両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 7月6日(土)曇り

 7月7日(日)の大会前日に大会釣り座で試し釣りを楽しみました。


 大会で如何に上位に食い込もうかなんてことは、腕が伴わないのですから考える必要はないのですが、楽しい1日とするためには、先ずは1枚でも多く釣り上げられるようにしたいと思うのは人情というものでしょう。


 そこで、当日使う尺数を先ずは決めてから、その尺数に合わせた仕掛けを用意するのですが、その中でも繊細に振るか大助に十分耐えられる仕掛けにすべきかと考えるわけです。
 実は、前回の大会では2度程伸されてしまいハリスを飛ばす事があったのです。伸されきってしまうとどんなに太仕掛けにしたところで切られてしまいますが、もう少しのところでラインブレイクをさせてしまったのです。
 今回も2度伸されそうになりましたが、なんとか耐えて釣り上げたのですが、こんなサイズでここまで引く?ってと思う程度のサイズだったのですから困ったものです。
 勿論スレていたとすると伸されるのもわからなくはないのですが、感覚的にはこの突進を止めると取り込めると感じる引きだったのです。竿を溜めて耐えていたのに持ちこたえ出来なかったのは、腕の無さは勿論ですが安いハリスを使い続けているためだったのでしょうか。50m500円では製品としての品質にバラツキがあるのかも知れないのですが、使っている内に何らかの傷が付いていたのかも知れません。いずれにしてもそんなラインブレイクが起きないための太仕掛けを考えなければならない程、最近の淀の釣り天狗池のヘラブナは元気が良いと感じています。


 仕掛けが決まったとして次は浮きの選定です。浮きなどどれも同じだと思われて当たり前で、今の時期は浮きの差で当たりが出たり出なかったりはしませんね。それよりは当たりの見極めが必要だという部分をどのように考慮するかです。
 1つは糸ズレなどのスレ当たりと食い当たりの見極めでしょうか。繊細であればある程、糸ズレですら綺麗なツン当たりを表現してしまい、結果として空合わせが続く事となってしまいます。そういう意味では、鈍感な浮き選びも選択肢の1つとなりはしないでしょうか。食い当たりの表現も鈍くなってしまいますが、スレ当たりを食い当たりのような表現を出さないためにも、考慮すべき点ではないかと思うのです。


 カラツンには糸ズレだけでなくジャミ当たりもあります。ジャミ当たりも身体に似合わず綺麗なツン当たりを出してきますが、両うどんの場合は、多くの場合わらびうどんが使われるのですが、わらびうどんはジャミが突いても食いちぎれないため、うどんを引っ張られて浮きには綺麗なツン当たりとして表現されてしまい、コレもまたカラツンとなってしまうわけです。
 この場合の対策はわらびうどんではなく食用うどんに限ります。食用うどんにするだけで落ち着きのない程動いていた浮きがスッと静止して、ヘラブナが食った時に綺麗なツン当たりとなって表現されます。
 ってことで今回は感度を抑えた浮きをチョイスしてみました。ジャミも多数湧いていた様子で、そーっと餌を戻すと小さな噛み痕が多数付いていたのですが、その当たりは浮きには出ませんでした。


 仕掛け、浮き、うどんと用意出来ましたので、次はまぶし粉のテストです。まぶし粉もヘラブナ寄せるが為の餌ですが、寄せすぎても苦労するのですから困ったものです。程々に寄せるなんて芸当も難しいですから、初めは寄せる事に専念して、寄ってから散らせないような工夫をしたまぶし粉を選び、最後には勝負するためのポイントが出来上がっているか。


 アレコレ考えそれを確かめるための釣行となったのですが、まぶし粉は迷ったままでいます。寄りの良いタイプを使うと水面まで湧いてしまうほどでしたが、床釣りとしては当たりが遠くなってしまいました。寄りを抑えたまぶし粉も試したのですが、今度は全く当たりが消えてしまいました。寄せて食わせての繰り返しだったのですが、入れポンが数度続いては間延びする感じがして、どうもうまく行きませんでした。
 結果今日も苦労して苦労してやっと47枚釣り上げたのですが、本調子とは程遠い1日だったように感じています。気疲れが多いなかでも最後に37㎝の金魚が釣れて心を和ませてくれたのが何よりの救いとなりました。


アウトドア&スポーツ ナチュラム

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