両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 今年も楽しい釣りを続けるために

 新年の釣りとしては、上手くスタートダッシュが決められたでしょうか。1月も20日を過ぎましたので、日常モードに完全化に移行していると思います。


 このところ新製品を4つ取り上げましたが、新しい竿や新しい餌を使う場合、何となくウキウキしてきますよね。竿に関してはボーズ竿にならないように、取り敢えず1枚は釣り上げたいし、餌は爆釣を演じたいと思うのです。たったそれだけで有頂天になるのですから、釣り人なんて単純なものです(笑)。


 関西人の私たちの感覚としては、釣果が良いのは勿論のことですが、サイズを重視していますので、仮に小型ばかり20枚釣れるより、10枚の釣果でも1枚の大助が混じる方が嬉しく、極端な感覚の持ち主は、1日1枚の釣果でも良いので大助を釣りたいとの感想を述べられます。


 冬期のそれも極端に水温が下がる時期は、やはり小型サイズほど動きが鈍くなり、釣れると大助なんて事もあるのですが、釣れる絶対数が減る時期ですから、如何に1回の当たりを的確に合わせる事が出来るかどうか。それに尽きるような気がしています。


 その当たりを的確に合わせるためには、浮きの動きから的確な食い当たりを読み取る必要があります。そういう意味では、私の薦めていた敏感浮きより、鈍感浮きの方が良いかもしれませんが、敏感浮きでは10回の当たりが出るとして、鈍感浮きでは2回程度だとすると、やはり敏感浮きを使って、少なくとも浮きが動く事で、生命反応が確認出来るようにしたいと思うのです。


 浮きがじーーっとしていて、それこそ浮きの見本市の様相では、竿を持つ手にもチカラが抜けてしまい、それこそ寒風吹きすさぶ中ですから、もう帰りたいと思ってしまいます。事実もう無理!と早仕舞いしたこともあります。


 新年からつまらない釣りを続けるよりは、楽しいと思えるヘラブナ釣りにしたいのです。そのためにはいつものように朝早く出かける必要はなく、それこそ太陽がしっかりと昇り、陽に当たると温かいと感じる9時頃池に到着し、ゆっくりと準備をしながら温かいコーヒーを飲む。


 やおら釣り出して当たりが出なかったとしても、ランチの時間を迎えて温かい弁当や温かいお茶を飲み、リラックスしてから再度竿を出す。


 心のゆとりが釣果に繋がるのではと思ったりしますが、当然内心では闘志を燃えに燃やしています(笑)。1枚でも多く釣ってやろう。どうすれば当たりが出るのだろう、どうすれば釣れるのだろうと考え続けていますので、帰宅して暖かいコタツに入ると、ドッと疲れが出てきてうたた寝するなんて事もあります。


 しかしそのユッタリとした雰囲気も必要なことと思うのです。


 じつは長生きの秘訣は精神的ゆとりにあります。現代人はストレスに悩まされ続けていますが、なにも趣味の釣りでストレスを抱える必要はないのです。
 そういう意味からも釣れて良し釣れなくて良しの境地に早く入るべきだと思うのですが、まだまだ生臭い私としては、竿を出すだけで気持ち良いなんて境地には到底入れないのであります。


 そこでもう一つ。ポジティブな感覚を持つことです。ポジティブにものを考えられると、免疫力が高まるとの研究もあります。今日が駄目でも次がある!次の釣行時には大助を釣り上げられると、前向きな考え方をすれば良いのです。


 それこそ次回の釣行時に使用する餌の準備段階から、この餌なら大助が釣れる!!と思うだけでも良いはずです。針を結ぶとき、仕掛けの準備をするとき、常に前向きに考える事です。


 次の釣行でもまたボーズだったらどうしようなんてことは、片隅でも考えないことです。次は勝つ!次は大助!と内心燃やすことも大いに活気づけられます。


 そうそう見た目に年より若く見える。これはとても重要なポイントです。長生きされている方は、間違いなく年より若く見えます。なにも若作りしろとはいいませんが、ファッションも若さ溢れるものを選ぶ、その精神が重要だと思うのです。


 歳だからとか歳を言い訳にすると、間違いなく老け込んでしまいます。新しい竿を買うにも、あと何年使えるだろうなんて思うのではなく、新しい竿を持つことはとても重要で、子供に新しいおもちゃを与えると、生き生きとして遊ぶ様子が窺えますが、時間と共に飽きていきます。


 大人だって同じ事で、新しい竿を持つと生き生きとしてきますが、何十年も使い続けている竿を使っても、なんらときめきは感じないのです。我が天釣会の最長老は、見る度に新しい竿を持たれています。
 お金持ちだってことを別として、新しい竿を持ちたいとも思いそのものが若々しさの現れだと思うのです。


 終活ばかりするのではなくて、あの竿を使って見たいと思うのも、良いことだと思うのであります。


 ん?コソッと新しい竿を買う言い訳にしているのではって?


 ・・・・・・。ご明察(笑)