ヘラブナ釣り ヘラブナ肘=腱鞘炎に注意
肘を痛める病状でテニス肘は聞かれたことがあると思います。上腕の筋肉が過剰に使われることで、腱に痛みを生じる現象です。このテニス肘の正式名は上腕骨外側上顆炎です。テニスは勿論のこと、酷くなるとドアノブを回すときや、物を持ち上げる時に痛みを感じるようになります。
ヘラブナ釣り師の中でも肘を痛める方がいます。特に長竿が硬調子の竿を使い続けていることで、肘の腱を傷めてしまいます。実は私も経験しているのですが、釣友の中でも案外に多いと感じていますが、ヘラブナ釣りをしていて、合わせたり竿を振る時に痛みを感じたことはないでしょうか。
テニス肘があるのですから、ヘラブナ肘があっても良いような気がしますが、認知度の差でテニス肘が幅を効かせています。ヘラブナ肘は特に長竿を使っていると、肘を支点としたテコの原理で、竿を振り上げて合わせる動作をしているはずで、特に硬調子ほど肘を痛める危険をはらんでいます。
長竿を使うとチカラが肘に集中してしまい、肘を痛めることになるのですが、ヘラブナ肘の特徴は何もしていないときは痛みがなく、特に当たりが出て合わせる瞬間痛みが走ります。到底合わせなんて出来ない程痛みが強くなり、私の場合はマグカップすら持ち上げられないほどの痛みとなったのです。
この症状が改善するまで1年を有したのですが、その間は利き腕の反対で合わせをして、竿を持ち替えて取り込むようにしていました。本当はもっと安静にすべきだったのですが、好きな釣りは辞められないですから・・・。
この肘の治療は整形外科に通うことです。色々とリハビリ方法も教えられますが、簡単に治るものではありませんでした。私の場合は最終的にダメだと言われることを実践して一気に改善したのですが、その方法はタブーとされるものですからお薦めはしませんが、指導通りにリハビリを続けても治らない場合は、痛みのあるところを直接揉んでみて下さい。私はそれで改善したのです。
そしてもう一つのヘラブナ痛が手首痛で、正式には手根管症候群というものです。手を握ると強い痛みを感じるのです。これは手首の内側の筋を傷める傷害で、実は私はこの傷害も罹患したのです。
指を動かす筋は管の中を通っているのですが、手首にあるその管が狭くなっているために起きる痛みです。まさに竿を強く握ると痛みが走るので、ヘラブナ痛そのもので、まともに竿が振れません。最終的には手術をする事になるのですが、私の場合はテービングをして、手のひらを広げるようにすることで、痛みが出ないようにして治しました。
ヘラ釣り肘は長尺の竿を使った場合で、手首痛は硬調子の竿を使った場合、特に現れる傷害です。そしてもう一つが指の関節痛でいわゆる指の腱鞘炎です。指の腱鞘炎も竿を持つ事で現れる傷害ですが、連続的に摩擦を起こすことで、指関節に炎症が起きて、竿を強く保持することが出来なくなってしまいます。
指関節に痛みが出たのは、硬調子の竿を使って良いサイズのヘラブナを、連続的に釣り上げることで罹患しました。小型のヘラブナや軟調子や胴調子の竿では痛みが出にくいのです
実はこの症状が今も出ている私です。安静時は痛みがないのですが、指を強く曲げると痛みが出ます。ヘラブナとのやり取りで突進を受け止めたり、良いサイズの重量感のあるヘラブナが釣れると、特に竿を保持する指に痛みが走るのです。私の場合は主に中指の第2関節に痛みが出ていますが、出来るだけ中指に竿が当たらないように、また触れてもチカラを入れないようにして、痛みが和らぐようにしているのですが、そうは上手く行かないのが悩みの種で、一番の解決策は安静にして炎症を鎮めることに尽きます。
症状が強く出るときは、パソコンのキーを叩くのにも痛みが走るほどです。キーを叩くのも他の指を使えばいいのですが、キーボードを叩く指を意識したことがなく、自然とあるキーにはこの指と決まっているようで、なかなか別の指を使う事が出来ていません。
しかし毎日曜日の釣行を続けていますと、安静にしている時間がないんですよね。バカだと言われればそれまでですが、自己判断での治療方法もまだ見つけていません。テーピングをするのも方法ですが、指関節ですからテーピングをすると指が曲げられず、竿を握ることが出来ません。
今のところはロキソニンテープを細くカットして、指関節に巻き付けるようにしています。何となく効いた気になっているのですが、テーピングはどの関節でも有効ですから、薬効成分がないテープでもOKです。
勿論他に痛風や膠原病などによる関節の痛みもありますので、指の痛みを感じた場合は、整形外科に受診されることをお勧めしますが、ヘラブナ釣りをしていて起きる関節痛を、知って戴ければと思って取り上げました。
そうそうヘラブナ肘、手首痛、そしてこの指関節痛も、竹竿を使っていると出難いのです。
指関節の痛みなど詳しい事が書かれています。詳しく知りたい方は参考にされると良いと思います。