両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラ竿から磯竿に持ち替えて いつもの海へ 撃沈(T.T)

 先月はさっぱりでしたのでリベンジとしてまたまた海まで遠征してきました。歳と共に長距離を走るのは辛いのですが、そこはまた欲と二人連れですからスズキを食べたいと思っていつものポイントへ釣行です。


 結論を先に述べると全くの撃沈でした。大雨の後だったので水潮だったのでしょうか。近くの川からの流れ込みは泥濁りの川の濁りだったのです。いつものポイントだったのですがその光景は初めて経験でした。ただ黒鯛やスズキは汽水にも居る魚なので反対に良く釣れるのではと思ったのです。ところが大きな間違いだったのです。


 実は元々海釣りでは黒鯛釣りをメインにしていたのですが、手軽に釣れるスズキにシフトしてしまいました。ただ同じ場所で良いサイズの黒鯛が釣れますので、釣った喜びとしてはスズキより黒鯛の方が上の感覚があります。
 やはりあのいぶし銀の凜々しさはなんともいいようがないほど格好いいと思うのですが、実際食味としては個人的にはスズキの方が好きです。実際両方とも白身の魚ですから目を瞑って食べると違いがわからないかも知れませんが、水温の上昇と共にスズキにはビックリするほど脂が乗りますのでその違いは明らかとなるわけです。ただその脂の乗りが良すぎるのを嫌って刺身は洗いが定番となってしまいます。


 薄く削いだ刺身を氷水で晒して〆ると夏らしいスズキの洗いの完成です。但し洗いが美味しいと感じるには少なくとも60㎝以上のサイズが必要です。それ以下では不思議と脂が全く乗らないのです。そんなサイズの場合は単純に刺身と塩焼きが適しています。


 私の場合は撒き餌をしませんので大量に釣れることはないのですが、それでも撒き餌をしないお陰で魚が臭くならなくて良いんです。その為か釣り場のせいかわかりませんが、釣れる黒鯛も全く臭みが無いんです。まさに白身の魚そのものですが、もし大量に釣れた場合はその日に食べて新鮮なコリコリ感を楽しんだとして、翌日にもう1匹を調理してシットリとしたうま味の効いた刺身を食べるのも一興です。


 な~んて食い意地を張らしながらの釣行だったのです・・・が、当たりすら出ないのです。最初に釣れて来たのは餌取りの河豚です。ここの河豚は大きくて困ってしまいます。
 そして餌取りらしい当たりで釣れて来たのはアジです。アジも集まり出すとスズキや黒鯛に餌が届かずに困ってしまいます。
 今回は実は黒鯛用にオキアミを用意したのです。とはいっても撒き餌はしないつもりですが、その為に余計にアジが厚真つて締まったのかも知れません。


 ただ今回はそのアジも30分程度で消えてしまったのです。

 
 浮き下を色々と調整しても良い当たりが出ないまま時間がだけが過ぎていきます。そこで気になっていたもう一つのポイトンに移動です。
 実はここはヨットハーバーです。超高級なクルーザーが停泊さています。明かりが煌々と照らされている船は40フィートはあるのではと思うほどの大きな船です。多くが25フートから40フィートのクルーザーが停泊しています。
 ここのマリーナの料金は知りませんが、良いサイズのクルーザーを所有すると一般的な年間海上艇置料金は45万円程度でしょうか。陸上艇置料金はほぼ同じでしょうが上下架料金が毎回掛かりますしその他諸々で・・・お金の話は下品なので止めておきましょうか。


 その昔ヨットやクルーザーがとても欲しくなったことを思いだしますが、別の事にお金を使ってしまってヨットやクルーザーは買えなくなってしまいましたが、もし買っていると違った人生を送っていたような気がします。
 ってことでこの場所で竿を出してみました。竿を出してそれ程時間が経たない間にいかにもスズキらしい当たりが出たのですが、残念ながら素針を引いてしまってこの場所でも撃沈してしまいました。

 とっても良い雰囲気の場所なのですが、また再挑戦しても良いなぁって感じました。ホントはここはルアーで狙うのに高ポイントなんですけどね。


 今回のように撃沈するとまたまた釣行へは二の足を踏んでしまうのですが、また1ヶ月ほど経った6月の中頃に行きたくなるかも知れません。その頃はまた良い釣果が獲られるます・・・・かなぁ。


 しかしこんなクルーザー欲しいですよねぇ。でも年間維持費は車の何倍かかるでしょう。エンジンもボルボの500馬力エンジン2機積んでいたりするので燃料もとんでもなく・・・やっぱり無理ですよねぇ(笑)。
 しかしこんなクルーザーが並んでいる光景を見ると別世界の人達だなぁって感じてしまいます(T.T)。私のような庶民は陸から釣っているのが関の山ですね。