両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会と個人の記録であり個人的感想です。

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 ヘラブナ釣り 50枚の壁

 このブログを書き出したしていた頃は、如何にして50枚をコンスタントに釣り上げるか。如何にして大助サイズを釣り上げるかに腐心していました。大助は時の運だとしても、枚数については腕次第と、アレコレと迷いながらも試しては答えを見つけ、これが正解と思ってはまた挫折を繰り返していました。


 ところがこのところ全く50枚に届かなくなってしまったのです。これはいったいどうしたことでしょう。やはり釣技としての腕ではなくて、釣り堀の恩恵による50枚だったのではと改めて思うのです。


 50枚がコンスタントに釣れていた時期は、それこそ面白いように当たりが出ては、次々と釣り上げる事が出来ていたのです。それがこのところ食い当たりを出すこと自体が難しいのです。


 やはり釣り堀の放流量が減ってしまった結果ではないかと思うのです。それもある意味仕方のないことで、釣り人そのものが見る影もないほど減っているので、当然釣り堀も営業として成り立てるためには、資金を出来るだけ切り詰めたいのは当たり前で、釣り人が減れば収入は減るのですから、赤字を出してまで放流量を増やす必要は全くないはずです。


 ただこれは一種の客が減ったパチンコ屋さんの考え方で、客が減れば出玉を減らすし、出玉が減るのですから客足も遠ざかるのが常でですから、悪循環となって自らが首を絞めて倒産となっていきます。


 釣り堀も釣れないからと釣り客は足が遠のき、余計に売上が落ちるのですから放流量も減ってしまいます。そうなるとまた釣れないとなり・・・。


 出来るだけ釣り人も釣れないからと足を遠ざけるのではなくて、共存共栄のためにも足繁く通って、放流量を確保することで、また大いに楽しませていただく。そんな考え方をすべきではないでしょうか。


 とはいえ釣れないのに通いたいとは思いませんから、お金の掛からないサービスをするのも1つの手だと思うのです。釣り堀の池主が商売人になりきっていただくことで、客を呼び戻す努力をしていただけるのですが、商売人でもなくまた釣りもされない池主となると、なかなか釣り人の心理も理解していただけないのですから、難しい運営となってしまうような気もします。


 と・・・何となく分かったようなことを書いていますが、なんのことはなく自分の腕が落ちただけってのが正解かもしれません。(T_T)。。。


 釣り人の心理なんていい加減なもので、釣れすぎると面白くなく、釣果が悪いと自分の腕ではなくて池のせいにして、ジャミ当たりが多いと嫌になり、ジャミ当たりすら出ないとまた嫌になり、なんでも程々の釣果に対してたまに大助が釣れる。そんな状態を望んでいるような気もします。


 なんと身勝手なことでしょうね。これもまた釣り人心理というものでしょうが、大人の釣りとしては、難しいほど面白いといいながらも、難しすぎると嫌になるのですから、大人の釣りといいながらも、中身はずっと子供のままって事です(笑)。


 大阪にある釣り堀は、昔の本釣りの雰囲気を残していますので、一種の博打的要素を取り入れて釣り人を確保されています。それが良いかどうかは別ですが、釣り人の欲を上手く利用した方法ではあると思いますが、大助サイズを釣り上げて検寸に行くと、それを他の釣り人が目で追うのですから、誇らしいような恥ずかしいような・・・どちらかというと浅ましいと・・・・。


 まぁ我が天釣会の大会は、メーカー主催の大会のように名誉は全くありませんが、競争心を煽るような小大会をしているのですから、人のことは批判できません。でも競争心はチョットした張り合いになるのも間違いのないことです。


 その昔は単独釣行をしていたものですが、今は単独では面白くないと感じています。張り合いのある仲間がいて、その中で多数の釣果を上げることが出来たとすると、何となく自己満足が得られるのですから、私自身が浅ましいってことでしょう・・・。


 しかし50枚の壁は大きく立ちはだかっています。