ヘラブナ釣り アウトな釣り方の不思議
まだまだ猛暑が続いていますが、何となく秋の虫の音がどこからか聞こえてきそうな。どことなく季節の移り変わりを感じだしています。
ヘラブナ釣りで禁止行為とされている事が多々あります。他の釣り方をされている方に理解されない釣り方の1つが、ヘラブナ釣りでの撒き餌禁止ではないでしょうか。多分ですが私の知る限り禁止されていると思うのです。
海では県や漁協などのルールによって、撒き餌禁止や使用する撒き餌の種類など、細かく規定されている海域もありますが、基本的には資源保護の観点からであって、釣り方そのものを禁止しているわけではないはずです。
ところがヘラブナ釣りでは撒き餌は禁止です。釣り堀で禁止なのはまだ理解できますが、野池でも禁止行為となっているのではないでしょうか。良くは知りませんが・・・。
ただ不思議なことに、針に付けていると撒き餌と解釈されないのです。段差の釣りで上針の餌は集魚効果を狙った餌ですから、一種の撒き餌のはずです。両団子の場合には、両針とも撒き餌であり食わさせです。うどん餌の場合は附着させるペレットが撒き餌効果を狙ったものです。
つまり単体で撒き餌を使う事は禁止でも、針にさえ着いていると禁止行為とは成らないのですから不思議です。
釣り方の方法としては、穂先より手前に餌を打ち込むことは禁止です。尺数に拘わらず同じ理屈で、もし単純に手前を釣る事を禁止するのであれば、10尺で手前を釣るのと、8尺で前方を釣るのとでは同じポイントだと思うので、10尺で手前を釣らずに8尺で前方を釣るだけで解決できるはずです。ということは手前を釣る事の禁止は、最短の尺数を使った場合の限定行為なのかとも思えるのですが、多分ですが尺数に拘わらず、穂先より手前を釣ることは禁止されているはずです。
池によっては浮き下規定が設けられています。宙釣りが出来る池で一番多い規定が、浮きからオモリまでの1m規定でしょうか。カッツケ禁止とするより、極端な浅い棚を釣ることを禁止するためでしょう。
しかしここに付け加えられるのが、浮きのトップが沈んでからの当たりを取ることです。胴が見えている間の当たりを取るのは禁止ですが、浅い棚を釣っていると、余計にヘラブナは上ずりますので、早当たりが出るのは当たり前ですが、それを合わせるのはダメだってことです。だったら浅棚釣りそのものを禁止すべきだと思うのですが・・・。
また向こう合わせも禁止です。禁止したところで食って走るのですから、釣れてはしまうのですが、その時に釣れたヘラブナはカウントしてはいけないとのことです。釣ったのではなくて釣れたはダメだって事ですが、だったら食い上げも釣ったではなくて釣れたではないでしょうか。始めに食った当たりを見逃して、ヘラブナの動きに合わせて浮きが上がっただけですから、釣ったではなく釣れたのはずです。食い上げの極端な行為が食って走り、向こう合わせの状態に何るはずです。
また水中でヘラブナを玉に入れることは禁止されています。これも口掛かりを確認するためでしょう。つまりスレ取り禁止ってことですが、スレの場合に口を水面に出す事は出来ませんので、ある意味正解の方法ではあるのですが、アッパーや口の近くに針の掛かりすると、口を水面上に出すことは出来てしまいます。ここのところは微妙なところですから、一種の紳士協定の範囲になるのかも知れません。
私はしたことがないので方法が解らないのですが、聞き合わせ禁止です。穂先で当たりが取れるそうですが、そんなことが可能なんでしょうか。当たりがなく餌を打ち替えよと、竿を上げると釣れていたことは、過去に何度か経験していますが、聞き合わせではないので・・・この場合もアウトなんでしょうか。
浮きは浮き止めを使用して止めるのが普通のことですが、この浮き止めの間隔を広げる行為は禁止されていて、いわゆる誘導式で止めている事になります。ただ誘導式でも1㎝以内は良いとの規定があります。つまり広く間隔を開けた誘導式は禁止行為となっていますが、浮き止めの間隔を広げることで、いったい何がどのように違ってくるのでしょう。当たりが取りにくいだけと思ってしまうのですが、有効に働くのはどういうことなのでしょう。
連続シャクリ釣り禁止もあります。誘いを続ける事でしょうが、こんな釣り方をするのも、数釣り至上主義からの行為ではないのでしょうか。何がなでも数を釣りたいとの思いが、誘い続けで食い気を煽るのでしょう。
ヘラブナ釣りは紳士的で、大人の釣りでありたいと思うのですが、この禁止行為を見ていますと、何となく醜い争いをしている・・・そう思えてしまいます。これらを禁止するということは、それをする人がいるって事でしょうから、、、残念なことですね。
しかし釣り堀で禁止されている行為は、反対にいうと釣果を上げるには有効とも解釈できます。ということはギリギリの範囲であれば、許されて尚且つ釣果が得られる理屈になります。
といってどれを参考にすると釣果が上がるのでしょうね。何か試せることはあるのでしょうか。