ヘラブナ釣り 釣りクラブはもっと緩い繋がりで
ヘラブナ釣りの専門釣り堀へ行くと、毎回客数が減少をしているのが目に付きます。ホンの10年ほど前には、入る余地がないほどの多数の釣り客がいたのです。確かに10年ほど前でも釣り客は減少し出していました。そのため釣り堀を閉鎖されていき、池そのものが減少していました。そのためもあってある特定の池に人が集中し、入る余地がない程の賑わいを見せていたのです。
その後コロナ禍の影響もあって、一気に客足が減り出しました。当然その頃既に高齢化が進んでいましたので、コロナに罹患すると命取りです。世間ではコロナが落ち着いているような印象を持たれているのか、今ではマスクをさせてない方が随分と増えています。
厚生労働省の発表によると、8月11日~17日の1週間のコロナ患者は、全国で22288人となっているのです。同じ数だとすると、1年で52週ですから110万人のコロナ患者が出ているのです。とんでもない患者数だと思うのですが、勝手にコロナは落ち着いていると思込んでいるようです。
https://www.mhlw.go.jp/content/001544977.pdf
このコロナ禍から客足が落ちた釣り堀に、また戻ってこられた方が少なく、増して新しくヘラブナ釣りを始める方が少ないため、ヘラブナ釣り師は減少の一途をたどっています。やはりメーカーにチカラを入れて欲しいと思うのですが、ルアー関係の方が受け入れやすいために、そちらに力を注がれているのが現状でしょう。
実は減少しているのはヘラ師だけでなく、ありとあらゆるところで減少しているのです。これはいったいどうしたことかと思うのですが、人口がそんなに減少していないはずですから、理解に苦しむところです。
コロナ禍で批判を浴びたパチンコ店ですが、1995年をピークに右肩下がりで減少を続けています。店舗数や売上も半分に落ち込んでいるのです。近くを見渡しても閉店したパチンコ店が多くあります。
1995年度では30兆円規模だったのですが、2022年度で既に15兆円を割り込んでいます。まぁ一般的市場規模としては15兆円は凄い数字で、ある職種で1兆円規模に膨らむと成長産業とされるのですから、15兆円規模はなかなかのものです。
ある店舗では毎日300万円の利益を出していたと聞きますので、遊戯施設となっていますが、実態は賭博場そのものと私自身は理解しています。
まぁまぁ釣り堀も賞金や賞品を用意しているところもありますので、どこか博打的な要素があるのも間違いありませんね。
あらゆる職種が姿を消しています。文房具店・電気店・クリーニング店・帽子屋から商店街の小売店舗と、接客を嫌う人が増えたために、大型店舗へと人は流れるようになりました。
そうそうあらゆる団体の会員数を減らしています。青年会議所も半数以下に落ち込み、RotaryやLIONSクラブの会員数も半減以下となっています。人が群れることを嫌うようになったのか、個人主義が台頭しているのかは解りませんが、団体行動を良しとしなくなったことで、バスをチャーターしての団体旅行も減少しています。
群を嫌う傾向は、実は葬式や結婚式にも現れていて、家族葬が一般的であり、数百人も集めた結婚式は行われていません。
実はヘラブナの釣りのクラブも解散しているところがあるのです。残っている釣りクラブも会員数の減少が目立つようです。
我が天釣会は、釣りクラブではなくて大会専用クラブですから、会を維持するための年会費も必要無く、当日集まった者同士で大会をしているに過ぎません。いってみればクラブとしての体をなしてないのです。だからこそ気楽に参加して頂けるのではと思うのです。
今後の人のあり方はもっともっと緩くなっていくのではと思うのです。関わりを減らす事が大型店舗へ人が行くのと同じで、釣りクラブの関係ももっと稀薄になることで、長く続けられるような気がします。
少しでもヘラブナ釣りの人口を減らさないためにも、余計な争いが起きないように、気楽な団体としての釣りクラブのあり方が、今は求められているのではと思います。
でもね、一人寂しく釣りをしていると、面白さも半減してしまいます。私の場合は最低減紅と共に釣行していますので寂しくはないのですが、野池やダム湖などにそれも夜釣りでも単独釣行されるのは、寂しさと共に事故を心配してしまいます。
煩いほどのお喋りは閉口ものですが、和気藹々とした雰囲気を持ち続けるには、人間関係というか気のあう人たちである必要があります。変に気を遣ったり我慢していると長続きはしませんからね。
気を遣うのが嫌で単独釣行・・・実はこの感覚も理解できています。現地に入る時間、釣りを辞める時間、場所の移動なども、仲間と釣行していると合わせる必要があるので、それが負担で単独釣行していた時期もあります。
しかし現地集合・現地解散であれば、好きな時間に行き好きな時間に帰宅できるので、変な気を遣う必要がなくて良いのです。今の天釣会はまさにその状態で、大会開始時間も皆が集合出来る時間からスタート、程々の時間で終了し、その後釣り続けたい人はそのままと、気楽な会運営をしています。
コレも皆さんのご理解があってこそですが、何となく聞こえてくる声を拾い続ける努力もしています。それによって不平不満が溜まらないように・・・。この点だけはなかなか気を遣うのであります。