、仕方なくと登録はしなかったのですが、このあとも良いサイズが釣れそうな予感が・・・。


 暫くして31.4㎝を釣り上げて2位に付けましたが、まだまだ良いサイズが釣れそうと思ったのです。ところが快調に釣れていたにもかかわらずある瞬間からカラツンの嵐になります。短竿でカラツンは余り経験したことがないのですが、今回は合わせても合わせてもカラツンが続き、結局サイズの更新は出来ないまま終了となってしまいました。


 そんな苦労をしている私を尻目に、ラスト1分前に竹藤副会長が34㎝を釣り上げてトップに立ち、私は3位に陥落となってしまいました。


 天敵松本さんだけでなくこんなところに天敵が・・・いやいや疫病神がいたのです。これからは竹藤副会長ではなくてね竹藤疫病神と呼ぶことといたしましょう。過去にも何度か竹藤疫病神には煮え湯を飲まされた会員が多数いますから、疫病神の任命は的を得て至るような気がするのですが、次回お会いしたときに会員からなんて呼ばれているかで確かめてみることといたしましょう。


 小池に陣取っていた川久保さんはどうだったのか。一度も計られませんでしたので・・・サイズが伸びなかったのでしょうか。

 他にも瀬戸トーナメンターも友人達と小池に入られていたのですが、やはりサイズが伸びなかったようです。


 結局今日も苦労して苦労を続けたのですが、最近釣り方を変えていたのですがそれがダメだった様子で、またまた元々の釣り方に戻す予定でいます。またまぶし粉も色々と試行錯誤を繰り返したのですが、何となく長いトンネルの出口が見えそうで、光明が・・・・が・・・。次週はそれを確認する予定ですがはたして上手くいくかどうか。


 今日の1位2位は菱田規定委員長と竹藤疫病神でした。疫病神より貧乏神の方が良かったかなぁ・・・(笑)。

 ヘラブナ釣り ヘラブナ釣りはカオス理論

 数学の世界ではカオス理論というものがあります。単純に言うと数的誤差により予測できない理論です。


 ヘラブナ釣りもああだこうだと色々な事を言いますが、何のことはない計算しても答えが導き出せないカオス理論そのものではないでしょうか。ある方法で釣れたとしてもその前提条件が違っていると違った答えが出てしまいます。


 例えば1月1日の晴れの日に水深3mの池で水温が10度で北風2mの日には、ある仕掛けとあるエサをある水加減とある圧を掛けて丸めた餌を針に着け、ある尺数の竿を使ってある浮きである沈下速度の場合に良く釣れたとしても、その何日が後に同じ池へ訪問したとしても、全く違っているでしょうし雨が降るだけでも全く違ってくるはずです。


 同じ池で晴れから雨になったとの条件を入れるだけで全く違ってくるはずです。それが他の池や他の季節だとすると、前提条件が違っているのですから、同じ釣り方で同じように釣れるとは限らす。現実的には全く違っていくるはずです。


 となるとわかったような気になってあれが良いこれが良い、こうすると良く釣れるなんて話は、全く根拠のない戯れ言でしかないことになります。


 な~んて事を言ってしまうと面白くも何ともないのですが、反対に答えがないからこそヘラブナ釣りは楽しいのだと思うのです。


 ある日あるとき爆釣が出来たとしても、それはただの偶然でしかないのです。しかし知識としての引き出しが多ければ、色々さ工夫する余地も多くありますので、例え釣れないとしてもある程度は満足が出来る釣果が得られるようになるはずです。


 底釣りの場合にはカラツンが増えたとすると、先ずは床取りをし直します。たったそれだけでカラツンが解消することも多々あります。
 次に餌のサイズを少しずつ小さくしていきます。上下の餌のサイズを小さくするのですが、上針はそのままで下針だけ小さくするのも方法です。
 その次は浮き下を少し伸ばします。つまりズラシ巾を大きくします。
 その次は浮きの浮力が少ないタイプに変更します。
 その次はハリスの長さを調整します。
 その次は・・・とただ漠然と釣り続けるのではなくて、少しずつ調整をしてカラツンが出なくなるところを探ります。
 これらの変更を1つずつするのもアリですが、同時に2つ3つの変更をするのもアリでしょう。
 以前にはこの方法で良く釣れるようになったから、は。ただの参考としてその変更をしたにも拘わらずどうして釣れないんだ!とは思わないことです。まだ工夫の余地があるはずだからです。


 しかし何をしても改善しない事もありま心情としては混沌とした気分になってしまいます。まさにカオスですが・・・それで諦めていては釣りは成立しませんので、益々足掻き苦しむのですが、どこかで今日は駄目!とスッキパリツ諦める方が精神衛生上はいいのかも知れません。
 
 実際私の場合にはまだ少し時間が早いにも拘わらずサッサと納竿して帰宅するなんてこともあります。もう嫌!・・・無理!と、動かない浮きを見続けるのに疲れてしまって、竿を片付ける虚しさを感じながら帰宅してしまいます。


 そこでまた思うのです。ああなんて下手くそなんだろうと・・・知識と知恵が回らない結果だと思うのですが、カオス理論では答えが出ないのですから、まぁ良いかってことで納得するしかないんですよねぇ。


 キット良い釣りが出来る日が来る事を信じて・・・ね!(笑)。

 ヘラブナ釣り 人に聞くより自ら考えた方が楽しい

 ヘラブナ釣りをしていますと解らないことが多々あります。どうして当たりが出ないのだろう。どうしてカラツンになってしまうのだろう。どうして数が釣れないのだろう。どうして大助が釣れないのだろう。


 疑問が湧いたときあなたならどうしていましたか?先輩に工夫の仕方を聞きましたか?それともhow to本を読みなおしましたか?


 料理雑誌にはレシヒが書かれています。どの材料をどれだけ入れれば良いのか。それで美味しく出来る事になっています。
 料理屋さんで美味しいものが出ると、そのレシピを教えて欲しいという夫人がいたりします。しかし決してレシピ通りに作ってもプロの味にはなりません。それはいったいどうしたことでしょう。


 根本的に同じ調味料でも銘柄が違ったりします。例えばお酢がありますが、大手の穀物酢を一升瓶で購入すると400円~800円程度ですが、京都の料理屋さんで使われるのは地元京都の千鳥酢で、米が原料の米酢ですが一升瓶の量で1500円~2000円です。同じ酢でもこれだけ違うのですから、出来上がったものに違いが出るのも頷けますが、実は全く同じ材料を使っても違いが出てしまいます。


 プロの料理人がどんなに詳しく教えたとしても、それを実際に作る段階で差が出るのは、火加減や煮る時間、炒める時間に食材を混ぜる回数、そしてもっとも重要なポイントは香りを立たせる工夫です。料理の良し悪しは味ではなくて香りですからね。


 ヘラブナ釣りでも同じ事で、全く同じ餌を使って水加減も全く温時だとしても、最後の最後混ぜる回数や針に付けるサイズそして圧の掛け方の違いで、当たりが出るか出ないか、カラツンになるかならないかの差となって現れてしまいます。


 その差を埋めるためには経験を積むしかないのですが、その経験も単に長く続けていれば良いというものではなくて、常に疑問を抱きながらどうすれば良いのだろうと、毎回の工夫によって餌作りの差が埋まると思うのです。


 ただ私的には出来れば先輩に教えを請うのではなくて、自らが色々な餌を使ってその餌の性質を知り、その性質の違いをどのように工夫していくのか。訪問する池の水深などで違ってきますので、出来るだけ同じ池に通って同じ条件のうえで、季節が移り行く度にどのような工夫が必要なのかを見定め、その基礎知識を持った上で他の池に行くことで、個々ではどのようにすれば良いかが解ってくると思うのです。


 私のような天邪鬼は教えを請うことは良しとしていません。勿論私に聞かれた場合は出来るだけ伝えるようにするのですが、聞いて答えを知るよりは自ら考え探し出す、それもまたヘラブナ釣りの楽しみだと思っているのです。


 釣りの世界だけに留まらず、飼料や科学物質なども参考にして、その物質がどのような作用をしているかなども考え、それを釣りに活かせないかなども考えています。まぁ多くは失敗しますが(笑)。それでもこれだ!と見つけることが出来れば、当然アドバンテージとして活用できます。


 最近は探る事も減ってしまいましたのでその点はつまらないのですが、また何が工夫の余地があるのではと思っています。それを色々とさ探りたいのですが、化学知識が乏しいものですから次に進めないんですよねぇ。化学の知識があると色々なものが解明できると思うのです。


 うどんに使う尿素もどうして尿素を使うと腐りにくいのか、どうしてうどんが半透明になるのか。ご存じの方は是非教えて戴きたいのですが、尿素を水に溶くと温度が下がります。どういう作用で下がるのかも知りたいのですが、その性質を利用して融雪にも使えるそうです。ただ尿素は微生物の分解によってアンモニアに変わりますので、アンモニア臭がするのが難点でもあるんですけど、その微生物の働きを抑制することが出来れば、アンモニア臭もしないのですが、何か良い添加剤はありますでしょうか。


 あっ!!うどんを尿素を入れて煮ると臭くなります。それは尿素がアンモニア、ビウレット、シアヌル酸分解してしまうからで、煮て半透明にするよりは、自分の好みの硬さに煮てそのうどんに、尿素を振り掛けて保存すると匂いが少なくて済みます。


 腕の良い釣り人の特徴としては、多分ですが浮きの使い方と餌とハリスでアドバンテージが取れているとおもいます。反対にいうとこの部分が大きいのかも知れません。


 私独自の方法も色々とあるのですが、教えられるうどん餌工夫としては次の通りです。
 うどんを白くするには粉ミルクより植物性のフレッシュミルク
 (動物性のフレッシュミルクは早く腐ります)
 保存液はブドウ糖の多く含んだ低価格な蜂蜜またはオリゴ糖など粘度の高いもの
 (高いのは温度で固まります・ブドウ糖だけでは難度が弱い)


 仕掛けの工夫として次の通りです
 ハリスは透明が良いとは限らない
 (人に見える色と魚が警戒する色は別)
 連結金具にはヨリモドシ
 (歳と共に目が弱くなるので見やすいものを)
 チチワはニードルを使う
 (こちらも見えにくいことと正確にチチワを作るため)
 穂先に仕掛けを取り付けるのに8の字を使わないで投げ縄結びが良い
 (8の字は穂先から取れる事故が起きる)
 浮き止めは松葉式にしてウキゴムを使う
 (むかしからあるウキゴムを使い浮き止めも木綿糸を使う)
 床取りゴムは消しゴム
 (重い床取りゴムは床測り損ねる)


 餌の工夫は・・・また今度(笑)

 シマノ ホームページ閉鎖中

 2024 SPRING&SUMMER新製品公開準備のため、一部ページをメンテナンス中です。ホームページが閉鎖されていました。
 本日10時以降から見ることが出来ますので色々と確認されると良いと思います。



 
期間については次の通りです
■一部製品情報ページ
実施期間(予定):2024年1月10日(水)0:00~2024年1月12日(金)10:00


■製品一覧ページ
実施期間(予定):2024年1月10日(水)17:00~2024年1月12日(金)10:00


■スペック比較ページ
実施期間(予定):2024年1月11日(木)17:00~2024年1月12日(金)10:00



※作業状況により、時間が多少前後する場合がございます。
※上記以外のページは、通常どおりご利用いただけます。



 ヘラ竿が新しく出るかどうかは全くの未定ですが、どちらかというと望み薄でしょうか。今日から見ることが出来ますが新製品が出るより、発売からある程度の期間が経っている竿は削除される可能性があります。


 特に翼はシマノの特長であるスパイラルXが採用されてない、古いタイプの軽量長尺竿ですから、削除される確率は高いような気がしますが、ただ過去に製品の入れ替わりがあっても残ってきていますので、案外存続される可能性もあると思います。


 また本式なども発売されて10年が経つのではと思いますが、製品サイクルが10年を基準とされていた印象がありますので、そろそろ次の代にとって変わられる可能性はなきにしもあらすではないでしょうか。


 ただ今のところ2023年12月公開製品の中にはヘラ竿がありません。5種類の鮎竿と2種類の渓流竿が予定されています。


 何となくの期待を込めてページを開けたいと思いますが、楽しみである反面に時代が進むことで名品が消えるのもなんだか悲しいのですが、進んでいく時代に取り残されれないようにしないといけませんね。
 老け込むには早過ぎます!!


*ホームページが開くようになり確認しました。予想通り翼はカタログから消えていましたが、本式はまだ残っていました。残念ながら新製品は載っていませんので、暫くは翼の代わりは無さそうです。