両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 9月13日(日) 雨のち晴53枚

 先週は滋賀県の清風池に訪問したのですが、台風の影響もあって大雨になり釣り座の一部である固定桟橋が水没しそうになり、浮き桟橋との差が30㎝近くも浮き上がったのを見て、大急ぎで道具を片付けて這々の体で逃げ帰ってきたのです。事前予報のような甚大な被害は出なかった様子ですが、台風の怖さを改めて感じさせる日となりました。


 どういうわけか天気の悪い予報が続いていますが、あの雨が少なかった猛暑はいったい何だったのでしょうね。少し秋めいてくると今度は一気に雨ばかりと、秋雨前線の出来るのが早すぎます。昨今日本の気象の変化が著しいと感じるようになりましたが、日本は亜熱帯地方のはずがどうも熱帯地方に近づいているような、そんな天候に変わってきているように感じています。


 さて、本日はいつもの淀の釣り天狗池です。


 なんていうか釣り慣れているためでもあるのでしょうが落ち着いて釣りができます。一つには桟橋設計ではなくて全てが岸からの釣りですから、足下もしっかりしていて不安定さが全くありません。また駐車場から釣り場までが近くて、荷物の運び込みもとても楽にできる点も良い印象です。キャスターを使って荷物をまとめて運べる利点もあります。そうそうトイレが綺麗なのも他の池とは大きなアドバンテージを感じます。
 あっ!もう一つ玉が用意されているのも良いですね。他の釣り場では自分の玉を持ち込むのですが、使い終わってからしっかり乾燥させなければ魚臭くてたまりません。それが貸し玉を利用することができると、そんなことはお構いなしに使いっぱなしに出来るのも釣り人には便利ですね。


 しかし便利な環境に慣れてしまいますと、ほんの少し駐車場から釣り場まで離れているだけで、面倒だとか億劫だと思うのはまさに人間のずぼらさかわがままなのでしょうね。


 今回もいつものメンバーが揃って釣り開始です。当然のように勝負勝負となりました。


 今回も荷物をキャスターで一気に運んでソソクサと段取りをして、やおら第一投をしてスコープをのぞき込み浮きを見つめるのであります。
 他の釣り場では第一投から釣れてくることは少ないのですが、淀の釣り天狗池はヘラブナの絶対数が多いのでしょうか。多くの場合は第一投から綺麗なツン当たりを返してくれるのです。勿論季節にも依りますが、隣の枡に先行者がいると間違いなく当たってきます。なんていいますか当たって当たり前のところがありますので、次ぐに当たりを返してくれないとアレ?と思うのです。


 第一投目から当たりを返してくれないのは案外多くあるのですが、印象的にはいつも返してくれていると思い込んでいるところはあります。そのために当たりが出ないと今日はいったいどうしたことかと思ってしまいます。
 続けて何投か餌打ちをしてみても変化が出ない場合は、先ずは餌の工夫をしてみます。なんていうか落ち着きがないといいますか、先ずは当たらせなければ釣りになりませんよね。浮きに触りが出てくるとしめたもので次はツン当たりを待つばかり。


 とはいうもののそうは良い当たりが出ません。今回も前回と同様ジャミ当たりが出て釣り難くなりました。ただヘラブナ自身には食い気があるようで、今日はなんと6回もリャンコで釣れて来たのです。当たりを見逃しているとは思えないのですが、実際リャンコで釣れるっことはどこかに問題があるのでしょうね。


 しかし行き慣れた釣り場には独特の癖があります。その癖を理解してしまうと案外攻め方の方程式は出来あがってしまいますので、次はこれその次はこれと手を加えていくようにしています。それで良い結果に結びつけば満足な1日となるのです。色々と駆使した結果今日の釣果は53枚でした。ただいかんせん私は大助に見放されている人間ですから、大会はいつも泣きを見ているのであります。


 さて本日の結果です。1位は菱田規定委員長で39.0㎝でしたがもう1枚は34.0㎝でした。

 
 2位は大池から小池に移動した淀の松本さんで38.8㎝でした。何と同サイズを2枚釣り上げていましたので、今日が2枚長寸大会だとする1位でしたね。
 その他。大西さんが37.7㎝と38.1㎝。小野会長が38.1㎝、竹藤副会長が36.2㎝、私は・・・53枚釣り上げたものの最大が32.5㎝と撃沈してしまいました。次は頑張るぞぉ!!