両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会の記録
及び個人の記録と感想です。

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 ヘラブナ釣り ヘラブナは味を感じるのか

管理人

 人はバニラ臭を嗅ぐと甘さを感じます。それはバニラ臭のする甘いものを食べた経験によるもので、バニラアイス・バニラクリームなど、甘みを感じる食べ物に添加されています。


 ではヘラブナはどのように感じているかですが、ヘラブナ釣り用の餌にバニラ臭を添加されているものがありますが、ヘラブナにとってはバニラアイスを食べたこともありませんので、甘みを感じることはないのです。


 同じようにガーリック臭も、人はガーリック臭のある食べ物を食べたことがある事から、美味しい匂いと感じることが出来ます。餃子やキムチやポテトチップなど身近な食品に添加されていますので、豊富な経験から匂い=味覚として捉えてしまいます。


 同じようにウナギの蒲焼きのにおい、焼き肉の匂いも食欲が湧く匂いとして、誰もが感じる匂いではないでしょうか。


 良く風邪を引くと味がわからないといいますが、実は風邪によって味が飛ぶのではなくて匂いを感じないのです。匂いが感じないがために味がわからないとなります。例えばミカンを食べても、ミカン臭が嗅げないので味がしないと感じているだけで、酸味や甘味は感じることが出来るのです。


 ということはバニラ臭やガーリック臭を、ヘラブナはどのように感じているかですが、実は全く無視しています。これは実験をしたことがあるのですが、うどんにバニラエッセンスを振り掛けたもの、ガーリックパウダーを振り掛けたもの、それぞれ前日からうどんにな浸透させるようにしていたのですが、無臭のうどんとどれほどの違いがあるかです。


 結論的には反応の違いはなかったのです。反対に無臭の方が反応が良かったくらいで、結論的に全く効果がなかったので、それ以降は2度と匂いを添加させることはしていません。


 実はこの方法をまぶし粉であるペレットでも実験したことがあります。ペレットを水に溶き、そこにうどんを浸して浸透させるのですが、結果このうどんも良くなかったのです。ペレットの匂いには集魚効果があると思っていたのですが、どうも違っていたようです。


 セット釣りでサナギに浸け込んだサナ感が使われますが、セット釣りは誤食ですから、サナギの効果はどれほどあるのか甚だ疑問です。単に紛らわせれば良いのですから、目立たないようにするだけで良いとすると、うどんをコーラに浸けた方が良いのではと思ったりします。


 このサナギについては、マルキューが実験しているのですが、水の入っているフラスコにサナギを入れて沸騰させます。沸騰した蒸気を集めると、サナギの匂い成分を取り出すことが出来るのですが、その匂いのする水を染み込ませた物質の入っている容器と、煮た後のサナギ粉を容器に入れたものをそれどれ水中に吊すと、ヘラブナは匂いを取りだしたサナギ粉に集まったのです。ということはサナギ臭はヘラブナにとって意味をなさない事が解ります
無視出来るものとなります。


 ペレット臭を染み込ませたうどんが無反応だったのも、同じ利用からではないかと思うのです。


 ということは水溶性の物質ではない・・・となるのですが、それではサナギの容器に集まる事が説明できません。ということはサナギに残っているタンパク質に引き寄せられたのではと解釈が出来ます。
 これは先の実験で示したように、うどんに浸みこませたペレット臭より、ペレットに附着させた固形のタンパク質が重要ではとなるのです。


 あっ、今回はヘラブナは味覚を感じるかどうかですが、魚の舌にも味蕾がある事が解っていますのです。農林水産省によると、味蕾だけでなく体表でも感じるとのことですが、基本はアミノ酸を感じるとされています。
 つまり先のサナギやペレットについても臭ではなくて、サナギやペレットに含まれているアミノ酸に反応したのではと思えるのです。


 魚の感覚器官として鼻がとても優秀ですから、アミノ酸臭をかぐ能力は人の1万倍以上とされています。1万倍がどの程度優秀なのかは解りませんが、50mプールに数滴落とすだけでも解るとされています。


 鮭が母川回帰するのも、川によるアミノ酸の違いを嗅ぎ分けて、母川に戻ることが出来るとされているのです。広大な海に出てそこに流れ込んでくる川の水を嗅ぎ分けているのですから、とんでもない能力があることがわかります。


 そこでアミノ酸の薦めをこのブログでも紹介したことがあります。


 実は今回取り上げた味覚については、甘味を感じるかどうかです。少し脱線しますが、最近食レポで塩味(えんみ)と表現するのをよく聞きます。とても気持ち悪いのですが、どうして「しおあじ」と表現出来ないのでしょう。そのくせ甘味(あまみ)を「かんみ」とは言わないのですから、いつしか「かんみ」と言うことになるのでしょうか。


 もっというと「見える化」とはなんぞやです。昔から「可視化」という日本語があるのにです。都知事ですら見える化なんていうのですから、世も末というか・・・。日本語は時代と共に変化しているのですが、若者言葉が常用語となる日も近いのかも知れません。


 脱線しましたが、甘味もどの程度感じるかは解りませんが、一頃砂糖などを入れてうどんを煮たこともあるのではと思いますが、簡単には煮ないで保存にオリゴ糖を使えば良いだけですが、もっと手軽に甘味を着けるにはスクラロースがあります。


 このスクラロースは砂糖のなんと600倍の甘味があるのです。そのため極々少量のスクラロースを添加してうどんを作るだけで、それはそれは強烈な甘さを感じることが出来るのです。


 甘味料としてエリスリトールが有名ですが、砂糖の70%程度の甘味しか感じないのです。市販されているカロリーゼロの甘味料は、このエリスリトールにスクラロースを添加する事で、砂糖の3倍の甘さになるように調整されているのです。


 このカロリーゼロはなかなか高価ですから、簡単釣り餌には使えませんが、スクラロースは極々少量しか使いませんので、とても低価格になりますので餌作りには最適。


 ただ甘味を付ける事で釣果が良いかは、まだエビデンスが確立されていません。これから探っていきたい物質として紹介しました。
 勿論うどんに練り込むだけでなく、団子餌に添加するのも方法としてあります。極少量ですから団子餌の性質も変える事なくブレンド出来ます。


 ただ甘味を感じたとしても、食べる事で解るのですから、集魚効果や当たりが多くなるかどうかは・・・取り敢えず実験してみる価値はあると思うのです。

ヘラブナ釣り愛好会 天釣会

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