両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ああまだ早かった!

 今年のお夏はとても長く感じましたが、気象庁の規定では9月から11月が秋となっていますが、9月も終わろうとしているこの時期でも、昼間は30度と朝夕は涼しくなったとしてもまだまだ夏の感覚です。そして12月から2月までが冬、3月から5月までが春、6月から8月が夏です。


 習慣的感覚はまた違っていて、正月は新春と表現しますので、実際のところ冬だとしても春の扱いですが、反対に3月の梅より4月の桜が咲くと、やっと春が来たと感じます。


 天文学的には二至二分で分類します。二至は夏至と冬至で二分は春分と秋分で、春を表す春分は3月20日過ぎです。


 節季としては24節季の内の立春・立夏・立秋・立冬となりますが、実はこの立春や立冬も国立天文台の観測になって決まります。そのため毎年同じ日ではないのですが、だいたい2月3日前後です。2月3日は厳寒期の真っ只中ですから、まだまだ春とは感じないですよね。


 最近は春と秋が短くなったように感じますが、それも気象庁によって大きく暖候期・寒候期にわけられていて、4月から9月暖候期で10月から3月が寒候期となり、まさに四季ではなく二季と表現出来ます。


 今年は特にその季節が、感覚的なところからズレているのではと思うのですが、今年は特に10月でも例年より暑い日が続くとか、それが11月になると一気に寒くなり、12月は例年通りの寒さが来るようです。


 9月末になると金木犀が咲いても良い頃ですが、昨年同様時期がづれて咲くような気がします。季節を感じる花が咲く時期で、季節のずれも感じますが、同時にその花の咲くことで、水中の中の状態も何となく理解しています。


 その感覚的なものではなく、9月も末になったのだからと、ヘラブナの食い気などにも変化が現れるだろうと思い、先日秋モードの浮きに交換をしていたのですが、まだまだ水温が高いようで、アッという間にヘラブナが集まる様子を見て、まだ浮き交換は早かったようで、少々の工夫では追いつかないようになっていました。


 実は浮きを交換する前の釣行で、いつもなら良い当たりを返してくれる池だったのですが、朝から一向に当たりが出ず、皆さんの釣果も思わしくなかったのです。それこそ色々な工夫を試みたのですが、全くといって効果が現れなかったんです。その日は敏感浮きを持ち込んでいませんでしたので、餌の工夫や尺数の変更など、その場で出来る対応を試みたのですが答えが見つからず、午後になってやっとある程度の釣果が得られるようになったのです。


 午後になって釣果が良くなるのは、水温が上がったためだろうと解釈をしてしまったのが運の尽き。そこで池の中は既に秋が始まっているのかと、敏感な浮きに変更していたのです。そうすると・・・全く釣りにならなかったのです。


 水温が下がると小当たりを取りやすいように、敏感浮きに変更をするのですが、今回は早過ぎたようで、早とちりするとろくな事がありませんが、否応なしに年を取り続けていますと、身についてしまった習性というか思い込みが邪魔をしてしまいます。


 もっと素直な気持ちで対応すべきでした。やはり人は謙虚さを忘れるとバカをみてしまいます。


 しかし急に朝晩が冷えてきましたが、日中はまだまだ暑く30度を超えています。その昔は30度を超えるのは真夏だったはずですが、今は40度ですから10度も違っています。ただこのところ地球温暖化と騒いでいますが、産業革命の時代から平均気温は1.1度の上昇している程度のようです。


 また温暖化に対して人が関与しているのは、かなり多いとの報告もあるようですが、二酸化炭素取引が行われるのを見ると、どこかのシンジケートが暗躍していそうです。