両うどんのヘラブナ釣り  天釣会のブログ

京都「淀の釣り天狗池」のヘラブナ釣り愛好会

京都 淀の釣り天狗池

 ヘラブナ釣りを楽しむ・・・歳と共に鈍る神経

 最近特に感じることなのですが、当たりを見送ってしまうことが多々あります。これはいったいどうしたことなんでしょうね。
 浮きを見ていてアッ!今当たった・・・と腕の反応が起きないというか、当たりは認識しているにもかかわらずに、合わせの動作が取れていないのです。こんな事はベテラン諸氏は勿論のこと、若手といわれる人達には起きないことでしょう。ボケだしてしまったのかと心配にもなってしまいますが、スコープを覗いていても同じ事で反応出来ないことがあります。
 多くの場合は、同時に何かをしていたときです。スコープのピント調整をしていたとか、前や後ろを誰か釣り人が通ったとか、隣から話しかけられたとか、まばたきしたとかも含めてホンの一瞬の間、気がそぞろになったその瞬間を待ち構えていたように、綺麗なツン当たりを送ってくるのです。そうそう竿を放した瞬間を狙ってたかと思えるほど良い当たりを送ってくることがありますよね。
 こんな時でも慌てずにサッと合わせられると格好いいのですが、アッ!今当たってた!とつい口から出てしまって何も出来ていないのです。
 そればかりか、今か今かと当たりを待っているにもかかわらず、合わせを見送ってしまうこともありますので、やはり運動神経というか反射神経というのか、どうも鈍ってきたように感じてしまいます。


 こんなときの対策は何かあるのでしょうか


 考えたところで答えは見つけにくいのですが、私的には1つの答えにたどり着いています。
 それは、決めつけないことが1つの解決策と思っています。


 何を?って事になるのですが、実際はどうでしょうか。
 餌を打ち込んで浮きが所定の位置まで沈む。私は底釣り専門ですからなじみも出るようにしているのですが、そのなじみ巾は餌の大きさや打ち込み方によって差が出てきます。
 毎回同じサイズで同じ位置に打ち込むのが基本ですが、どうしても違いが出てしまうのでなじみ巾が違ってきます。なじみ巾が同じだとしてもある一定の線まで沈むはずです。それを見越してと言うかそうなると決め込んで待っていると、なじみ途中にツン当たりが出ることがあります。
 そうなると腕が動きません。もう数㎝沈んで止まると思っていますので、安心して待ってしまいます。その時は全く反応出来ない自分がいます。
 次は合わせてやろうと身構えると、決まって落ち込み途中の当たりが出ないのですから(笑)また待ってしまうことになり合わせられないでいます。


 集中しているようでどこかに気が散っていると合わせられないのですが、そんな気の散り方をしていないのにもかかわらず、浮きの反応について行けない事もあります。これはいったいどうしたことでしょう。


 両団子や両グルテンなどの宙釣りや床釣りでは、餌の溶けるにあわせて浮きが動き出しますので、合わせのタイミングがつかみやすく、そろそろ当たりが出るだろうと竿の持つ手に力が入る(強く握っては反応出来ません)握りに意識が行くのですが、両うどんの底釣りは、突然訪れる当たりに反応する必要があります。
 たった今まで静止していた浮きが突然一節ツンと入る。その当たりに反応出来るかどうか。


 まさに居合抜きのような素早い反応をする必要があるのです。


 タイミング良く合わせられてヘラブナが乗ってくると、してやったりとこれがまた気持ちいいのです(笑)。
 ただこれがまたなかなか神経をすり減らすことになるのですが、そんな張り詰めた神経を1日維持するのは大変なこと、帰るとドスーンと疲れが出てしまうのです。


 やはり1時間か2時間に1度は気を休めて、長い1日の釣りを組み立て取り組まなければ素早い反応も出来ないと思っています。
 ですが貧乏性なのか貪欲なのか強欲なのかわかりませんが、1分1秒を惜しんで釣り続けるために素早い反応が出来なくなり、あっ今当たった!と当たりを見送ってしまう事になってしまうのです。


 これから益々寒くなっていきます。身体も寒さで反応が鈍くなります。偶には動くか休憩をして、身体をほぐすと共に神経も休ませる。そんな余裕を持ってヘラブナ釣りを楽しめると良いと思うのですが、最近毎週釣り大会をしているために、勝負勝負(笑)と気にはしていないはずなのに、必死になっている自分がいます。
 やはり竹竿を出して優雅な1日を楽しみたいと思いますので、大会に参加しながらも優雅さを忘れない。そんな休日が楽しめると案外良い勝負が出来るのかも知れません。


 そうそう飛行機ではエコノミー症候群が取りざたされています。窮屈な体制で長時間座り続けていることが原因です。
 ヘラブナ釣りでは、釣り台に座っているかスノコに座っているでしょう。浮きをじーっと見つめて同じ体制をしているはずです。
 やはり長くても2時間以内に1度は立ち上がり、体内を流れる血流を整えなければ、エコノミー症候群を発症して命を落としてしまいます。
 先日釣り座で倒れられた方がいました。幸いにして命に別状はなかったようですが、暫く起き上がることも出来ない様子でした。横に倒れられたのでまだ良いのですが、真冬に池に落ちてしまったら大変なことになってしまいます。
 これから厳寒期を迎える時期となりますので、より慎重さを必要とするでしょう。平均年齢が高い釣りですから、楽しみで命を落とすほど愚かなことはありません。慎重に慎重を重ねて楽しみたいですね。

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