ヘラブナ釣り 釣れない原因は何だろう
先日岩田池で月例会を開催しました。その前日にも試し釣りに行っていたので、池の様子はある程度わかっていたのですが、その結果が例会日には如実に表れたのです。
実は前日の釣行では、大会の指定釣り座に入り試し釣りをしました。その結果はとんでもなく渋い状況で、当たりどころか触りすら出なかったのです。浮きの周りにもヘラブナの姿は見えません。足下に寄ってくる与太ベラも全く見かけないのです。
試し釣り結果は全くのボーズでした。触りすら出ないのですから釣れなくて当たり前です。私は北桟橋の西側の釣り座で南向きに竿を出していました。その日に来られていた他の釣り客は、3人で中桟橋から北向きに入られています。そしてもう2人は南桟橋に入られて、北向きに竿を出しておられました。総勢7人です。
私は全く当たりが出せてなかったのですが、中桟橋の釣り人は2枚か3枚程度は釣り上げていますが、当たりが出ないと嘆かれています。
南桟橋の西橋の方はボーズだった様子で、途中から中桟橋の西側で北向きに移動されましたが、やはり当たりが出ない様子です。
唯一南桟橋の中程に入った方が数枚釣り上げていました。お話を聞いているときにも当たりが出て釣り上げられていますので、それなりに当たりも出ている様子です。
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中桟橋の3名の内1人の方が中桟橋から南向きに竿を出し直されます。位置は中桟橋の東端です。その向きに変わってからは調子よく釣られていましたので、池を二等分した南側で、尚且つ東側のポイントが良く釣れる様子です。
大会の結果も同じような結果で、南桟橋の東寄りほど釣果が良く、南桟橋でも西側は釣果が悪い様子。
中桟橋の東側で北向きは釣果が悪く、北向きの西側は午前中は釣果が悪く、午後になって当たりが出だした様子でした。
北桟橋では朝の一時は良かったようですが、昼に近づき午後からは当たりが出なくなってしまったのです。
南高北低であり東高西低の様子が如実に表れ、南桟橋は東側から中程まで、中桟橋は午前中アウトで午後から西側だけが良くなった様子です。北桟橋は東側から中程までであり、中尺の12尺以上が良く、短竿は全滅状態で数枚の釣果です。
ポイントによってこんな差が出るのは初めてのことです。釣り方や餌の状態など、色々とは考えられるのですが、今回3列に分かれて入ったのですが、1列に6人から10人入って、釣果の差が如実に表れたのです。
これはいったいどうした事が原因なんでしょうね。
急な水温低下もあるでしょうが、北風による水流による影響でしょうか。いったい池で何が起きていたのでしょう。確かに最近ヘラブナが良く死んでいます。多分1ヶ月で200枚は恋うているでしょう。
虫の影響だとすると、池全体で釣れなくなっているはずですが、ポイントによってはそれなりの釣果が出ていたのですから、イメージとしては良い方で40枚余りで、悪い方は1枚程度と、その差はとんでもなくあったのです。
最終的な原因は残念ながら解明する事は出来ませんが、釣り座による差が起きるのであれば、池全体での成績の差ではなくて、メーカーの大会のように、1列ごとの釣果で優劣を決めるべきですが、準決勝から決勝と続く大会年違い、1日だけの当日の一発勝負ですから、そうれも出来ないんですよねぇ。どうしましょう!!
やはり昔からの口伝では、風に向き合った釣り座が良く釣れるといわれていました。野池では向かい風ほど水が濁り、追い風ほど澄んだ水になるので、警戒だけでなく餌となるものも影響するのでしょう。
これからは北風が吹き出しますので、寒さ対策もあって南を向いた釣り座に入りますが、背中側から風を受けますので追い風になります。釣り堀で過去の経験ではその釣り座でも遜色なく釣れていたのですが、今回の事例からは寒くても北向きの釣り座に入る方が良いのではと・・・。でも体感温度はとんでもなく違うんですよねぇ。
取り敢えず大会での釣り座は事前抽選の結果でもありますので、運不運も影響するのは間違いなく、運も実力の内ってことでしょうね。
天は我を見放したか!!な~んてことはないように精進しましょう。
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