両うどんのヘラブナ釣り  天釣会のブログ

京都「淀の釣り天狗池」のヘラブナ釣り愛好会

京都 淀の釣り天狗池

 ダイワ ヘラS インプレッション

 ダイワの新製品であるヘラSの15尺を購入しましたので、早速いつもの淀の釣り天狗池にて1日試し釣りをしました。
 残念ながら40㎝を超える大助を釣り上げることは出来ませんでしたが、25㎝程度から36㎝程度までが30匹ほどは釣れましたので、その範囲でのインプレッションとなります。
 あくまでも私個人としての感想であり、15尺だけを試した結果ですので、他の尺数では違った感想を抱く可能性があることを先ずはお断りしておきます。




ダイワのホームページには、キャッチコピーとして次のように書かれています


1枚でも多く釣るための機能を特化させた競技系並継へら竿。トーナメント、例会で勝つために生まれた勝利の「HERA S」



実釣性能を最優先に考えた調子・機能設定
短時間のトーナメントに留まらず、一日の例会にも対応する7~21尺のフルラインナップ
素早い取り込みを実現するパワー
操作性を重視した軽量設計



 前のブログにも書きましたが、私はトーナメンターでもありませんしトーナメントを目指しているわけでもありません。またヘラ釣りの専門家でもありません。あくまでも日曜釣り師が1日使った感想でしかないことを踏まえて読んでいただければと思います。
 また本来、釣り竿を購入される多くの方は、ヘラ釣りのプロでもなく私のような一般的な日曜釣り師のはずですから、トーナメンターのメーカー寄りの意見より公平な立場であり、ヘラ釣りの素人の感想も意味があるのではないかとも思いますので、少しばかり個人的な思い入れと経験を通してのインプレッションとなります。


 釣り方は、淀の釣り天狗池の釣り堀で水深2mで両うどんの底釣り限定です。
 道糸は1号ハリス0.5号とあえて少し太めを使い、強引にヘラを引いてみようと思った仕掛けです。また大助狙いで少し太めのワラビうどんで、底釣り専用の竹足の羽根浮きで細パイプ、全長30㎝でオモリがしっかり乗るタイプを使用しました。


 振り込みに関しては、当日の仕掛けバランスでは、決まったところに振り込みやすいと感じました。
 それは先調子から来るコントロール性と思いましたが、反対にオモリが余り乗らない軽い仕掛けではコントロールがしにくいのではないかとも思いました。
 団子など重い餌を使った場合や提灯では気にならないかも知れませんが、軽い仕掛けと軽い餌で少し沖目を狙った場合や、向かい風なら使い難いのではと感じています。つまり竿の柔軟性を利用した振り込みは出来ないのではないか、そんなところを含めたコントロール性については、良くも悪くも硬調子の竿の特徴ではないかと思います。


 この竿を他の竿に例えるならば、ヘラFの軽さによる使いやすさとヘラFXの腰の堅さを備えた竿と言えるのではないかと思います。
 実際には、Sが一番重くて75g、Fが71g、FXが67gしかありませんが、Sが一番軽く感じるのも竿の特性でしょうか。またFXよりピンシャンとした硬さを感じています。
 その堅さも硬調で胴のしなりで引くヘラXとは、明らかに調子の違いがあります。それは曲がりにも出ていて、Xは全体で受け止める感覚でシマノの煉にも似た調子と言えますが、ヘラSはヘラFよりは確実に硬く、胴のしなりも7:3でしょうか曲がりの頂点が先寄りにあります。Fの方が腰から良く曲がると思いますが(閃光と比べると先調子です)、それもヘラのサイズにも寄るでしょうが、しっかりと引ける竿とも思いました。
 ただFでも17や18着の長尺になると、腰が強くなっていきますので、Sも尺数の違いで調子の違いが出るのではないかと思いました。
 まぁ、尺数の違いで調子が変わるのは他の竿でも良くあることで、シマノの神威ほど極端ではないかも知れません。


 今回も新ベラが多く釣れましたが、新ベラ特有の力強い走りや引きに対しては、十分に耐えうるものと思います。
 合わせの水切りはとても良くFと共通の握りは汚れ難くて良い感じです。


 難点なのか特徴なのかわかりませんが、ヘラブナを掛けてから引く段階でFでも感じているところとして、2番3番辺りの曲がりの頂点の横揺れが気になります。大きく引くときはそれ程でもないのですが、水面近くまで上げてきた段階で揺れるようです。といってその横揺れが手に伝わることはないので無視出来る範囲ではあるのですが、竿がヘラをいなすような動きにはなっていないのかも知れません。
 ネジレ防止にX45と称するバイアスクロスが巻かれているはずなのですが、先の方にまでは巻かれていないのかも知れません。(未確認です)
 シマノのヘラ竿にもスパイラルXと称するカーボンテープをX状に巻かれていますが、先が横振れするようには感じていません。といってこちらも穂先や2番には巻かれていないのではないかとも思いますので(こちらも未確認)、3番の差なのかとも知れませんが、曲がりの頂点の出し方の違いでもあるように感じています。
 次回FXを使って確認してみますが、今のところFXで横振れはしていなかったように思っていますが、閃光も併せて確認してみたいと思いますが、この横揺れを竹竿では見たことも感じたこともないので、カーボンの硬式軽量竿の特徴なのかも知れませんね。


 軽量竿の範疇で比べますと、同じ15尺でダイワのヘラFが56,500円ヘラSが67,000円ヘラFXが73,000円、シマノの閃光XXが83,600円皆空が87,000円です。
 金額だけを見るとヘラFがとても良心的な金額設定だと感じてしまいます。この料金差を釣り味や釣果で埋めることが出来るのか、また金額差を竿の性能として判断できる人は、いったい何人いるのかと思ってしまいますが、Fの安さが際立っているとも感じます。
 また同じ時期に新発売されたシマノの朱紋峰 嵐月は、軽量竿の範疇に入っていませんので、個人的に食指を伸ばすような興味が湧かなかったのですが、シマノのフラッグシップ竿が普天元 独歩で15尺が100.5gあります。ダイワのフラッグシップモデルは枯法師ですが同じく15尺で100gあります。15尺程度ならこの重さも影響ないのですが、21尺になると両方とも120gもありますので、軽量竿に比べると相当な重さに感じますが、軽量さを犠牲にしてでも釣り味を求めるとこれらの重さになってしまうのかも知れません。
 そういう意味では、ダイワなら月光、シマノなら景仙 桔梗辺りが面白いのではと思いますが、釣り人の性でついつい新製品を振ってみたくなってしまうのです。バカですぇ


 最後にFやFX、閃光に皆空を持っていたとすると、ヘラSをあえて購入する必要はないとも思いますが、軽量系の竿を敢えて1本に絞るとするとSが俄然有力候補に躍り出ると思いました。
 さて皆さんはどんな感想を持たれるでしょう。


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